気がついたらあたりは暗くなり、母親は夕飯の支度をしていた。


起きてからいままで何をしていたのかわからない。夕べから手元に置いてある夏休みの宿題もまだ手につけていない。今から急いでやったとしても間に合う量ではない・・・

漫画を読んでいるとあっという間に時間が過ぎてしまうことがある・・・以前餓狼伝を一気に15冊くらい買って読んでいたときはいつのまにか朝になっていた。睡眠時間を確保できずに学校に行ったこともあった。そういうことも考え、無意識のうちに漫画を読んでしまったのかもしれないと僕は考えた。

僕は漫画を読むときはかならずと言っていいほどふとんの上に横になって読みふける。そしてそのまま寝てしまうこともしばしば。ということで枕の周辺をさぐってみたが・・・何もない。マンガの並び方も起きたときのままだ。漫画を読んでいて時間が過ぎてしまったとは考えにくい。

さらに周りを見回すとパソコンがつけてあった。眠っていたとしてもパソコンをつけっぱなしにしておくことはほとんどなく、すぐ起動できるようにスタンバイにしておく場合が多い。そのため、眠っていたという線も薄い。

携帯を見てみた。長文のメールなどをしていると、並べられている文字列がだんだん僕を眠りの中に陥れるということがあって、うとうとしながらメールを打つ場合があるが、今日は長文を打つような人(つまり女子)からはメール来ていない。というより最近女子の誰ともメールをしていない。というよりも男からもメールマガジンも来ていない。携帯に対する破壊衝動にかられたが、いくつかエロ動画が入っていることを思い出し、踏みとどまった。話はずれたが、うとうともしていない。

さらに見回すとティッシュの塊を発見した。まさかと思い、匂いをかいでみた。男の子の匂いがします><。間違いない、自己処理をした時のティッシュだ。周りに包まっているティッシュをはぎとってみると、なんだか中のほうはまだ湿っていた。新しい・・・ココからヒントを得た僕は、いつもエロ動画をみる動画再生ソフト、リアルプレイヤーを開いた。まだ先ほど使った動画のタイトルが残っているかもしれない・・・

「新人×ギリギリモザイク 新人ギリギリモザイク ○原×い」

決まりだ!謎はすべて解決した!


僕は自己処理をしたあと、「人は何故戦争なんてするのだろうか・・・」状態に陥りあまりの気分のよさと後味の悪さが混沌とするなかそのまま放心状態になって、ハッと我に返ったときには日が沈んでいたということだ!

処理途中の記憶もないのはそれがあまりにも日常的になりすぎたからだと考えられる。夏休み中は部活以外特に何もすることがなかった僕は、休み中処理頻度が普段に比べてあがってしまった。「アレ?今日僕歯磨きしたっけ?」という感覚と同じような生活イベントになってしまったためだと考えられる。


夏休み終盤になってこんな大胆な一日の使い方。オイマジコレヤベーって。orz
今年の夏、アナタは何をしましたか?


海に行ったり、プールに行ったり、山に行ったり、祭りに行ったり、はたまた都会に出てきてちょっと東京っぽい格好をして自分が田舎者だということを隠したり、そうでなかったり、恋に落ちたり、恋におぼれたり、夏というのは他の季節に比べると色鮮やかなイメージがありますが、どんなことであっても大切な思い出として心に残るはずです。

僕はこの夏、まぁ特にやることもなく部活の出席率の以上の高さを誇っていましたが、そのほかにパソコンとか漫画とかそんな青春って感じがしないものばかりに目がいき、財布は薄っぺらくなる一方でした。

何かを忘れてる・・・そう思った僕は自分の部屋を見回した。ほこりのかぶった釣竿ケース。そうだ、釣りに行こう。いつもの場所ではなく、ちょっぴり遠くて都会を感じさせないような、そんな釣り場に・・・

僕は必要最低限の荷物をかばんに詰めて、愛車を一生懸命こいで向かった。どこに向かっているかというと、自分でもわからない。ただ、こんなほこりくさい都会から抜け出した、ちょっぴり田舎っぽいところへ向かっていた。

途中ゲームセンターを見つけた。もともと僕はゲームセンターに興味はなく、全く行く気はなかったけど、休憩がてら入り口を覗いてみると暇をもてあましていた中学生が格闘ゲームか何かで遊んでいる。100年前の夏にはこんな風景はありえない。昔といえば写真などで見る白黒なイメージだけど、夏は今より暑かったんだろうなと思う。温暖化で実際は現在のほうが暑いけど、人間的に暑かったのだろう。それに比べて最近の中学生は冷めている。そんなことを思いながらも、足の疲れを癒し、さらに田舎に向かった。

そのまま止まらずに進んでいくと、目の前に大きな川がひろがった。いつのも川だけど、少し上流のにぼるだけでこんなに風景が違うとは思っても見なかった。僕はここで竿をおろす事にした。

僕はルアーなどの外国産の釣り方ではなく、古きよき時代の日本から伝わる普通のえさ釣りをはじめた。あんなあわただしい釣り方なんて僕は嫌いだった。のんびりしながら魚を待つ、そういうスタイルがマイペースな僕は大好きだった。

途中よった釣具屋で1パック80円で売っていたサシと呼ばれる餌を買った。白くてうねうねしていて最初は慣れないと針につけるのにかなり抵抗があるけど、慣れてしまえばなんてことない。ただ、何日もほっとくと全部ハエになってしまうからびっくりだ。

とうぶん来る気配がなかったので、横になって待つことに。日光も排気ガスが少ないせいか、いつもより厳しい気がしたので真っ白なタオルで顔を覆っていた。風も心地よく、いつの間にか眠りについていた。

起きたころには少し肌寒くなるほど暗くなっており、ハッとして僕は急いで道具を片付ける。針には餌だけをとられてようで何もかかっておらず、使わなかった餌は川にまいて魚に与えた。よし、帰ろう。また母親に怒られてしまう。と思ってペダルに力をこめた瞬間、ドーンという音とともに光が打ちあがった。

花火だ。

割と近くでやっていたけど、川の対岸のほうでやっていたためその美しい光の花は川面に鏡のように映っていた。きれいだった。僕は最後まで見ていたい衝動に駆られたけど、そこは大人の我慢を見せつけ帰路に着くことに。

背中で感じる大きな光と音は、僕に夏の終わりを告げていた。
・わざと本を折り曲げて安い値段にして帰りに買っていく

・本に興味がない

・マンガが嫌い

・大きな声を出すのを恥ずかしがって逆に目立っちゃう

・自動ドアの音がしたらいらっしゃいませを言えとインプットされており、店を出た
のにいらっしゃいませと言われる

・立ち読みやめてくれません?って言ってくる

・「さわったね!指紋ついたから買うんだからな!」小学生みたいな

・名前とか気にしないで本棚に入れていく

・立ち読みしてるのに本棚の下の引き出しをだまって開けてきてですね、すねにガツンと・・・

・本の間のにおいをかいでる

・いつもアダルトコーナーをうろうろしてる

・「ブックオフ会員カード、100円でお作りできますけど。」と毎回のように言ってくる

・客の立ち読みしているものを覗く

・買取が明らかにケチだ

・デスノートを一冊10円で買い取る

・出張買取した本を道路にこぼしてる

・いらっしゃいませの発音を凝って言っている