古代に海を越えること。万葉の時代は、中国や朝鮮に船で渡るのは、名誉な事であるとともに大きな危険を伴うことでもありました。万葉集に遣唐使や遣新羅使、その家族の歌があります。君が行く 海辺の宿に 霧立たば 吾(あ)が立ち嘆く 息と知りませ 巻15-3580あなたが行く海辺の宿に霧が立ちこめたなら、門に立ち、あなたが恋しくて嘆く、私のため息だと思ってくださいとでも訳しましょうか。なんだか、涙が...(・_・、)