バブアー | ドルークからのブログ

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こんばんは。




今夜は少し小話し。


ただ今店頭で入荷しているバブアーについてですが


たまにこんな質問がきます


「洗えますか??」


洗えることは洗えます。


でも大変です。


これについてはバブアー洗濯と検索すれば山ほど出てくるので先人たちの


意見を参考にした方が良いです。





そんなバブアーですが、前々回20着ほど入って来た時に


私も試しに洗ってみました。


結論を言うと、思っていたよりにカッコ良い色落ちをしました。


そして今回も2,3着洗ってみました。



元の状態です。


*注意 洗い方を書いていますが正規ではないです。


 自分たちが行き着いたやり方です。



ベトベトのオイルのバブアーを洗面に突っ込みます。



この時点で家のシンクでやったら怒られますね。。。風呂場もNGでしょう・・・・


事務所で良かった・・・・。




お湯を入れて軽く汚れを取る。。。。。


この作業を2度ほど繰り返します。


汚れを取りたいだけならこの作業だけでOKのような気もします。



その後、アクロンで匂い漬け・・・・ゴム手袋は必至です。


やわらかめのスポンジでオイル&汚れをとる。

(この作業で表面の色が落ちるので、丁寧にやらないとまだらになります。)



かなり汚れとオイルが取れます。



最後に乾いたタオルで乾拭き。


後は干すのみ。


ざっとこんな感じですが地味に大変です。。。。


くれぐれも洗濯機なんかに放り込まないように・・・・えらい目に合います。


そんな仕上がりはこちら!!





全く別物になります。

これに関しては好き嫌いがあるでしょう。


オイルまみれが好きだったり、色が濃い目が好きだったりと・・・・


でもあえて挑戦してみて化学変化と言うか唯一無二の1点になります。




バブアーをDoLuKEでやるなら何か特別な物と言うか他とは違った形で


ご紹介したかったのでやってみました。


興味ある方は明日より出します。数は4点のみです。


全て色味違います。(KAHKI,NAVY,BROWN)




それともう1つ。


バブアーについてですが


バブアーのTAGに記されているこのマーク(ロイヤルワラント)





イギリス王室御用達の栄誉を与えられた証明書。


1974年にエディンバラ公より


1982年に女王陛下より、


1987年にはウェールズ皇太子殿下より、


尚、エリザベス皇太后の逝去により、現在のロイヤル・ワラント最高峰は3つ、


すべてを保持しているバブアーって凄くないですか??



そんな歴史が刻まれているのです。



ですので現在の物は全て3ワラントです。


勿論、ワラント数が少なければそれだけ古い物です。




そう。


こんな話しをするのは、今回の仕入れで1ワラントが見つかりました!!


私もお初でした。




1ワラントということで、1974年~1982年の間に作られたもの。

バブアーが初めてロイヤルワラントを得たのが、1974年で

1982年にも女王陛下によりさらにロイヤルワラントを授かるので、

その8年間の間に作られたものだということが分かります







とまぁ古着屋ぽく書いてみました。

あまり古い服がどうだこうだと書くのは好きではないので

こう言う記事は書くことは殆ど無いのですが

今回少し調べたら王室の話しが出てきたので純粋に面白いなぁと思って

書いただけです。




そんな感じです。

ではよい夜を!!