セフィロトの中に書かれているのは、カバラの多くの著書に書かれているヘブライ語からの訳語をほとんどそのまま使っている。
「智恵」といっても実際の知識があるというよりは、行動の源として自分のやるべきことをわかっているという意味合いだと考えている。同様に「理解」が理解力があるということではなく、行動したことに対して、それをどう受け取るかを判断するということである。
右の図は、フィギュアスケーターの浅田真央さんのメンタル・プラン。
ゴルファーの石川遼さんと同様に、「やるからには全力を尽くす(可能性は無限である)」という魔術師のパスが強調されている。
男性性の柱の一番上のセフィロト「智恵」がワンド=火=創造力・意志で強化されている。創造力のレベルでの創造力の意志。他のソードやカップのそれよりも強力な意志が働いている。
「私は行う」と強く意志で行動するということだ。
思考のレベルに入って、淡いオレンジで調和・理想が色付けされているのは、浅田真央さんの星座天秤座の特質である。
カップ=水=形成で理想を強化しているので、意志や思考を通じて理想を形づくろうとする。感情レベルと肉体レベルに跨る審判のパスは、栄光から完成へと続き、成就する、気持が晴れやかになるなど光を感じる状況を象徴する。
思考レベルでは調和に向かう2つのパスが理想に向かっている。隠者は真理を追究していくことで自分を成長させるという意味を持ち、正義は公平な判断や義務・責任を果たす、立場を重視するという意味を持つ。
運命の輪は、チャンスの到来、成功・達成、変化を意味する。肯定的な思考が、感情に伝わり、成功へと運びこんでいるのだ。
感情レベルで強化されているのは、栄光から基盤に続く太陽のパス。
幸せ・喜びを感じる状態、自分を表現する、楽観的、チャンスに恵まれる、祝福される、楽観するなどの意味を持つ。
浅田真央さんは、強い意志を持ち、全力でフィギュアスケートを極めようとする。
プラス思考が感情も肯定的に働かせる。自分の考えることやその結果は理想に近づくために働かせる。自分自身を表現することに喜びを感じることが根底にあり、チャンスを得て、運も強い。
