星野富弘さん~シンクロ | コンサートホールのお話など

コンサートホールのお話など

レセプショニストとして働いているコンサートホールでのお話や、クラシック音楽やとりとめのないことなどを綴っています。

何気なく、手に取った物に刻まれていた文字が、ふと、今自分の欲していることのヒントや答えが書いてあった…「これだ!!*と思った。」というようなこと、誰にでも時折あることだと思います。


意識しているかしていないか、信じるか信じないかは別として、こういう時は、目に見えない大きな力が必然的に示してくれているものです。これもシンクロ二シティーだと思います。答えが欲しい時、背中を押してもらって確信を得たい時。そのようなものに全託して、ふと答えが与えられるのを待つことにします。人によってはそれが祈りという形のこともあるでしょうflower*


今日の私もそういうことがありました。もう何日も前に届いていたある冊子を、ビニールに入った、届いたままの状態で、何故だか開ける気にもなれずに、すぐ目に入る場所で放置したままにしていました。


そして今日、何気なく、本当に我ながら不思議なくらい手が勝手に開封し、ページをめくってみたのです。そこにあるのは毎号載っている星野富弘さんの作品のコーナーでした。でも!今日の作品には驚きましたsei字面の奥で、本人にはそっと受け止められる意味の言葉がやさしく教えてくれるように感じ取れます。


この開封のタイミングも、きっと意味があることだったのだと思います。色々考えたりした結果、誰かからのメッセージが欲しいタイミングを待っていてくれたのでしょう。


元々、星野富弘さんの生きる姿も詩画の作品も、10代の頃から感銘を受け、大好きでハート*キラ、普通に作品を楽しむ他に、特別に自分の気持ちを見事に代弁してくれる作品にも出合ってきました。入院している知人などにも、退屈しのぎにと詩画集を贈ったりしてきました。きっと、飽かず、何度も眺めてくれると思ったからですしあわせ



「ニセアカシア」

ピアニスト松浦健さんとコンサートホールと                        ~ピアニスト・松浦健さん応援しています~




皆さんもよくご存知とは思いますが、念の為簡単にご紹介しておきますと、星野富弘さんは、1946年、群馬県生れ。中学校の体育教師として指導中に頸椎を損傷され、手足の自由を失ってしまわれます。病床で口に筆をくわえての創作活動に入られ、現在に至るまで、多くの作品を世に送り出していらっしゃいます。星野富弘美術館も人気を呼んでいます。