もしFAが、メジャーは「お直し箇所の値を計るための小道具」という意識だとしたら、「接客販売のプロ」にはほど遠いであろう。実務でも審査に臨むときでも、信頼していただけるサイズ選びは、まずは、お客さまのボディサイズ「=実寸=ヌードサイズ…バスト(メンズはチェスト)・ウェスト・ヒップ・首まわり・裄丈・肩幅」を、いかに正確に承れるかが、本来はプロとしての第一ハードル。
「9号と11号の、どちらを購入したらよいか?」と迷われている場合、アイテムごとの特性やデザインに見合った、適正量の「ゆとり=ゆるみ」をきちんと伝えられるか否かは、「購買決定」につながるプロとしてのキーファクターとなる。
メジャーは、ボディサイズと「服の仕上がりサイズ」との兼ね合いを、ビジュアルに伝えられる「CSツール」なのである。
売場や扱い商品によっては、「サイズ調整」や「お直し」なしのケースもないわけではない。が、メジャーを上手に使えるスタッフは、総体的に、フィッティングアドバイザーとしての技能力も優れている。
また、正確な「サイズカルテ」を作成することができたら、集客やファンづくりを目ざした「販促ツール」として大いに役立つから、シーズンレターやフォローDMに添えてみよう。
〔PHOTO:DOMINANT LIMITED〕
「月刊ストアーズレポート」百貨店プロセールス資格制度・フィッティングアドバイザーより
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