◆つかず離れずの適温コミュニケーション | 児玉千恵子アーカイヴ

児玉千恵子アーカイヴ

わが国に「既製服のフィッター」を誕生させたパイオニアとして知られ
VMD改善実地指導で売れるCS空間を創る「売場の庭師」とも呼ばれている
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 昔も今も、現場スタッフが努力している「顧客づくり」「心のつなぎ止め」「固定客化させる」という三大使命は、経営戦略の一環として構築させると、行き着くのが「CRM=(Customer Relationship Management)」システムとなる。
講演風景/東京ビッグサイト  不特定多数の一般客よりも、企業の特定顧客との絆(きずな)をもっと深めていき繰り返し購入していただくことを、営業戦略として実現させることが、CRMの「理念・戦略・戦術」だが、スムーズに実現できている企業は多くないだろう。
 ずっと以前から、新規客を開拓することは「顧客を維持することよりも大変だ」と言われてきた。

 一方では、各種の小売り業のキーマンや経営士会(販売部会)の先輩たちからも、いわゆる「2:8」の法則…「上位20%の優良顧客が、売り上げの80%を占める」という考え方について伝え聞いてきた。
 同じような考え方が、CRMの論法にも組み込まれている。しかし実情は、昨今の市況を見れば厳しいものがある。
 市場を取り巻く環境は、例えば、六本木地区に続く、東京駅や銀座・有楽町界隈の出店ラッシュ、副都心線の開通などと予想以上にスピーディに変化する

 市場のマクロな動向や「経営戦略」を理解しながら、現場スタッフが為すべきことは、お客さまとの、つかず離れずの適温な「コミュニケーション」を、今までと同様に保つことであろう。
 お客さまにご満足いただける「お役立ち情報」は、常に蓄えておくと良いだろう。
 90年代の前半に盛んだった「CSM(顧客満足度経営)」と、昨今ブームの「CRM」とは、共通項はあるが対極からなる経営手法だ。
 今後も「CS=顧客満足」「VMD=愛のサイレントメッセージ」「パフォーマンス=価値訴求・伝達」という三大心得は、充分活きるだろう!
〔PHOTO:DOMINANT LIMITED〕

「ストアーズレポート」連載「百貨店プロセールス資格制度」より抜粋加筆

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