6年半、お世話になりました | - LA DOLCE VITA -

- LA DOLCE VITA -

人生は山あり谷あり。日々のいろいろなことを少しずつ。

1年以上ブログをほったらかしてしまいました汗
とりあえず今日という日が、私にとって特別な日なのでブログを書きます。

今日、6年半もの間ずっとお世話になった主治医との
最後の診察を終えてきました。

2007年4月にうつ病を発症し、
2007年9月から今の主治医に診てもらうようになりました。

そこからいくつか主治医の転勤に合わせて私も病院を移ったりして、
ここ最近は比較的家から近いクリニックで、
月1回~2ヶ月に1回くらいのペースで診察を受けていました。

2013年9月には、それまで6年間飲み続けていた抗鬱薬等や睡眠剤などの
一切の薬を飲まなくてよくなり、「寛解」と呼ばれる状態のまま
この半年ほどは近況報告だけをする簡単な診察でした。

そして今日。

いよいよ完全に卒業することにしました。

今の私の労働状況などは後日ブログに書こうと思いますが
まだ正社員として働けるほどではないかと思います。
だけど、薬も飲まなくてよいし、普通に睡眠も取れてるし、
けっこうガッツリ働いて疲れることも多いけど楽しく生きてるし、
もう…主治医に相談しなくても、自分の意志で判断できるところまで
きたんじゃないかなーと思っています。

なので。
今日は、お礼のお手紙をお渡ししてきました。

6年半、と文字にするとあっという間だけど、
本当に本当に本当にいろいろありました。


自分がうつ病であるという事実を受け入れられなくて苦しかった時期。

世の中から置いてけぼりになるような感覚でつらかった時期。

良くなったかと思ったらまた悪くなって、いつまでこんな状態が
続くんだろうと先が見えなかった時期。

離婚して、人生でいちばん辛くて苦しくて淋しかった時期。

主治医の先生は、いつも患者(私)の話を真摯に聞いて、
つらい気持ちに寄り添ってくれました。

薬が増えるたびに不安になったときも、毎回毎回私が納得できるまで
処方の目的や薬の効能などをきちんと説明してくださったり。

”できないこと”ばかり増えて、自分に苛立って自己嫌悪の連続で
放っておいたらどこまでも沈んでいきそうなときも、
「でもこれはできたよね」って”できること”に目を向けてくれたり。

ついつい仕事頑張りすぎちゃいそうなときは、
きちんとブレーキをかけてくれたり。


あーーー。

本当に一言では言えないくらい、とってもとってもお世話になったんだ。


私の命の恩人、と言っても過言ではないかもしれない。
今、こうして元気に笑って、生きているのは先生のおかげだ。
本当に心から感謝です。ありがとうございます。

最後、診察室を出るとき、「がんばります!」って言いかけて、
いや、なんか違うな、と思って言葉につまった私に、
「まあ、うまいことやってよ寂笑」と言ってくれた主治医。

はい。
頑張りすぎず、うまいことやります!笑

花