人間の潜在的能力の解放・鈴木清和

人間の潜在的能力の解放・鈴木清和

超深層心理レベルから人生のステージアップをサポートします。カウンセラー、セラピスト歴は28年です。

 

あなたは、今の延長に未来はないと感じているのに、今の職場や人間関係に我慢しながら縛られていませんか?

 

批判や、失敗や、孤立を恐れて萎縮してはいませんか?

 

私はあまりに多くの人が、こうした状態に置かれ続ける根本に、「群れから排除されることへの恐れ」があることを突き止めました。

 

しかもそれは、人類の有史以前から継承されているようなのです。

 

そしてそれはとても根が深いものですが克服可能なものです。

 

人類はそもそも○○だった

 

人類がそもそも、なぜこんなに繁栄したのか? 

 

そしてこれから先、どうなるのか? 

 

そんなことを考えたことはありませんか? 

 

すでにお伝えしていますが、多くの人の能力や可能性は、批判、失敗、孤立に対する恐れによって根深く制限されています。それがなぜ

なのかを深く追求することは、現生人類の発祥ににまで遡る探究となりました。

 

人類には、もともと私たちホモ・サピエンス以外にも何種類か存在しました。

 

ネアンデルタール人とか、ホモ・ハビリスというのもその一種です。

 

それぞれ、言語や石器も持っていました。

 

特にネアンデルタール人は、私たち現生人類の祖先よりも知能も高く、身体能力も高かったと言われます。

 

しかし、結果は、現生人類だけが生き残って繁栄し、それ以外の人類は全て滅亡したのです。

 

このことに関連して、人類の壮大な歴史全体を科学的に解析した書としてユヴァル・ノア・ハラリ著「サピエンス全史」はとても興味深い書籍です。

 

 

この著書によると、約7万年前に、現生人類に「認知革命」が起きて、「現実に存在しないものを想像し、信じる力」が生じたことがその後の飛躍を引き起こしたというのです。著書の中では、「フィクション」と表現しています。

 

実は、「通貨」「国家」「企業」などもこうした能力を前提に成り立っています。「国家」も「企業」も、物としての実態はありません。「通貨」は、物としては、紙だったり、金属の塊だったり、さもなくば単なる数字だったりしますが、それに価値があるとみんなが信じているから「通貨」として成り立っているわけです。

 

このために、他の人類が、血縁を中心にせいぜい20〜30人程度の集団しか形成しなかったのに対して、数百人単位の集団を結束

させることができるようになったことが、生存競争を決定的に有利にさせたというのです。

 

別な研究でも同じような内容を読んだことがあり、それに加えて、言語によって知恵を継承したり、伝達する能力に長けていた点が指摘されて

いました。それらが相まって「通貨」を発明し、広範囲な通商も可能になったわけです。

 

つまり現生人類は集団の力によって生き延びて繁栄したということになります。

 

逆に言えば、集団から排除されることに対する根深い恐怖心を持っていることは納得のいくことです。

 

原生人類が集団でマンモスの狩りをする図を見た記憶はありませんか? もし一人だけだったら狩ができる動物にはごく限りがあり、外敵から身を守ることも困難になるでしょう。つまり、群れから排除されることは、生存に関わることだったのです。

 

現生人類は、実は単独では「弱者」だったのです。

 

人類のもう一つのプロフィール

 

しかしながら、それは一つの側面であって、もう一つの大きな側面があることを別な研究は指摘しています。

 

発祥の地、アフリカを出た現生人類が、ヨーロッパを経由して、シベリアまで開拓し、当時陸続きだったアラスカにわたり、南北アメリカ大陸まで移動し、また、船でオーストラリア、もちろん日本にまで渡ったという事実です。

 

全く異なる気候風土、自然環境の地に移動し適応していったという事実です。

 

つまり、既存の群や場所を捨てて、未開の地に出てゆく、驚くべきフロンティア・スピリッツと、全く新しい環境に適応するために、家の作り方から狩の仕方まで新しく作り出す創造性という驚くべき能力を有していたということです。

 

特に、気候が変動して、たとえば寒冷化や温暖化に伴って大きな移動が起きています。つまり既存の場所、やり方では生存が危ういとなった時に、群れを捨てて、新天地の開拓に向かうという驚くべき特性を有していたことです。

 

 

この特性は、現在でも大きな社会変動や天変地異、動乱の時期になると、新しいタイプのリーダーが現れることや、どん底を体験した後に自分の能力に覚醒して成功をなしたというたくさんの事例に関係があるように思います。

 

人類の持つ2つのモード

 

私の仮説では、人間の脳には、swarm mode(群れモード)とFrontier mode(開拓モード)があって、過去の経験や知識が通用しなくなるとFrontier mode(開拓モード)が起動する仕組みがあるように思います。

 

特に気候の変動や天災などで、獲物が取れず、生存が危うくなった時などにFrontier mode(開拓モード)が起動したのではないでしょうか?

 

日本人が、戦後、急速な復興を遂げる過程では、Frontier mode(開拓モード)が起動したように思いますが、高度経済成長を成し遂げる過程で作り上げた社会システムというのは、年功序列のピラミッド構造、これは非常にswarm mode(群れモード)を強化する社会システムでした。

 

実はこれとよく似た構造は、ニホンザルの群れにも見られます。ニホンザルの群れには、いわゆるボスザルを頂点としたヒエラルキーがあり、年功序列に似た年長者を重んじるルールがあり、年長者の中からリーダーシップに優れたものがボスザルに選ばれる仕組みがあります。これは、安定した群れを維持するためには有利なシステムです。

 

高度経済成長期の日本の場合は、その基盤の上に、プロダクトの製造という側面では技術革新を成し遂げた、これが日本の強みでした。

 

その成功体験があまりに強烈だったことが、その後の時代において仇になったと言えるかもしれません。

 

プロダクトの製造技術は、中国や韓国に移転され、古いまま取り残された組織体制だけが残った、これが、ITにも乗り遅れ、一人当たりGDPでも、競争力でも抜かれまくって38位まで転落した基本構図ではないでしょうか? 年長者が幅を利かす組織というのは、変化を嫌い、抵抗する傾向があります。

 

2023年7月時点の調査によると、約7割の企業が、契約書や請求書などの重要な書類において、依然としてハンコ押印を求めていることが分かっています。特に、中小企業ではハンコ文化が根強く残っており、9割以上の企業がハンコ押印を求めている状況です。

 

私たちの親の世代は、高度経済成長を経験し経済的に豊かになったという実感を持っていました。

 

だから、できるだけいい学校を出ていい会社の就職して、コースから外れないように生きることがいいことという価値観を持っていました。

 

これは、swarm mode(群れモード)が非常に強化された状態です。

 

ところがバブルの崩壊以降、就職氷河期など受難の時代が続きました。

 

本来ならここでFrontier mode(開拓モード)が起動してもよかったのですが、あまりそういう傾向が見られなかったのは、あまりにswarm mode(群れモード)で教育され、個人のアイデアや可能性を過小評価する傾向が一般的だったからではないでしょうか?

 

これは、バブル崩壊以降にGAFAなどが台頭してきたアメリカと対照的でした。

 

その差は明らかに育てられ方と教育の違いです。日本人とアメリカ人では、自己肯定感が極端に違います。高校生を対象にしたある国際調査で、「あなたは自分を優秀だと思いますか?」という問いに対して「はい」と答えた日本人はわずか8%、同じ問いに対してアメリカ人は66%が「はい」と回答したそうです。

 

また、日本人は常に正解を出すように教育され、正解が決まっていない問題に対して自分なりの考え、自分なりの答えを出す機会が乏しいのです。

 

一般的にもこういう傾向があることに加え、特に団塊ジュニア世代、ポスト団塊ジュニア世代には、いわゆるアダルトチルドレン(機能不全過程で子供時代を過ごした人)に該当する事例が多く、就職氷河期で、不本意な就職、非正規雇用、ブラック企業の餌食やリストラを体験するなど、成功体験の乏しさや悲観的な考えが影響している傾向が見られます。

 

しかし、こうした思考の枠組みは変えることが可能です。「開拓モード」に対する何重ものブロックは解除できるのです。

 

我慢し続けても未来のない職場、合わせていても発展性のない繋がり、もしあなたがこんなものに縛られ、そこから抜け出したくても怖い、

それは多分心理的なサポートが必要です。

 

やりたいことがあるのに行動を起こせない、そういう方もサポートが必要です。

そして、自分の心に深く向き合うことがその最初の1歩になります。

 

まずは、インナーチャイルド無料診断をお試しください。

また、あなたの批判、失敗、孤立に対する恐れの正体を知るために、「批判・失敗・孤立の意味づけネットワーク分析フォーム」をご利用ください。分析結果を無料でお届けします。

 

 

団塊ジュニア世代、ポスト団塊ジュニア世代と日本の未来について人工知能Geminiと対話した結果を公開します。

 

Q:団塊ジュニア世代は今現在何歳から何歳で、何人くらいいますか? ポスト団塊ジュニア世代はどうですか?

 

A:団塊ジュニア世代とポスト団塊ジュニア世代の人数と年齢

団塊ジュニア世代

年齢: 2024年現在、50歳から53歳

人数: 約2,020万人 (総務省「2020年1月1日現在の日本の人口」)

出生年: 1971年~1974年

ポスト団塊ジュニア世代

年齢: 2024年現在、40歳から49歳

人数: 約1,840万人 (総務省「2020年1月1日現在の日本の人口」)

出生年: 1975年~1981年

※人数は推定値です。

参考情報

総務省「2020年1月1日現在の日本の人口」: https://www.stat.go.jp/

団塊ジュニア世代:https://ja.wikipedia.org/.../%E5%9B%A3%E5%A1%8A%E3%82%B8...

ポスト団塊ジュニア世代: https://en.wikipedia.org/wiki/Junior

その他

 

団塊ジュニア世代とポスト団塊ジュニア世代は、日本の高度経済成長期とバブル経済期を経験した世代です。

この2つの世代は、日本の社会や経済において重要な役割を担っています。

近年、団塊ジュニア世代とポスト団塊ジュニア世代の高齢化が社会問題となっています。

 

Q:これらの世代は、不本意な非正規雇用で収入が低かったり、正規雇用でも収入が低かったり、その後リストラに合うなど不遇の世代と言われます。人口ボリュームが大きく、本来、育児もして旺盛な消費をする年代になっても、子供がおらず、倹約せざるを得ないことが日本経済の冷え込みの原因の一つとも言われます。その上、団塊ジュニア世代に関しては、2020年代にかけて親の介護で33万人が生活不安定に、さらに2030年代後半以降は、本人たちが高齢化して41万人が貧困危機に直面すると言われます。これらの世代が、例えば中途採用でより良い条件の職場に転職したり、国の補助金制度を使ってスキルアップをしたり、起業したり、60歳を過ぎてからもそれなりの収入を得られるようにしないと本人たちも、この国も大変なことになると思われます。該当する本人たち自身ができること、社会制度としてできる対策としてはどんなことが考えられますか?

 

A:団塊ジュニア世代とポスト団塊ジュニア世代の課題と対策

団塊ジュニア世代とポスト団塊ジュニア世代は、**「不遇の世代」**と呼ばれ、非正規雇用や低収入、リストラなど多くの困難を経験してきた世代です。人口ボリュームも大きいため、日本経済や社会全体への影響も懸念されています。

これらの世代が直面する課題と、本人たちや社会が取り組むべき対策について、以下に詳しく見ていきましょう。

課題

1. 経済的な困窮

非正規雇用が多い: 正規雇用に比べて収入が低く、雇用も不安定

低収入: 正規雇用でも、平均年収が低い傾向

リストラ: 中高年になってもリストラされるリスクが高い

将来への不安: 老後の生活資金が不安

2. 子育て・介護の負担

子育て: 出生率が低いため、子供がいない世帯が多い

介護: 親の高齢化に伴い、介護の負担が増加

両立: 仕事と子育て・介護の両立が難しい

3. スキル不足

非正規雇用では、スキルアップの機会が少ない

時代の変化に対応できるスキルを持っていない

4. 社会からの孤立

非正規雇用では、職場での人間関係が築きにくい

地域社会とのつながりが薄い

5. 健康問題

経済的な困窮によるストレス

不規則な生活習慣

運動不足

対策

本人たちが取り組むべきこと

スキルアップ: 資格取得や研修などを通じて、スキルを磨く

転職: より良い条件の職場に転職する

起業: 自分の事業を立ち上げる

副業: 本業の収入を補うために副業を始める

自助グループへの参加: 同じ境遇の人と情報交換や支え合いを行う

健康管理: 規則正しい生活習慣を心がけ、適度な運動をする

社会制度としてできる対策

非正規雇用への支援: 正規雇用への転換支援、スキルアップ支援、最低賃金の引き上げ

子育て・介護支援: 保育所や介護施設の拡充、育児休暇の取得促進、介護保険制度の充実

雇用創出: 中小企業への支援、起業支援

教育・訓練の充実: 時代の変化に対応できるスキルを身につけるための教育・訓練の機会の提供

生活困窮者への支援: 生活保護制度の充実、食料支援、住宅支援

精神的なサポート: メンタルヘルスに関する相談窓口の設置、カウンセリングの提供

これらの課題解決には、本人たちの努力だけでなく、社会全体での取り組みが必要不可欠です。 それぞれの世代が抱える課題を理解し、効果的な対策を講じていくことが重要です。

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私の観察では、団塊ジュニア世代とポスト団塊世代には、いわゆるアダルトチルドレン(機能不全家庭で子供時代を過ごした人)が多いと感じています。その親の団塊世代といえば、高度経済成長のど真ん中を生きた世代で、父親は長時間残業、接待、付き合い酒とほとんど家庭を顧みないで働いた人が多く、高度経済成長と年功序列、学歴主義などの影響を受け、できるだけいい学校を出て、できるだけ大きないい会社に就職して道を踏み外さずに出世コースを歩むことが大事といいう価値観に支配されていた時代でした。母親は生まれ育った環境とは劇的に異なる環境の中で、ワンオペ同然に家事。育児に勤しみ、多大なストレスを抱えていたケースが多かったと思われます。

 

その上、親たちの時代に強固だった価値観が現実に当てはまらない、真面目に勉強をしても報われない、真面目に努力しても報われない、非正規雇用のハシゴ、下手をすれば食い物にされ、使い捨てにされるなどの経験をする人も少なくありませんでした。また、成功体験の少なさから自信が持てず、非正規社員の身分では、低収入でスキルや経験の蓄積も不十分な中で、生きるのが精一杯でいるうちに、結婚の機会も逃し、あるいは結婚したものの破綻し、シングルマザーとなる人も多数生み出されました。

本来、最も消費が旺盛になる年代に差し掛かったこの層の多くが消費に回せる余裕もない、介護や老後の不安を抱えている状態が、日本経済の内需を冷え込ませている大きな要因にもなっています。この年代層が、新たな自分の可能性にチャレンジをして行くのか、ズルズルと高齢化して行くのかということは、年齢構成を見ても、日本の未来を左右します。人工知能Geminiの回答にもあるように、これらの世代は、精神的なケアも多く必要としていると感じます。

 

私は、人生の新たな可能性へのチャレンジを応援しています。

自分の心の深いレベルに向き合う最初のきっかけに「インナーチャイルド無料相談」をご利用ください。

 

 

こんなお悩みありませんか?

 

・40代後半から50代に差し掛かり、将来に対する不安が募っている。

 

・仕事のパフォーマンスが低下し、倦怠感や疲労感に悩まされている。

 

・うつやその前段階の症状で苦しんでいる。

 

40代後半から50代前半というのは、人生にとって非常に大事な時期だと思います。

 

私が、独自の心理学の体系を全面にし今のスタイルの仕事を始めたのは、実は50歳の時です。

 

60歳になった現在、私の仕事には定年がなく、経験はどんどん蓄積され続けており、日々新たな学びや発見があり、まだ人生のピークは

これからだと感じており将来への不安もありません。

 

しかし、人生のルーツを辿ると人生のどん底を体験したことにあります。

 

私が25歳の誕生日を迎えた時、仕事も家も友人もなく、手元にあるのはたった2万円だけでした。

 

サウナの休憩室で寝泊まりしながら、どうやって食いつなぐかを必死に考えていました。

 

その後、夜の街のキャバレーで夜勤の調理人として働きながら、タコ部屋での生活を続け、就職活動に奔走していました。

 

大学を中退し、その後の経歴も曖昧な私に対する世間の目は冷たく、ほとんどの会社で書類選考すら通らず、面接の機会もほとんどありません

でした。

 

そんな状況が約半年続き、やっとタコ部屋から抜け出せたのは、とある生活協同組合の職員として職を得たときでした。

 

仕事は「生協の配達のお兄ちゃん」。当時、体を使う仕事は「3K(きつい、汚い、カッコ悪い)」と言われ、人手不足だったのです。

 

本来はライフサイエンス系の大学で研究者を目指していた私ですが、その夢は叶わず、「こんな自分だからこそできることは何だろう?」と

何度も自問しました。

 

幸せになれる人とそうでない人の違いは何だろうか? 

 

人生には何か法則があるのか? 

 

その問いに対する答えを探し始めました。

 

時が流れ、私はセラピストとなりました。

 

今から思えば、学歴や肩書ではなく、どんな体験をして、何に悩み、何を考えてきたか、ということの全てをスキルに変えてきたことで道が開けたのだと思います。

 

40代後半から50代前半といえばともすれば、知力・体力も下り坂を感じ、人生の先が見えてしまった感が出てきて、意欲が減退しかねません。

 

一方で、幼少期、生い立ち過程、それ以前の人生で受けた心の傷の影響がさまざまな形で現れやすくなる年代でもあります。

 

うつ病やうつ病の前談症状が出やすくなるだけでなく、様々な不調が起こりやすくなる時期でもあります。

 

また、この年代は起業全体の約16%を占め、しかもその後も事業を持続する割合が高く、人生の大きな転機を迎えやすい年代でもあります。

 

この年代をどう過ごしたかによってその後も活躍し続けるか、しぼんで行くのかが大きく分かれる年代でもあります。

 

この年代から大きく飛躍する人が例外なく体験することは、それまでの人生で体験したことの意味や、自分の心の内面に深く向き合うことです。

 

しかし、それは自分一人でやれることではありません。

 

私のクライアントの中には、個人セッションをきっかけにして人生の転機を掴んだ方が大勢います。

 

しかし、体験談などの形で紹介しにくいのは、内容が深過ぎて読んでも本人と私以外には理解が難しいケースが多すぎるからです。

 

一般的な心理カウンセリングでは問題の整理も、ましてや解決は不可能と思われるケースが余りに多いので、映画のタイトルをもじってセッション・インポシブルとか言っています。

 

今の40代後半から50代前半は、団塊ジュニアとかポスト団塊ジュニアに該当する方が多く、就職氷河期と言われる時期に社会人になり、

就職で苦労したり、不本意な就職をしたり、リストラに合ったりと、本人には何の落ち度もないのに逆境を体験した人が多いようです

 

このため、自己肯定感や自信に問題を抱えているケースが多く、しかも、いわゆるアダルトチルドレン=機能不全家庭育ちのケースが多いよう

です。

 

そういう問題を払拭するためには、一般的な心理学では歯が立たず、最も深いレベルを扱う特殊心理学、大脳生理学などを統合する必要性と

ともに深い挫折体験から立ち直った経験を背景にした共感と寄り添いが必要なようです。

 

今までの延長で人生を終えたくない、自分の可能性にチャレンジしたい方を全力応援します。

 

すでにインナーチャイルド無料診断は受けられていると思いますが、それに加え、最新の願望実現力指数無料診断を受けることをお勧めします。

 

スコアが低くてもがっかりしないでください。

 

低くさせている原因が必ずあり、改善可能なものです。

 

また、それはそういう脳の機能を今まであまり使ってこなかっただけで使えば急速に活性化する場合もあり得ます。

 

まずは自分に向き合うきっかけとしてどうぞ

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25歳の誕生日、私には仕事も家も友人もなく、手元にあるのはたった2万円だけ。サウナの休憩室で寝泊まりしながら、どうやって食いつなぐかを必死に考えていました。その後、夜の街のキャバレーで夜勤の調理人として働きながら、タコ部屋での生活を続け、就職活動に奔走していました。

 

大学を中退し、その後の経歴も曖昧な私に対する世間の目は冷たく、ほとんどの会社で書類選考すら通らず、面接の機会もほとんどありませんでした。そんな状況が約半年続き、やっとタコ部屋から抜け出せたのは、とある生活協同組合の職員として職を得たときでした。仕事は「生協の配達のお兄ちゃん」。当時、体を使う仕事は「3K(きつい、汚い、カッコ悪い)」と言われ、人手不足だったのです。

本来はライフサイエンス系の大学で研究者を目指していた私ですが、その夢は叶わず、「こんな自分だからこそできることは何だろう?」と何度も自問しました。幸せになれる人とそうでない人の違いは何だろうか? 人生には何か法則があるのか? その問いに対する答えを探し始めました。

 

時が流れ、私はセラピスト、心理カウンセラーとなりました。心理学、脳科学、発生学を学び、さらに特殊な分析器を使ったデータ解析を統合して独自の理論と技術体系を構築しました。これを誰でも習得し使えるようプログラム化し、各種ツール類を開発しました。それらがネット上で無料で利用できる各種無料診断となり、受講生は従来の方法では改善できなかった問題を短期間で解決できるようになりました。

現在では、人間が夢や願望を抱き、それを実現するメカニズムを解明しました。ビジネススクールに通ってもアクションを起こせる人と起こせない人、持続できる人とできない人の違いは何か? 「引き寄せ」が起きる人と起きない人の違いは何か? それは「願望実現中枢」と名付けた脳内ネットワークの活性度の違いであることが分かりました。そして、その働きを阻害する要因を解消し、このシステムを活性化する方法を見つけました。

 

この結果提供することとなったサービスは、心理カウンセリング、心理療法、コーチングの範疇を超え、「ヒューマン・ポテンシャル・リベレーション(HPR)」と称することにしました。あなたの人生経験そのものがスキルです。人の生きづらさを解消し、夢や願望の実現をサポートし、自分の仕事に誇りを持ち、人から感謝されながら生計を立てる道があります。ただし、まずは自分自身の心に深く向き合い、あなた自身が深いレベルから変わる体験をする必要があります。

 

まずは「インナーチャイルド無料診断」と「願望実現力指数(MQ)無料診断」を受け、必要に応じて他の各種無料診断をご利用ください。そして、その分析結果と提供される情報が、自分の人生経験に照らして納得できるものかどうか、お確かめください。

 

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あなたは、こんな思いを抱えたことは

ありませんか?

 

仕事や家庭で行き詰まりを感じている

将来への不安が消えない

自分の可能性をもっと活かしたい

もっと充実した人生を送りたい

もしそうなら、諦めないでください。

 

あなたの脳には、無限の可能性

が秘められています。

 

その鍵となるのが、「MQ(願望実現力

指数)」です。

 

MQとは、脳の願望実現力を数値化した

ものです。

 

研究の結果、起業して事業を成功させて

いる人のMQは、全員80を超える

「非常に高い」判定でした。

 

つまり、高いMQは、夢を実現する力に

繋がっているのです。

 

個人セッションでは、阻害要因を解消

しながら習慣を変えることで、

平均20〜30程度のスコア上昇も見込め

ます。

 

この値を引き下げる3大要因の

批判、失敗、孤立への恐れが大きい

場合、それらへの過剰な意味

づけを変えて、よりポジティブな

捉え方にすることも可能です。

 

批判、失敗、孤立の意味づけネット

ワーク分析フォームの集計で

4、5の回答の合計で、批判に関連づけ

られていたこととして高かったのは、

 

危険・危機 70% 不安 80%

自身の喪失 70% 排除 80%

孤立 70% 地位の低下 70%

恥辱 70% 無価値観 75%

となりました。

 

 

「批判」されることが本当に、

そんなことを意味するのでしょうか?

 

「失敗」は誰でもするものであり、

反省、学習、対策をすればいいこと

です。

 

「孤立」は、新しい出会いのチャンス

でもあります。

 

これらのネガティブな意味づけを

変えれば、人生は大きく変わります。

 

人間の祖先は、群れから排除される

ことを恐れていました。

 

しかし、その一方で、獲物を取る

ために知恵を発揮し、群れの中での

地位を獲得したり、場合によっては

群を出て、新しい群を作る能力も

持っていました。

 

この「群れの中で地位を獲得する能力」

「新しい群を作る能力」こそが、

私が言う「願望実現能力(MQ)」の

ルーツだったのではないかと思って

います。

 

つまり、MQとは、リスクを恐れずに

新しいことに挑戦し、夢を実現する

力なのです。

 

もし、人生が今の延長で満足という

場合は、こうした設定を変更する

必要はありません。

 

しかし、もっと可能性を求めたい

ならば変更可能です。

 

あなたはいかがですか?

 

そのきっかけに、

願望実現指数(MQ)無料診断

をご利用ください。

 

併せて

批判、失敗、孤立の意味づけネットワーク分析フォーム

ご利用ください。

 

分析結果をお送りします。

 

今こそ、脳の潜在能力を引き出し、

夢を叶える未来へ踏み出しましょう!

 

 

MQ(Manifestation Quotient)という新しい概念を作り、その機能の高さと障害を特定するための診断フォームを開発し、実際にデータを収集し、聞き取り調査も行った結果、その機能を制限する3大要因がわかりました。

 

それが、批判への恐れ、失敗への恐れ、孤立への恐れ、そして加えていうなら100点満点に近づけようという思考です。

 

私たちの多くは、こういう育てられ方をしていますし、学校教育もそうでした。だからこれを見ても、違和感がないかもしれません。

 

しかし、これらを突き詰めるとどういうことになりますか? 批判を避けるためには、何もしない、言わないか、指示されたことを指示されたようにしかしない、言わない、失敗しないためには、手順ややり方が決まっていることしかしない、孤立しないためには、独自性を一切持たない、そして100点満点ということは、正解が決まっているか、誰かが正解とした回答が決まっており、そこから外れてはならないということです。

 

これを最もうまくできるのは、ロボットです。つまり、これらは私たちをロボットに近づけるものであり、ロボットに置き換え可能な、つまり不要な人間に近づけることなのです。

 

確かに、産業資本主義の発展途上においては、そういう労働力が大量に必要でした。しかし、それで日本人は豊かになったのも確かでした。

 

昭和30年代初期には電気洗濯機、電気冷蔵庫、白黒テレビが「三種の神器」と呼ばれて普及し始め、 その後、昭和30年代後半になるとカラーテレビ(color TV)、クーラー(cooler)、自家用乗用車(car)が、それぞれの頭文字を取り「3C」と呼ばれて普及していき、それらを手に入れることが「願望」であり、それらを手に入れた時に、ついに私たちも人並みになったと達成感を味わったのではないでしょうか?

 

つまりロボット化し、我慢して働くと、一律のようにみんなが欲しがる報酬が手に入る、そして、多くの人が「この生き方で良かった」と確信したのではないでしょうか?

 

その時代を生きた親たちが、個人個人価値観や考え方の違いがあるように見えても、結局は、批判への恐れ、失敗への恐れ、孤立への恐れ、そして加えていうなら100点満点に近づけようという思考を次世代に植え付けて育てたと言えるでしょう。学校教育も然りです。

 

しかし時代は変わり、単純で規律正しい労働の多くはロボットに置き換えられ、日本製のロボットを使ってどの国でも同じようなものが製造できるようになり、次いで、日本製の工作機械を使えば、どの国でも同じようなロボットそのものが製造できるようになりました。

その後は、斬新なものを作り出してイノベーションを起こす力と、同じようなものなら安く作る力が世界を席巻しました。そして、日本は停滞に入ります。

 

そして私が多くのクライアントさんの潜在意識の中に見出すのは、批判への恐れ、失敗への恐れ、孤立への恐れ、そして加えていうなら100点満点に近づけようという思考です。

 

そして、今ロボットに続き、AIが多くの知識労働に置き換わろうとしています。

 

旧来の思考の枠組みから日本人は、本気で卒業し、「チャレンジし、アイデアを育て、正解のない問題に対して自分なりの答えを出す、それに対してあきらめずに粘り強く意欲を保つ」こういう力を発揮するように、自分たちの脳を作り替え、次世代にそういう脳、能力を育む教育を提供する大転換をしなければ、日本に未来はないという結論に至りました。

 

そして、その脳機能、能力というのが、私が「願望実現力指数」として研究してきたことと重なることがわかってきたのです。個人の夢や願望を実現するためだけではなくて、日本の未来のために、MQ(願望実現力指数)を高めるムーブメントが必要だ、これが私が至った結論です。

 

MQ(願望実現力指数)を計測し、阻害要因もわかる無料診断フォームを作成しました。

もっと自分について知りたい方はこちらをどうぞ

 

 

すでにお伝えしておりますように、願望を現実化する力には大きな個人差があり、そういう能力を表す概念、その個人差を説明する理論が存在しなかったので、A Iを駆使して研究した結果、一連の脳機能のネットワークの存在に行きつき、MQ(Manifestation Quotient)という新しい概念を作り、その機能の高さと障害を特定するための診断フォームを開発しました。

 

MQ(Manifestation Quotient)は、「願望実現力」 または 「現実化力」 を表す英語表現であり、2文字目がQ となるように作成された略語です。IQ、EQ、それに最近話題のAQ(Adversity Quotient)・逆境指数とは、部分的には重なることがあっても基本的に独立した因子であることも分かりました。

 

そしてすでに無料診断フォームをご利用いただき、一部無料カウンセリングを通じて聞き取り調査も行った結果、浮かび上がってきたことがあります。

 

それは、多くの人に共通して、批判への恐れ、失敗に対する恐れ、孤立することへの恐れの3つが大きな抑圧要因になっていることです。

 

今現在限られたデータの範囲では、1・励まされて育ったグループがスコアが高い傾向があり、2・放任されて育ったグループは高い人と低い人の両極端に分かれ、3・否定されて育った人は少数の例外を除き、全般的にスコアが低い傾向があり、最もスコアが低かったのは、過干渉されて育ったグループ、となりました。

 

しかし、明らかに生まれつきの個人差というものがあります。同じ親、仮定環境で育てられてもきょうだい間で全く違う場合が多いからです。

 

上記のうち、1・励まされて育ったグループでスコアが高いのは普通に考えて納得がゆく結果ですが、2・の放任は、親が単に忙しかった場合、親が子供に関心がなかった場合、親のポリシーであえてそうしていたが遠巻きには見守られてはいた場合では全く意味が違ってきますし、親以外に頼れる相手がいた場合とそうでない場合でも違ってきます。

 

3・の否定されて育ったケースでも、親の考えがネガティブだった場合、意地悪だった場合、厳しくて要求が高かった場合などで全く意味が違ってきます。

 

ただ4・過干渉に関しては、日本だけではなくアメリカでも増えていて問題になっているようで、ジュリー・リスコット・ヘイムス という著者が、「大人の育て方 ——子どもの自立心を育む方法」という著書の中でその弊害の大きさについて述べています。過干渉で過保護な親をヘリコプター・ペアレントと呼ぶそうです。

 

そういうわけで統計化は難しいと思いますが、間違いなく言えるのは、育てられ方によって、ただ、潜在意識に「思い込み」ができるというだけでなく脳の発達に明らかな違いが生じるということです。

 

親によって性格も価値観も千差万別ではあるのですが、少なくとも日本人の親たちの場合、自覚の有無に関わらず、共通性の高い教育方針が潜んでいたようにも思います。これは教師たちにも共通しているのではないでしょうか?

 

それは、「お行儀よく、規律正しく、我慢強く」「できるだけ100点満点に近づける」という方針です。

 

これを読んでどう感じますか? 当たり前で正しいことだと感じますか?

 

「できるだけ100点満点に近づける」ということは、あらかじめ正解が決まった問題をできるだけ間違えないで解くということです。失敗や誤りを避けるということでもあります。

 

あらかじめ正解が決まっていない問題に対して、考え抜いて自分なりの答えを出す力とは異なります。

 

おそらく、ずっと古いルーツを辿ると、村社会において、人目を気にしてルールを守り、個を抑えて全体に従う、突飛なことをしでかして失敗や批判を招き、村八分にされるようなことは絶対タブーというような考え方があったのではないかと思います。

 

それが戦後、産業社会の発展とともに、ピラミッド構造の底辺でルーチンワークをを支える規律正しく我慢強い労働力を大量生産する必要性が生まれ、産業資本主義に組み込まれていったのではないでしょうか?

 

それは、質の高い均質な労働力として、日本製品の品質の高さを支え、国際競争力となって日本の産業発展を支えたと考えられます。

 

しかし、質の高い均質な労働力の多くはロボットに置き換えられ、特にバブル崩壊以降は、斬新なものを生み出しイノベーションを推進する力、または、似たようなものを安く生産する力が世界を席巻するようになりました。

 

これが、日本経済が停滞に向かった隠れた要因だった可能性があります。

 

では日本人の特質として、マニュアル的な正確さはあっても創造性が低いのでしょうか?

 

そんなことはありません。古くは、鉄砲と天麩羅がわかりやすいのですが、外来のものを元に、独自に進化、洗練させるということにおいて他に類例がないのです。だから食文化においてもアニメにおいても今でも日本は世界に多大な影響をもたらし続けているのです。

 

ロボットに続きAIがルーチン化された労働を置き換えつつある今、日本人の思考の基盤も大きく変わる必要が生じていると思われます。「お行儀よく、規律正しく、我慢強く」「できるだけ100点満点に近づける」に代わるのは「チャレンジして、アイデアを育てて、粘り強く」「新しい可能性を探す」という思考なのではないでしょうか?

 

「我慢強く」と「粘り強く」というのは一見似ていますが大きく違います。「我慢強く」とは欲求を抑え込むことです。それに対して「粘り強く」とは、意欲を持続させることです。脳の使い方が異なるのです。

 

幸い、脳、神経系というのは幾つになっても成長し、変化することができます。

 

そしてMQ(Manifestation Quotient)という新しい観点に基づいて、潜在意識を書き換え、脳を育て直すという取り組みはもう始まっています。

 

あなたも、自分の人生の新しい可能性にチャレンジしませんか?

 

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願望実現力・無料診断を開始しました。また、実地調査を兼ねて無料での個人カウンセリングを募集します。

 

すでに断片的にお伝えしていますが、願望が実現する人としない人の違いから、どうも「願望実現力」の大きな個人差がありそうですが、その正体について脳機能の観点から解明した決定的な研究はこれまで見当たりませんでした。

 

そこで、独自の研究としてAI に世界中の脳研究の論文を分析させて、願望実現力の脳機能の観点からの分析を行わせました。

 

その結果、脳機能という観点から願望実現の仕組みを解明し、応用する目処が立ち、すでに個人セッションに取り入れています。

 

また、脳機能の観点から願望実現力をスコア化、課題、障害を解明する質問フォームを開発しました。

 

これを願望実現力・無料診断としてご利用いただけるようになりましたので、ご案内します。

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WEB記事「願望実現の秘訣は脳の使い方にあった」の内容を読まれてどうぞご利用ください。

 

送信された内容を分析の上、実地調査の対象に適切と判断された場合には、分析結果とともに実地調査を兼ねた無料カウンセリングをご案内します。

 

その上で、ご希望の方は送信された分析結果に対する返信として、無料カウンセリングをお申し込みください。

 

無料カウンセリングはZOOMのみの対応となります。

 

それでは、まずは「願望実現力・無料診断」をお試しください。

 

 

私が探求してきたのは心理学や心理療法そのものではなく実は、教育理論、教育方法だったことがわかりました。

 

学歴や特定のスキルの高さとは関係なく、なんとなく有能で、行動力があり、人に影響力があり、物事を成し遂げる力が強い人とそうでない人の違い、「できる人」とそうでない人の個人差が大きいことは誰でも経験的に知っていると思います。

 

ところが、その違いを脳科学的に説明する理論が見当たらなかったのです。近年では、デフォルト・ネットワークが、閃きを生み出すシステムとして注目されていましたが、ひらめきだけでは現実化には至りません。そして、この疑問に対する答えと、さらに解決策までが、怒涛の如く押し寄せてきました。

 

発端は、環境順応型知性、わかりやすくいうと「他人軸」と自己主導型知性、わかりやすくいうと自分軸では、脳の活性化部位、器官に違いがあるのではないか? という問題意識でした。2種類のAIを使って調査したところ次のようにまとまりました。

 

環境順応型知性は、周囲の期待や規範に従い、周囲に受け入れられるような行動や考え方を重視する段階です。この段階では、前頭前皮質、特に背外側前頭前皮質 (DLPFC) が重要な役割を果たすと考えられています。

 

DLPFC は、計画性、意思決定、抑制など、実行機能に関わる領域です。環境順応型知性の人は、周囲の期待や規範に沿った行動を計画し、実行するために、DLPFC を活発に活動させていると考えられます。

 

自己主導型知性は、自身の価値観や信念に基づいて行動し、周囲に流されずに自分の意見を主張する段階です。この段階では、mPFC (内側側頭前皮質) が重要な役割を果たすと考えられています。

 

mPFC は、自己認識、共感、道徳的判断など、高次機能に関わる領域です。自己主導型知性の人は、自身の価値観や信念に基づいて判断し、行動するために、mPFC を活発に活動させていると考えられます。

 

そして、mPFC (内側側頭前皮質) をキーワードにしてさらに調査を進めてゆくと、他にMPFC(内側前頭前野)、前頭前皮質、大脳基底核、線条体などのネットワークが、意図し、計画し、手順をきめ、他者との協力関係を構築し、実行過程で自己の状態を管理し、意図を現実化する上で密接に連携していることがわかり、これを「現実化中枢」「願望実現中枢」「自己実現中枢」などとして、さらに研究を進めました。

 

そして、AIを使って、この中枢が活性化している度合い測定する質問フォーム、阻害、抑制要因を炙り出す質問フォームを作成させて、試してみました。

 

その内容を見て、これまで経験的、感覚的に感じてきた「できる人」「願望実現力が強い人」の特徴と、非常によく重なることがわかりました。またこれまでの多くの自己啓発書の中で、良書と思われるものの内容に悉く符合しました。これはもう間違い無いだろうと思います。

そして、これこそがAI化が進む時代に超必要になる力でもあります。

 

また、教育の目的も大きく変わるでしょう。スキルや知識はある意味いつでも身につけることができます。また、スキルや知識ならもうAIに置き換えることができます。それよりも、脳を健全に育てること、特に私が「現実化中枢」「願望実現中枢」「自己実現中枢」と呼ぶこれらの機能を発達させることが大きな目的になるでしょう。

 

もちろん、社会の規範や他者の期待、要求を汲み取って自分を律する機能に関連した、背外側前頭前皮質 (DLPFC) も大切です。しかし、一面的にそういう機能を使うのではなく、バランスが取れるようにすることが重要になります。

 

また、脳を育て直すことは大人になって以降もある程度対応可能だと考えられます。

 

私が、30年近い歳月を費やして追求してきたのは、結局そのための理論、方法だったのだとはっきりわかりました。しかし、このようなコンセプトの普及は急務に思えます。

 

このままAI化が進み、しかも世界恐慌がくれば巷は失業者だらけになってしまいます。新しいサービス、プロダクトを創造する力が社会全体にみなぎってゆかないと、とんでも無いことになるでしょう。

さて何から手をつけるか・・・

 

 

世の中には、様々な成功するためのメソッドがありますが、それを実践しても効果がある人とない人の個人差が大きい、そもそも続けられない人が多いと言うのが現実でしょう。

 

その理由として、最新の科学的研究を総合すると、成功する人とそうでない人では、そもそも脳のどの部分が活性化しているのかが異なることが分かってきたわけです。

 

すると、いわばOS自体が一人一人異なるので、同じソフトをインストールしようとしても、インストール自体ができていない、あるいはインストールはしても作動しないと言うことがある得るわけです。

 

そして、今の医学ではそういう言葉はありませんが、脳の中に明らかに願望実現中枢とでも呼びたくなるようなエリア、そのれ1つではなくいくつかのエリアのネットワークが鍵を握っているようだということに行きつきました。

 

しかし、一人一人の脳をfMRAやSQUIDなどの装置で調べるのは事実上不可能です。しかし、願望実現中枢が活発に働いている人の特徴にどれくらい当てはまるか、また願望実現中枢を刺激する言葉に対して、肯定的な反応が起こるか、逆に否定的な反応が起こるのかを調べることで、その活性度、そしてその活性化を阻害している要因を特定して解消するプログラムの開発を進めています。

 

この間私は、幼少期、生い立ち過程を通じて形成される「スキーマ」とか「禁止令・拮坑禁止令」などを取り上げ、それらを書き換える方法を体系化してきましたが、それに加えて神経ネットワークの構造を組み替える必要に行きつきました。

 

例えば、「チャレンジ」と言う言葉に対して、「ワクワクする」「成功につながる」と言う感情やイメージに連動している人もいれば「失敗」「挫折」「恥をかく」「嫌われる」「孤立する」といった概念やネガティブな感情、フィーリングに連動している人もいるでしょう。

 

大脳生理学的にいえば、「同期発火」という現象が関係します。この関係を組み替えることができるということもわかってきました。また、願望実現中枢は、日常的なちょっとしたことで活性化できることも分かってきました。

 

例えば、今夜はこんなものが食べたい、誰かを喜ばせたいとイメージして、そのための材料を買い集めて、段取りを決めて、実際に調理して、誰かと一緒に楽しむ、こんな一連のプロセスでも実は願望実現中枢が刺激され活性化しているのです。

 

逆に、願望実現中枢が不活性な人の特徴、不活性化する習慣もあります。端的にいって、すぐに面倒くさがる、すぐにあきらめる、惰性的になるといったことです。

 

私は、脳の働きをダメにする3つの悪魔の言葉と呼んでいる言葉があります。

 

それは「面倒臭い」「難しそう」「自分には無理」の3つです。この3つを心の中でよく使う人は、願望実現中枢の働きが低下しています。

 

残念ながらそういう人が多いから、集客となると「単純、簡単、誰でもできて、奇跡が起こる」と謳うものがウケやすいのでしょう。コンサルタントやビジネス関係者の中には、こうした集客方法を「思考弱者マーケティング」と揶揄する人もいますが、思考弱者というのは失礼すぎる表現で、脳の機能が低下した状態であって、元々思考能力が低いとは限りません。

 

しかしながら、現実的な努力が面倒だから「引き寄せの法則」で奇跡でも起きたらいいな、という考え方は実は本末転倒ということがわかります。願望実現中枢が不活性な状態では引き寄せも起こりにくいと思われるからです。

 

ほとんどの願望実現というのは、現実的な努力やチャレンジを厭わない人が、人の縁や有用な情報やチャンスを引き寄せた結果達成されているというのが偽らざる現実と思われます。これは、「ザ・シークレット」にも登場するジョー・ビタリー博士も同じ意味のことを書いています。

 

そして、「ヘッブの法則」により、一度活性化した脳のシステムは、さらに活性化が起こりやすくなるのです。時々聖書のくだりであると言われる「富めるものはますます富み、貧しきものはますます貧しくなる」という言葉を貧富の差が拡大すると解釈するのは聖書の歪曲のようですが、脳の活性化の法則としては当てはまるようです。

 

このコンセプトを体系化、スキル化することは、明確にイメージができてきているので、必ずそう遠くなく実現することでしょう。