今年の夏、アナタは何をしましたか?
海に行ったり、プールに行ったり、山に行ったり、祭りに行ったり、はたまた都会に出てきてちょっと東京っぽい格好をして自分が田舎者だということを隠したり、そうでなかったり、恋に落ちたり、恋におぼれたり、夏というのは他の季節に比べると色鮮やかなイメージがありますが、どんなことであっても大切な思い出として心に残るはずです。
僕はこの夏、まぁ特にやることもなく部活の出席率の以上の高さを誇っていましたが、そのほかにパソコンとか漫画とかそんな青春って感じがしないものばかりに目がいき、財布は薄っぺらくなる一方でした。
何かを忘れてる・・・そう思った僕は自分の部屋を見回した。ほこりのかぶった釣竿ケース。そうだ、釣りに行こう。いつもの場所ではなく、ちょっぴり遠くて都会を感じさせないような、そんな釣り場に・・・
僕は必要最低限の荷物をかばんに詰めて、愛車を一生懸命こいで向かった。どこに向かっているかというと、自分でもわからない。ただ、こんなほこりくさい都会から抜け出した、ちょっぴり田舎っぽいところへ向かっていた。
途中ゲームセンターを見つけた。もともと僕はゲームセンターに興味はなく、全く行く気はなかったけど、休憩がてら入り口を覗いてみると暇をもてあましていた中学生が格闘ゲームか何かで遊んでいる。100年前の夏にはこんな風景はありえない。昔といえば写真などで見る白黒なイメージだけど、夏は今より暑かったんだろうなと思う。温暖化で実際は現在のほうが暑いけど、人間的に暑かったのだろう。それに比べて最近の中学生は冷めている。そんなことを思いながらも、足の疲れを癒し、さらに田舎に向かった。
そのまま止まらずに進んでいくと、目の前に大きな川がひろがった。いつのも川だけど、少し上流のにぼるだけでこんなに風景が違うとは思っても見なかった。僕はここで竿をおろす事にした。
僕はルアーなどの外国産の釣り方ではなく、古きよき時代の日本から伝わる普通のえさ釣りをはじめた。あんなあわただしい釣り方なんて僕は嫌いだった。のんびりしながら魚を待つ、そういうスタイルがマイペースな僕は大好きだった。
途中よった釣具屋で1パック80円で売っていたサシと呼ばれる餌を買った。白くてうねうねしていて最初は慣れないと針につけるのにかなり抵抗があるけど、慣れてしまえばなんてことない。ただ、何日もほっとくと全部ハエになってしまうからびっくりだ。
とうぶん来る気配がなかったので、横になって待つことに。日光も排気ガスが少ないせいか、いつもより厳しい気がしたので真っ白なタオルで顔を覆っていた。風も心地よく、いつの間にか眠りについていた。
起きたころには少し肌寒くなるほど暗くなっており、ハッとして僕は急いで道具を片付ける。針には餌だけをとられてようで何もかかっておらず、使わなかった餌は川にまいて魚に与えた。よし、帰ろう。また母親に怒られてしまう。と思ってペダルに力をこめた瞬間、ドーンという音とともに光が打ちあがった。
花火だ。
割と近くでやっていたけど、川の対岸のほうでやっていたためその美しい光の花は川面に鏡のように映っていた。きれいだった。僕は最後まで見ていたい衝動に駆られたけど、そこは大人の我慢を見せつけ帰路に着くことに。
背中で感じる大きな光と音は、僕に夏の終わりを告げていた。
海に行ったり、プールに行ったり、山に行ったり、祭りに行ったり、はたまた都会に出てきてちょっと東京っぽい格好をして自分が田舎者だということを隠したり、そうでなかったり、恋に落ちたり、恋におぼれたり、夏というのは他の季節に比べると色鮮やかなイメージがありますが、どんなことであっても大切な思い出として心に残るはずです。
僕はこの夏、まぁ特にやることもなく部活の出席率の以上の高さを誇っていましたが、そのほかにパソコンとか漫画とかそんな青春って感じがしないものばかりに目がいき、財布は薄っぺらくなる一方でした。
何かを忘れてる・・・そう思った僕は自分の部屋を見回した。ほこりのかぶった釣竿ケース。そうだ、釣りに行こう。いつもの場所ではなく、ちょっぴり遠くて都会を感じさせないような、そんな釣り場に・・・
僕は必要最低限の荷物をかばんに詰めて、愛車を一生懸命こいで向かった。どこに向かっているかというと、自分でもわからない。ただ、こんなほこりくさい都会から抜け出した、ちょっぴり田舎っぽいところへ向かっていた。
途中ゲームセンターを見つけた。もともと僕はゲームセンターに興味はなく、全く行く気はなかったけど、休憩がてら入り口を覗いてみると暇をもてあましていた中学生が格闘ゲームか何かで遊んでいる。100年前の夏にはこんな風景はありえない。昔といえば写真などで見る白黒なイメージだけど、夏は今より暑かったんだろうなと思う。温暖化で実際は現在のほうが暑いけど、人間的に暑かったのだろう。それに比べて最近の中学生は冷めている。そんなことを思いながらも、足の疲れを癒し、さらに田舎に向かった。
そのまま止まらずに進んでいくと、目の前に大きな川がひろがった。いつのも川だけど、少し上流のにぼるだけでこんなに風景が違うとは思っても見なかった。僕はここで竿をおろす事にした。
僕はルアーなどの外国産の釣り方ではなく、古きよき時代の日本から伝わる普通のえさ釣りをはじめた。あんなあわただしい釣り方なんて僕は嫌いだった。のんびりしながら魚を待つ、そういうスタイルがマイペースな僕は大好きだった。
途中よった釣具屋で1パック80円で売っていたサシと呼ばれる餌を買った。白くてうねうねしていて最初は慣れないと針につけるのにかなり抵抗があるけど、慣れてしまえばなんてことない。ただ、何日もほっとくと全部ハエになってしまうからびっくりだ。
とうぶん来る気配がなかったので、横になって待つことに。日光も排気ガスが少ないせいか、いつもより厳しい気がしたので真っ白なタオルで顔を覆っていた。風も心地よく、いつの間にか眠りについていた。
起きたころには少し肌寒くなるほど暗くなっており、ハッとして僕は急いで道具を片付ける。針には餌だけをとられてようで何もかかっておらず、使わなかった餌は川にまいて魚に与えた。よし、帰ろう。また母親に怒られてしまう。と思ってペダルに力をこめた瞬間、ドーンという音とともに光が打ちあがった。
花火だ。
割と近くでやっていたけど、川の対岸のほうでやっていたためその美しい光の花は川面に鏡のように映っていた。きれいだった。僕は最後まで見ていたい衝動に駆られたけど、そこは大人の我慢を見せつけ帰路に着くことに。
背中で感じる大きな光と音は、僕に夏の終わりを告げていた。