22週~赤ちゃんの声に応えるということ~。 | 【千葉・オンライン】 はじめのいっぽのブログ

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皆さん、こんにちは。
本気で自分と向き合う!助産師ドゥーラいし井とも美です。

22週に入りました。
いわゆる早産域です。

21週6日までは流産域でして、お腹の中にいる赤ちゃんが万一出産、となって
救命したくとも、22週0日からであれば、ということになるのです。

もちろん、正常産域は37週0日ですから、できることならここまでお腹の中にいてもらった方が
赤ちゃんとしては『胎外生活ができるには成熟している』とされています。

ちょっと早めにお母さんに会いに来たかった、という赤ちゃんもいます。
けれど、できれば37週くらいまでお腹にいてもらった方が特に一番最後に成熟する「呼吸機能」のためにはいいと言われています。

最近は、ややがよく動きます。
ボコン!
という感じもあり、既に1000g超えしているのでは…と錯覚しますが、
まだ400g弱しかありません。

指はまだ「つまようじ」くらい、腕も「おはし」くらいの太さです。
個々それぞれですが、まだまだ、それくらいの大きさの赤ちゃんです。

この時期に生まれてくる赤ちゃんもいますけれど、
「生きる」ためにエネルギーを最優先に保持するために、ほとんど動きません。

ところが、お腹の中ではグルグルと動きます。
どれだけお母さんのお腹の中というのは居心地がいいのでしょう!

つい、この時期…そのように感じました。

早産で産まれそうな赤ちゃんがいるとき、極力お腹の中に1日でも長くいられるように
懸命に医療的には処置・治療を施します。

私たちにとっては「たった」1日でも、
お腹の中の赤ちゃんにとっては1日が「何百万年分」の進化、というか成長になるからです。

今時期の6か月頃というのはいわゆる「安定期」と呼ばれていて
お仕事も普段通りにできるようになったり、つわりの時期に比べれば動きやすい時期です。

けれど、やはり無理は禁物。

赤ちゃんのために栄養や酸素を送るため循環動態も変わっているお母さんは
そうはいっても疲れやすいことは変わりないです。

疲れたな、と感じた時に、ちょこっと休む。

おなかが張る、というのも分かってくる方もおられると思います。

おなかが張る、も「ちょっと疲れたよ」という身体や赤ちゃんからのサインだったりするので
無理せず、無視せず、ちょこっと休む。
ペースを落とすこと…。

私は前回体重を増やすことが難しかったため、余計に「張り」は分かりやすかったです。

立ちっぱなしであれば、座ってみたり。
それだけでも楽になります。
それでもきつければ横になったりしてみましょう。

それでおさまればいいですが、痛みが出てくる、なかなか張りが収まらない。
出血した、となると速やかな受診が必要です。

安定期だといっても、それも人それぞれですから、
つわりが続く方も居ますし、いわゆる腰痛などのマイナートラブルも出てくる方も。

そういう時も、周りの方と比較したりとか「安定期」ということばに振り回されず
無理はしない。
カラダと赤ちゃんからのメッセージに無視しないでくださいね。