電車で目的地に向かっている途中、ニーソックスを履いた女子高生が乗り込んできました。

光化学スモッグが日常茶飯事になっている環境的な問題を抱えた東京も、捨てたモンじゃないなと思ったひと時でした。
新学期です。


みんな宿題終わって無いとか、夏休み中何もして無いとか、彼女が出来たとか、初体験しちゃいました///とか、そんな約40日間の鬱憤を晴らすかのようにべちゃくりまくってました。僕は金を貸してだの、宿題見せてだの、みんな僕を頼らないでくれオーラを出しまくってたつもりが全く役に立たず、久々に見る女子高生の太ももの山に息子を立たせていました。

朝礼で校長先生のやけに長い話やら、生活指導の先生からのこれまたやけに長い話、生徒会会長のそれまたやたら長い話を立ちっぱなしで聞かされて足はずんずんと痛みを帯びていました。それを少しでも紛らわすために友達とのおしゃべりに集中しているのに先公どもは黙れだの、静かにしろだの、口を閉じろだの。なんなのお前ら、いつから最高権力者顔してるんだよ。生徒がどうしようが勝手だろ、みたいな反抗期の青少年の主張を僕の心中ではなんども叫び続けて、疲労しているぞハート、萌えつきるほどヒート(太ももを見て)してました。


その後掃除をし、下校。僕は部活があるのでそのまま部活へ行ったんですけど、突然の雨により中止になり、やることもないので学校内をプラプラ歩いていました。

そこにはダンス部が文化祭に向けて練習を繰り返していました。それにしてもこのダンス部、ノリノリである。しかし、このダンス部がここまで成長したのは、さまざまな障害を乗り越えてきたからだ。

ここは日本のウエストバージニア州・・・ではなく東京都。ここにとてもさかんなダンス部があると、世界中から注目を浴びていた。その中でもこちら、都立R高校はそのさかんな高校の中でもトップクラス、毎年何人かはダンス世界大会に出場するほどの実力の持ち主だった。しかし三年前、悲劇が起こった。

当時の部長はこう語る。
「まさかS美はあんな目に遭うなんて思ってもなかったのです。」

床が雨のため濡れていたため踊っていた部員、S美さんが足を滑らせて頭を強打してしまった!そのとき携帯電話を持ち歩いていた当時の部長はレスキュー隊へ電話をかけた。コレがそのときの実際の音声である。

部長「助けて!S美が!S美が!」

レスキュー「奥さん落ち着いて!まず状況を詳しく話してください!」

当時電話を受け持ったレスキュー隊
落合利信さん当時29歳
落合さん「あの時、奥さんを落ち着かせるのが最初にすべき事だと思いました。」

と述べているが、当時の部長は奥さんでもなんでもなかった。

その後S美さんは病院へ搬送された。一時は生死の境をさまよっていたため、緊急手術を行った。

3ヵ月後・・・そこには元気に踊るS美の姿が!

S美「あの時は本当、何が起こったか自分でもわからなかったわ。でも、部員のみんなや先生方、それにレスキューの人には大変感謝しています。」

練習熱心なのは結構だが、雨の日には十分足元に注意を払ってもらいたいものだ。(パチパチパチ・・・)


みたいなことを一人でモンモンと考えていてちょっと自分で笑いそうになったけど、それは我慢して、まるでイク寸前にここでイッたらもったいない!みたいな気分になるときくらい我慢して笑いをこらえてました。何この2学期初日!
夏休みも最終日ですね。


宿題の山を抱えた小学生が近くの図書館で友達と飲み食いしながら協力し合って終わらせようとするけど、結局騒ぐだけ騒いで閉館時間になってどうしよもなく絶望の表情を見せつつも図書館から出てきてみんなとさよならをする。宿題を早めに終わらせた子達は市民プールからその苦痛の表情を覗いて本当に早めにやっていて良かったと実感するような今日という日。8月31日。

小学生の頃の僕は夏休みが終わる三日前から枕を濡らしてましたね。学校が嫌いな子供だったので、あと三日で!あと三日で学校に行かなきゃいけないのかよ!毎日毎日朝早く起きてランドセルを背負って通学路を歩いていき学校に着いて教室に向かうと担任のわけのわからないあの笑顔があるというのに!それなのに行かなくちゃいけないのかよ!そしてそこから苦痛の六時間を過ごさなきゃいけないのかよ!それなら家で茶番で塗り固められて見ているだけで鳥肌の立ってくるキッズウォー見てたほうがいいわ!ってね。それくらいね。それに今ほど友達いなかったし。不安だったんだろうね。

今の僕だって不安だらけですよー。宿題が本当に終わるかっていう・・・

そして愛しのあの子が色気づいて彼氏とか作ってないかとかね。


そんな不安だらけだけど、そんななんとも言えない空気である8月31日。僕は病院へ行っていました。

そこには夏休みとか関係無しに、毎日をスローライフしているジジイやらババアばっかで、リハビリをみんな受けに来てるんだとか。なんか歳をとってくるとなんでしょう、シャイっていなくなるみたいで誰にでも話しかけるじゃないですか。自分を同じ病院に通っていてリハビリを受けているっていう共有できる部分さえあれば友達にもなれるじゃないですか。それなのに僕だけ明らかに高校生。浮いてる。そんな僕はフライデーを読んでいました。「えーちょっと何あの子。フライデーの真ん中のほうのエロいところ読んでるんじゃない?盛ってるわねー」っていう視線が受付からもリハビリ室からも感じられましたが気にせず読んでいました。

そしたらね、なんかお茶とかが入っているでっかいポットみたいなものがよく病院にあるじゃないですか。紙コップに入れて無料で飲めるやつ。まぁ昔の人はケチクサイというか、なんか欲張りな部分があるじゃないですか。それでリハビリに来てた足もちょっとフルフルとしているおばあちゃんがね紙コップいっぱいにお茶を入れてきたんですよ。あぶねーなー、見てらんないなーって思っていたら突然の地震!そのときテレビを見てなかったんだけど、多分震度3くらいでまぁまぁなサイズの。ちょうどね、そのおばあちゃんが僕が座っている前を通る瞬間でしたわ。ガタガターって来てね。そしたらおばあちゃんが慌てだしてお茶をちょっとこぼしちゃったんですよ。足元が濡れてて危ない!って思ったけど転ばずにすみました。


ただ、僕のズボンが犠牲にはなりました。そんな8月31日。アナタはどんな8月31日でしたか?