2022年6月号から1年間、
ムジカノーヴァ紙面にて
「モンテッソーリ教育からヒントを得た
手づくりグッズ」
の連載を担当させていただきました。
その都度、ブログでも
丁寧にご紹介できれば
よかったのですが
ひとつ校了となる頃には
次の原稿書きに入っている日々の中、
連載を終えるまではその時間もなく
過ぎてしまいました。
すべての連載を終えた今、
掲載した教具、
更には
「導入、応用」のページでも紹介した教具を
振り返りつつ
ポイントをお伝えしてみたいと思います。
①「キャップまわし」
(2022年6月号)
【作ったきっかけ、理由】
今の時代は何でも自動化となり、
指や手の力が弱い子が増えている現状に
楽しく指先を使いたくなる教具を
ずっと考えていました。
※私の手づくりグッズは、
身近にあるものを利用して作ることを
前提としています。
ペットボトルは凸凹しそうで
作成が難しそうなので、
紙パックのキャップ部分に注目💡
紙パックだと、
広げるとペタッとなるので
仕上げも割ときれいにできました✨✨
【使い方】
はじめに完成形を見せると
子どもは完成イメージができて
安心して取り組むことができるので
キャップをつけた状態で
机に置きます。
はじめに必ず大人がやり方を見せます。
(提示、または提供と言います)
ゆっくり、静かに動作のみで
キャップを外す様子を見てもらいます。
子どもの“よく見る力”が育ちます。
ゆっくりキャップを外したら
必ずカゴなどの素敵な容器に入れます。
すべて外したら、
キャップを元に戻します。
この時もゆっくり見せましょう。
※「キャップを外す」方が易しいので、
先にやってもらいます。
回してつけるのはその後になります。
※はじめは、
なかなか最後まできちんと見られません。
「見ていてね」と言って
根気よく何度も繰り返す中で
見ることに慣れていきます。
【ポイント】
最初は、どんな教具でも欲張らず
“少ない数で”達成感を持てる様に”
準備すると良いでしょう✨
↓最初の例。
少ない数を
「もっとやりたい!」と思って
何度も繰り返しできることが理想です。
でも、けして大人が
「もう一回やったら?」などと
おすすめしないで下さいね🍀
子どもには
「辞める自由」があります。
一回で満足したら、
お片付けまでしてきちんと終わると、
やり切った気持ちが育ちます。
モンテッソーリ教育は
「スモールステップ」
を大切にしています。
次の段階へ
少しだけ数を増やした教具があると
良いと思います。
【応用として】
音列まで分かる生徒さんには
下の様な音階のキャップ回しも良いですね。
最初に、「どれみふぁそ」と
ポイントしながら一緒に唱えてから外すと、
音列とリンクして
より実践的な取組みになります。
そのため
キャップも黒を使い、
子どもの混乱がないようにしました。
ちょっとしたコツですが、
回し方により、キャップをつけた時に
音名の文字が斜めになってしまうことが
あるので
回し始める時の位置に
印をつけておくことをお勧めします。
【作成途中の様子】
はじめに、A4の画用紙に
音階を印刷します。
キャップの位置は余裕を持って。
カッターでくり抜きます。
周りをカットしたキャップ部分を
はめ込みボンドで貼り付けます。
裏から見たところ。
どれみふぁその文字は
黒の丸いシールに白字で印刷して
貼りました。
詳しい材料、作り方は
ムジカノーヴァにも掲載されていますが
手元にない方は
ご質問を送ってください🍀
記念すべき初回の表紙を見ると
ムジカノーヴァ編集部の皆様へ
感謝の思いで胸いっぱいになります。
では、頑張って一年分の
ご紹介を続けますので
よろしくお願い致します💕💕
*・゜゚・*:.。..。.:**:.。. .。.:*・゜゚・*
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