
あなたは、そもそも「お金(通貨)とは何か? と考えたことはありますか?
私は、健康、および心理の専門家です。
しかし、健康や心理に経済がもたらす影響の大きさは認識しており、経済の問題は、心理学のスキルだけでは解決できません。
特に、コロナパンデミック以降、世界がこれまでに見たことがないほどの激動をしている中で、私も政治や経済について、より深く理解する必要を感じました。
そして、政治や経済の根幹である、お金、通貨とはそもそも何か? ということから勉強し直しました。
それも経済学だけでなく、歴史学、文化人類学の観点からも学習し直しました。
その過程で、政治家やマスメディアがどれほど意図的に嘘をついて国民を騙してきたかがはっきり見えてきました。
真実を語っているのが誰で、嘘をついているのが誰かはっきりと分かるようになったのです。
これはイデオロギーの問題ではありません。単なる事実認識の問題です。
この国の未来、自分たちの未来を考える上で重要な、このような情報についても、読者の皆さんにシェアした方が良いと思い至りました。
そもそも「お金(通貨)とは何か?
スピリチュアルの世界では、「それはエネルギーだ」という言い方があります。実はこれはいい得て妙な表現です。
特に電気エネルギーに似ています。必ずプラス極があればマイナス極が存在し、その間で電流が流れる間に様々な仕事をします。そしてプラスの電荷とマイナスの電荷は必ず等しいのです。
元は、通貨が存在しなかった世界からどうやって通過は生まれたのでしょうか?
しばしば語られるのは、物々交換が形を変えたものだという仮説です。これを多くの人が信じており、通貨とは、それを媒介する特殊な商品だと言う考え方が存在します。ですが、事実に基づく歴史学と文化人類学ではそれは否定されています。
世界最古の通貨と言われるのは、紀元前7世紀ごろ、現在のトルコ、リディア王国で作られた金と銀の混合貨幣と言われます。
ところが、おそらくそれよりも起源が古いと言われる「フェイ」という大きな石の板が西太平洋のヤップ島で発見されています。
それが何なのかといえば、今で言う帳簿、付け帳です。つまり、人類の歴史の比較的初期において現代で言うところの信用取引が存在していたのです。

しかし、取引をする両者がフェイの前に立ち会って石に文字を刻む方法は、小さな取引に対しては労力が大きすぎます。そこで例えば、マグロ1本を受け取ったツケの証に、珍しい貝殻を10個渡したと刻んでおけば、その後、例えば、その貝殻1個を鯖1匹と交換できることにして小回りが効きます。
こうして、最初に信用取引があって、のちに貨幣が派生した、と言う考え方は、「信用貨幣説」と言われ、文化人類学では、有力視されています。
ただし、このやり方ではフェイがあまりに重く、持ち歩くことができませんし、同じルールが通用する相手としか取引ができませんので、商圏が限られてしまいます。そこで商圏を拡大するためには、どこの文化圏でも共通して価値が認められ、持ち運べる通貨が必要になりました。
こうして金貨や銀貨が生まれました。しかし、金貨や銀貨もまた重く、盗難や紛失のリスクもありました。そこで、今でいうところの銀行にそれを預け、銀行が発行する「預かり証」を通貨として使う方法が生まれました。これが紙幣のルーツです。そして金本位制、銀本位制が生まれ、それらに裏打ちされることで紙幣に価値が与えられることになりました。
金本位制は、1971年のニクソン・ショックで終焉しましたが、その後は、国家の信用が裏付けとなる仕組みに移行しました。このように、お金(通貨)は形を変えてゆくのですが、通貨の本質は太古から変わりません。
通貨の本質は○○だった!?
「通貨」とは発行主体にとっての「負債」でありそれを受け取った側にとっての「債権」です。
つまり、「負債」と「債権」が必ず同時に生まれ、「債権」が通貨として流通するのです。これは、用語としては「負債通貨」といいますが、これは発行主体から見た表現です。
現代の通貨の大部分は、国債の発行や銀行の融資など、「誰かの負債」として生まれます。
これが、お金(通貨)は電気エネルギーに似ていると述べた理由です。プラスの電荷’債権)とマイナスの電荷(負債)が等しく生じて、その間を流れるのです。
政府の「赤字」に関する大嘘
政府が支出のために国債(債券)発行し、これを中央銀行(日本銀行やFRBなど)が買い取るとき、その対価として中央銀行が新しく通貨を発行し供給します。この通貨は、将来的に政府が国債を償還するという政府の負債」を裏付けとして流通を始めます。つまり国債を発行するということは、タイムラグはありますが、間接的に通貨を発行することなのです。
もう一つ、通貨が生まれる仕組みが、銀行による「信用創造」です。
よく勘違いされているのですが、銀行は預金を貸し出しているのではありません。銀行がお金を貸すときは、利用者の口座に貸す金額をデジタルで書き込むだけです。このとき、銀行には債権が、利用者には負債とともに通貨が生じます。ただし、返済に伴って、相殺して消滅します。
利子の支払いに必要な通貨は、既存の流通量には含まれていません。このため、システム全体として、利子を支払うために常に新しい負債(借金)を生み出し流通する通貨量を増やし続ける必要が生まれます。
「プライマリーバランスが赤字」というのは、国債を償還するよりも国債を発行する額が上回ることを間接的に意味し、それは単に通貨を増やしているという意味であって、どんどん赤字が膨らんで破綻に向かっているという意味ではありません。
この構造が、「通貨システムを維持するためには、絶えず経済が成長し、負債が増え続ける必要がある」という議論の根拠となっています。
これが、政府の負債は国民の資産と言われる所以です。
つまり、通貨を発行する政府が負債を抱えているのは当たり前のことでありそれも通貨量の増加に伴って増える仕組みなのです。
もし、政府の負債をなくすために大増税するとしたら市場にある通貨のほとんどを回収しなければならず、そうすれば経済は完全に死にます。
だから、「国民一人当たり700万円の借金」とか「将来世代へのつけ」とか「日本の財政がギリシャより酷い」などは全部増税の口実を作るためのレトリックであり、嘘です。
特に、借金とか赤字という言葉を意図的に使うことで、個人の家計や会社の借金や赤字を連想させて、意図的に危機感を煽っているのであって、政府の負債はそもそもあって当たり前、徐々に増えて当たり前の性格のものであって、個人や会社の借金とは全く意味が違います。
こうしたレトリックを用いて危機感を煽り、増税を正当化しようとする真の目的は別にあるのです。
思考停止と鵜呑みからの脱却
以上のことは、通貨についてのごく基本的な知識から自分でよく考えて積み上げれば誰でも同じ結論に至る話です。
何なら、chatーGTPやGeminiなどAIにこのメルマガをコピペして、この話は本当ですか? と尋ねてもよいでしょう。
ただ、経済成長を上回って通貨の量を増やしすぎるとインフレを招きますので、際限なく国債を発行していいという話ではありません。
今日伝えたかったことは、経済の話は難しくてよくわからない、とかいろいろな意見があってどれを信じていいか分からない、というところで思考停止をしてはいけないと言うこと、マスコミに出てくるような「権威」の言うことを鵜呑みにしてはいけない、自分でよくよく調べて考える必要があるということです。そうしないと例えば選挙の時にどこに投票するかを適切に判断できません。
別に経済の専門家でなくても基本から理解を積み重ねてよく考えれば誰でも嘘が見破れるということです。自分で調べてよく考える習慣を身につけようと言うことです。
難しいと感じますか?
それは能力の高い低いと言う問題ではありません、これまでに植え付けられた自己評価の低さや権威への服従観念がそう思わせるのです。
もしそういう観念を解消することで、自分の思考能力を解放したいという方は私の専門知識と技術でサポートすることができます。
自分の心について深く知りたい方は、各種無料診断をご利用ください。