「母」としての理想と現実とのはざまで葛藤する3年前の私 | 【千葉・オンライン】 はじめのいっぽのブログ

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皆さん、こんにちは。
妊婦・助産師ドゥーラいし井です。

今回、特別「長い」ですよ^^
切ろうかと思うところがなかったもので…
お時間に余裕のある方、どうぞお読みください!

最近、FB上で「何年前の思い出を振り返ってみましょう」っていうのがあります。
3年前、の投稿がFB上で挙がってきたので何気なく読みました。

ーーーーー

育児してると、
なんで、あたしこんなにワガママなんだろうか(泣)
と思う時、しばしば…。

もっと子どもと向き合わないと
と思うけど…。

(中略)
息子が最近磨きをかけて甘えん坊。
じじばばは無条件に絶対優先で遊んでるから…。

抱っこ、抱っこ…
抱っこしてみると、

降ろして、降ろして。

ご飯、お茶、ちょうだい!


というが、食べさせると、ぶえー、ピューとか吐いてみたり。

ぬああー(怒)
あたしもお腹すいた、あたしも喉渇いてる(泣)


部屋の圧迫感がイヤだ(泣)外出たいー。
けど、息子が風邪更にこじらせてもヤダ…(風邪をこじらせて家にいなければならない状況らしい)。

こんな自分が情けなくなる。

ダンナが抱っこしても、

母ちゃんがいいー
母ちゃんがいいー


『○○は母ちゃんが好きだねー、はい、母ちゃん★』
と、(息子を渡して)ダンナはゴロンと横寝。

くそー、くそー(泣)

イライラが伝わってるから、息子も泣きまくる。
更にイライラ…。

なんで、あたしばっかり。

感じたくないのに感じてしまう。
こんな母ちゃんで、息子が可哀相。

ごめんよ、ごめんよ。こんな母ちゃんでごめんよ。

また涙ながらに謝る。

子育ては、とにかく子ども優先にしないと。
子ども優先に考えなさい。

うちの母親の声が聞こえてくる気がして余計苦しい。
逆なことしてるから。

最近こんなんばっかりで泣けることしばしば。

家事なんかほうっておけばいいのよ。
とにかく息子と関わってあげなさい。

母親の声が聞こえる。

でも、目につくんだよ。家にいると。
あれしなきゃ、これしなきゃって。
あたしがやらなきゃ
母親なんだから、しっかりしなきゃ。

家事も育児も。
苦しいー苦しいよー。


ダンナが

じゃあ、いい母ちゃんってどんな母ちゃん?
必ず絶対子ども優先に子どもと向き合わないといい母ちゃんじゃないの?
子育てなんか正解ってないんだょ。


ああ、ダンナ、分かってるよ、正論だよ。

最近、1人の時間がない。
息子と起きるタイミングも寝るタイミングも一緒。
四六時中、息子とずっと一緒。

1人の時間が必要なんだよ。
母ちゃんの時間以外にリセットしたいんだよぅ。


いいじゃん、子どもに愛されてー。
と、いう人もいる。

違うんだよ、そうじゃないんだよ。

母親がいう「母親像」とは違った、私なりの「母親像」が。


ーーー以上終わりーーー。

あーーーーーーー( ;∀;)きつかったね、苦しかったね。

当時の私に今の私はどう声かけるかな、と思ったら、まずこの声が出てきた。

子どもが体調悪いと子どももイライラしちゃうんだよね。
「自分に余裕がない」と私だってイライラしちゃうね。

家事も「やんなきゃ」
子どもの相手も「しなきゃ」

になっちゃったんだね。

私がお腹が空いていても、のどが渇いても、
この「やんなきゃ」「しなきゃ」を優先しちゃったのかな。


お疲れさま、当時の私ーーー。

確かにね、今だって私もあるよ。
「食べこぼし」とか、「髪の毛」とかたくさん床に落ちてたら「どうしても」気になっちゃうもんね。
あー、掃除機かけたいなぁって思うもん。
かけた後、スッキリ!!って思うもんね。

洗濯物もたまっていると洗濯したいなぁ、干したいなぁ。こんなに天気いいし。
って思うもんね。
あの干した後のおひさまの匂いが好きなんだもん。
洗濯物、干すのも好きだしね。「つい、やりたくなっちゃう」

これらは「どうしても」「つい、やりたくなっちゃう」んだよね。

けど、食器洗いは苦手だからさ^^それはシンクに一晩とか置いとけるようになっちゃったよ(笑)

前は母に
「一晩起きっぱなしにするなんてありえない」
「寝る前にはシンクはきれいにしておくべき」
って言っていたことを私も「そうすべき」って「採用」しちゃっていたからーーー。
それが「当たり前」って思っていたもの。

今はさ、
「あんまり好きじゃないから」ってホンネをダンナに言えるようになっちゃったからね^^。
ダンナもやってくれるし、私も基本的に「気が向いたとき」にするようにしてるよ^^

時にはさ、子どもをお願いして、一人時間確保してもいいんだよ。
当時の私は、
「1歳の子を誰かに預けて自分の用事で外に出かける」なんて
「ありえない」って思っていたね。

「3歳までは母の手で育てていく」のが「当然」だって
母も言っていたし、ダンナも言っていたし、
それも私が「そうよね」って「採用」していたもの。

「30分でもいい」「1時間でもいい」っていう選択肢もなかった。
「一緒にいなきゃならない」って思ってた。
だからダンナにも
「1人の時間が欲しいから、ファミサポさんにお願いするためのお金をください」
とも言えなかったねーーーーー。

すごく「罪悪感」感じていたものね。

子ども優先にしないと、「いい」母親じゃないーーー。


そういうことを誰かに相談することもできなくてFBとかSNSで投稿するだけ、だったねーー。

私なりの「母親像」あっていいんだよ。
実母の言う「母親像」でなくたっていいんだよ。


だって、
「そうではない自分」が苦しかったもんね。

苦しいんだったら、違う選択したっていい。
それが「愛してない」行動じゃない
んだもの。

帰って来たら
「ありがとう!母ちゃんは本当に楽しかったよ!!」
って伝えれば、息子は分かってくれていた。

「しなきゃ」「やんなきゃ」でがんじがらめになってイライラしながら一緒に居るより、
「ちょっと気分転換♪」っていって、お茶でもして来て
「あーーー、ありがとう!!リフレッシュしたわぁ!さぁ、何しようか」
って笑っていてくれた方が子どもだって嬉しいよ。

一緒に居て、家事より子どもを優先に、ってのが心地よいなら、そうすればいい。

心地よい、ことを選択していい
んだよ。
誰かに「お願い」したり「委ねて」みてもいいんだよ。