厳美渓では空飛ぶだんご。 | MERKABA~マカバ~

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岩手県一関市の厳美渓(げんびけい)は、Google map の経路検索によると「平泉の世界遺産」の中尊寺から11kmちょっと、車なら22分、毛越寺(もうつうじ)までなら8.5km。


途中には、延暦20年(801年)、征夷大将軍・坂上田村麻呂が、蝦夷討伐の記念として建てた達谷窟毘沙門堂がある西光寺がある。「平泉の世界遺産」に追加登録を望まれているようだ。
達谷窟毘沙門堂別当達谷西光寺


この程度の距離なら、途中西光寺で休憩を取って、藤原氏も地元の自然美を愛でるために訪れたかもしれない。

そんな厳美渓の名物はお団子で、中でもガイドブックで「空飛ぶだんご」と称されている「郭公(かっこう)だんご」。
お団子を食べたいというだけでなく、お団子が空を飛んでくるのを見たい、その様子を写真に動画に収めたいという観光客に大人気!...なので、私も橋の上で見どころを説明するガイドの声がかろうじて聞こえ、なおかつ、郭公だんごの発注地点に最も近いところでソワソワしながら説明終了を待った。



対岸からお茶と共にやってくる団子。しっかり三脚を立てて動画の撮影をしている人が先客だった。



郭公は鳥のカッコウのことで、創業者がカッコウの鳴き真似が上手かったというのが、その由来。店名もカッコウ屋なのだった。



みたらし、ごま、あんこの3本、お茶付きで400円。3本食べると満腹(^^;