宝塚観劇　星組公演「RRR」

星組さんの観劇レポです。

1月2日の公演がマイ初日の予定でしたが初日変更で流れてしまい、1月25日が初日となりました。
長かった〜。

大ヒットインド映画「RRR」を宝塚で初上演、星組と来たらチケ難必至です。
結論としては予想以上に良くてナートゥダンスがクセになります。

休養を経て元気な姿を見せてくれた礼さん。
歌って踊ってお芝居して礼真琴ここにありでした。
ナートゥは関節ありますか？みたいなすごいダンスでびっくりです。

ビームが民衆を動かす歌のシーンは礼さんだからこその心揺さぶる歌声でした。

映画だと結構ハードなシーンが多くて1回観ればお腹いっぱいなんですけど、宝塚バージョンは原作に忠実でありながら何度でも観られる構成で最高でした。

ひげモジャビームだったらどうしようかと思いましたがとっても精悍なビームでした。
ラーマとの戦いのところで、足を大きく広げて構えるポーズが最高にかっこいいです。
同じ人間の動きと思えません。（比べるなってね）

久々のことなこを観られて嬉しかったです。
ひっとんが可愛すぎて最高。
心優しいジェニーでした。ダンスシーンも軽やかで楽しそう。
お歌もどんどん伸びやかになってますし、どんな相手でも並びがバッチリあう稀有な娘役さんですね。

ありちゃんはラーマ役でおヒゲも甘いマスクなのに不思議と似合いますね。
私は基本的におヒゲは路線の方にはつけないでほしいと思ってますがありちゃんはあり。
ラーマの苦悩と兄貴的なところも良いし、槍をもってイナバウアーもかっこいい。

極美君はジェニーの恋人役としてイケメン英国紳士でしたね〜
原作とはちょっと違う役ですがいい感じでした。
スーパーダンサーでトップスターの礼さんに、ダンスの何たるかを見せるという役にプレッシャーを感じてるとパンフレットにかかれてましたが、美しいダンス指導でした。

天飛君は礼さんグループの一人。
ただ今回は稀惺かずとさんの方が目立つ役だったかな。
でもいつも目で追ってしまう好きなジェンヌさんです。

演出も凝っていてあっという間の90分でした。
ほんと何度でも観たい作品です。

幕間はまた35分になったんですね。

ショーは1回目は眠かったですが2回目以降クセになる感じ。

特に道化師みたいな衣装で客席降りするところが楽しくて歌も好きです。

ただ群舞のサングラスは目隠し写真みたいでダメでしょう。
一瞬つけて取るところは萌え〜ですけど、あのデザインは微妙。
つけてる時間もやたら長いですしねぇ。

ファンはお顔をみたいので、帽子、サングラスは早めにお取りくださいって言いたいです。
特に2階からだと帽子は顔がかなり見にくくなるのでほんと極力減らしてほしい！