自分と本気で向き合う!助産師ドゥーラいし井とも美です。
さて、前回はドゥーラ・サポートについて書きました。
今度は、自分が依頼しようと思っているショート・ステイについて書こうと思います。
● ショート・ステイ(産褥入院)
最近は、助産院さんで「産褥入院」を受け入れてくれる施設が多く見受けられるようになりました。
病院で出産はしたが、助産院も利用してみたい。
(助産院で出産したかったが叶わず、せめて産褥入院はしてみたい)
という希望の方が、利用されることが多いような気がします。
前回は私も助産院出産予定でしたが、早産傾向が強いということで
助産院出産は断念し、大学病院で出産しています。
その際も利用を考えましたが、里帰りということもあって利用しませんでした。
(代わりに里帰り先の助産院のデイケアを利用)
今回の出産は、まだ出産場所は決定、ではないのです…。
助産院希望ではありますが、諸事情でもしかしたら不可能になる状態です。
提携している「オープンシステム」が利用可能な医療施設に通っています。
もしかしたら、難しくなるかもしれない助産院出産なので、
せめて産褥入院は…とは思っていましたが、
この度2015年10月より中野区が産後ケア事業を開始したのもあり、
利用可能なサービスとして、ショートステイもあげています。
詳細は、こちらのリンク(松が丘助産院の産後ケア)を参照にしてください。
区内在住者で利用可能とされた場合(諸条件もあります)低コストで5日間利用可能です。
(区外の方のもちろん利用可能ですが料金が違います)
何といっても魅力的なのが【ケアの密度の違い】ではないでしょうか。
私はまだ利用していないので分かりませんが、デイケアでもじっくりケアしていただけました。
そのケア内容は、
● 食事の提供(しかも、出産とその後の睡眠不足などで疲れた身体と母乳栄養をするに優しい食事)
● 母乳ケア
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151109/09/doluv-myself/7f/72/j/t02200165_0800060013478702242.jpg?caw=800)
● ボディトリートメント(その助産院では大根干葉湯の足浴とテルミー、オイルトリートメントをしていただけました)
● 育児相談
などなど…。⇒デイケアで利用した「中野助産院」はコチラ。
何をケアとして提供してくれるのかは、その施設により多少違いはあるとは思いますが、
大きな病院ではスタッフが忙しそうに
(「見える」んですよね、患者側からすると…。医療者側としても実際忙しい時も多いし、
気持ちはあっても、なかなかじっくり個別なケアをするには限界があります)
しているのですけれど、助産院などでは個別にゆっくりじっくりケアしていただけると思います。
静養がとりやすいかな…とも思います。
大きな病院では結構なスケジュールで産褥入院を過ごします。
私も勤務していた頃はそれが「当たり前」だったのであまり違和感なかったのですが
(今思うと…ごめんなさいです('◇')ゞ)、
「集団指導」が多いのです。
授乳・抱き方指導、調乳指導、沐浴指導、退院指導…。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151109/09/doluv-myself/b2/f8/j/t02200293_0720096013478702241.jpg?caw=800)
どれも必要なものですが、なかなか個別の身体の調子や生活リズムに合わせてできないので、
ただでさえ、出産という大仕事を終え、その後すぐから慣れない育児が始まり、
寝不足にもなって疲労困憊なお母さんたち…。
自分が経験して、産後直後に、このスケジュールをこなすのって大変だなぁって感じた記憶があります。
(しかも、切開とかしていると「円座」も欠かせないですしね…どこに行くにも円座と共に…デシタ(´;ω;`))
身体の具合に合わせて、ケアや指導なども調整していただけると思いますし、
何かあった時にもより気軽に話せて、というのも魅力かなと思います。
今回は前回のブログにも書いたように、パートナーが利用にあたっては快諾しているので
(とはいえ、経産婦さんは利用するにあたっては上の子の環境を整える必要があると思います)
私もショートステイを利用します。
また、その状況は実際利用してブログアップしていきますので、ご期待ください。
助産院さん以外にも、施設としては産後ケアセンターというものもあります。こちらのリンクから見られますが、全国にいろいろあるのですね^^
もし、ご覧の方で「自分はショートステイを利用した」という方が居らしたら、ご感想を下さると幸いです^^
(追記で以下に編集記載していきますので)