阪急電車 | コンサートホールのお話など

コンサートホールのお話など

レセプショニストとして働いているコンサートホールでのお話や、クラシック音楽やとりとめのないことなどを綴っています。

今日は遅ればせながら、映画「阪急電車」を観てきました電車

<パンフレット>

ピアニスト松浦健さんとコンサートホールと                        ~ピアニスト・松浦健さん応援しています~


何故なら、本を読んでいた次男坊が観そびれてしまいそうなので、奢るから行こうよと誘ったわけです。(レディースデーだしにひひ)私にとって阪急電車は、今津線そのものは数えるくらいしか乗ったことはありませんが、出身の関西でお世話になった電車でもありますし、映画の中に登場する土地などに思い出があったりします。


<文庫本>

ピアニスト松浦健さんとコンサートホールと                        ~ピアニスト・松浦健さん応援しています~


私は原作を読んでいませんでしたが、とても楽しめました。冒頭のシーンでいきなりリストの「愛の夢」ピアノ②がBGMで流れるのですが、修羅場のシーンで始まるのです。愛の夢が意外でちょっぴり複雑。まぁ、いいか…。

次男曰く、

「台詞はそっくりそのまま小説の通りだった。」そうですが、結構大事な部分(と、次男坊が思う)所が結構カットされていたり、設定が違っていたりしたようです。


何よりも、阪急電車そのものがローカル線のイメージになり過ぎているのがちょっと残念という感じだと言うのですが、それはそれでいい味が出ていました。



小学生からおばあちゃんまで、様々な世代の人が抱えているものをハッピーな気持ちになれるよう展開していきます。それも、みんなの人生のどこかで出会ってきた、通ってきた葛藤が等身大描かれているのではないかと思いました。でも、決してエンドではありません。前向きになってこれからを生きて行くのが爽やかな終わり方で、元気をチャージできました。


等身大でないのはみんながみんな美男美女過ぎることでしょうか(笑)

さて、できれば来週のレディースデーには一人で「ブラックスワン」を観に行きたいです。