蓄光式のN夜光という夜光塗料の生産量は今、日本が世界シェアの80%を占めているそうです。
元々、時計の文字盤などでよくみかけるものでしたが、以前にあった自発発光のものは わずかばかり放射性物質が含まれているため、問題が生じました。
そこで、薬品の配合を研究し尽くしたうえ、新しく開発し、生まれたのがN夜光だそうです。
世界17か国で特許を取得しているということで、これを使えば、長時間の発光も保て、例えば標識の塗料や地下鉄の地面の誘導の塗料になど、今や世界中で大活躍しているとのことです。
そのN発光は日本人(根本特殊化学株式会社さん)の発明です。
と、お昼の番組でやっているのを見ました。日本の底力は素晴らしいですね。
その代表的ですぐ思い浮かぶものとして、コンサートホールでも必ず見かける避難誘導灯。
現時点では、客席内では恐らく電気で点灯するタイプのものが主で、公演内容によって消灯することもあるのではないでしょうか。
実際に、この新しいN夜光の誘導灯が開演中の客席にあるとなると、違和感ないのかなぁ?と番組を見ながらなんとなく思い浮かべました。
点灯しているよりは少し柔らかい光でいいのかな?安全第一だとすると、間違いなくいいものです。しかし、消したいと思っても消せないのも。あって当たり前で、点灯していてもいなくても まぁ、そこまでお客様の意識のうちにないのだろうなと独り、思い至りました。(笑)