最新科学(エピジェネティクス)に基づくDNA覚醒、若返り、脳力開花

最新科学(エピジェネティクス)に基づくDNA覚醒、若返り、脳力開花

超深層心理レベルから人生のステージアップをサポートします。カウンセラー、セラピスト歴は28年です。

 

アドビシステムズが5カ国で調査を行った

ところ、「あなたは自分を創造的だと思い

ますか?」と言う問いにYesと答えた

日本人は、わずか8%、アメリカ人の

47%、オーストラリア人の46%、

ドイツ人の44%、イギリス人の37%

よりもはるかに低い数字となりました。

 

日本人は創造性が低いのでしょうか?

 

ところが同じアドビシステムズの調査

で、「最も創造性豊かな国はどこだと

思いますか?」と言う質問に対して

、日本と答えた人は全体の36%で

アメリカの26%、ドイツの12%を

上回って一番となりました。

 

ところが日本人自身が「最も創造的な

国」は日本と答えた人は26%で最も

低かったといいます。

 

つまり、日本以外の国人々からは、

日本は創造的な国と見られている

のに、当の日本人はそう思って

いない、さらに自分自身を

ほとんどの人が創造的でないと

考えているという結果になり

ました。

 

日本文化には、集団主義、同調圧力、

マニュアル思考などの要素が確かに

存在し、これらの要素が個人の創造性

に対して一定の制約をもたらす側面が

あります。

 

また各家庭においても、自分なりに

考える、工夫すると言うことよりも、

親や教師の言うことを聞くことをよし

とするような傾向もあるかと思います。

 

また、別な国際調査の結果で、日本人は

自己肯定感が低いと言う調査結果もあり

ます。

 

そもそも、多くの日本人に、一握りの

才能に恵まれた人間だけが創造的で

あるというような思い込みがあるの

ではないでしょうか? たいそうな

ことでないと「創造」とは言えないと

考えていないでしょうか?

 

例えば、ありあわせの材料を使って

レシピ通りでないアレンジ料理を

作ったことはないですか? 

 

工具を使ってちょっとした加工に

よって問題を解決したことはない

ですか? 

 

創造性は誰にでもあり、ただそれを

自分で認めていない場合が多い

のではないでしょうか?

 

前回のメルマガでも書きましたが

、自己肯定感や自己効力感が低いこと

や批判や失敗への恐れは、創造性を

萎縮させます。

 

また自分のアイデアを取るに足らない

ものとみなす傾向があります。

 

また、自己承認ができないと、人が

褒めてくれた場合にしか自分を認め

られません。

 

こうした思考の枠組みを解消して

自分の可能性を広げませんか?

 

自分の思考の枠組みに向き合いたい

方は、まずは

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をどうぞ

 

 

 

野村総合研究所が、10~20 年後に、

日本の労働人口の約 49%が就いている職業に

おいて、それらに代替することが可能になる

という調査レポートを発表したのは2019年

のことでした。

 

その後大手保険会社、銀行、証券会社などが

AIを導入し、人員削減が行われています。

 

このような流れはさらに拡大してゆくものと考

えられます。

 

けれども一方で人間にしかできない仕事、

役割の価値が増すと考えられます。

 

それにはどんなものがあるか、chat-GPTに

訊いた結果がありますが、今回はその中で

「創造性・独自性」についてお伝えします。

 

創造性を抑圧する仕組み

 

私は、潜在意識の反応を測定する装置を

使って、様々なデータを集めてきました。

 

そして、重要なのは、それが可能だと

信じているかどうか、それを自分に許可

しているかどうか、というテストです。

 

例えば「創造的である」「独自性を発揮

する」ということに関して言えば、大部分

の人がそれを自分に許可していないという

結果があります。

 

また多くの人が「自分で考えたことは

失敗する」というスキーマ(思考の

枠組み、思考のプログラム)を持って

います。

 

そして、何かアイデアを思いついたと

しても、どうせ自分のアイデアは取る

に足らない、どうせうまくゆかないと考

え、それをさらに追求し、育てて形に

しようとしないのです。

 

あなたはどうですか?

 

どうしてそうなったかという理由は様々

ですが、一つの典型例を挙げることが

できます。

 

多くの人が子供時代に自分なりに考えて

やったことが失敗した、さらに怒られたり、

バカにされたという経験を持っています。

 

それが「自分で考えたことは失敗する」と

いうスキーマや「創造的であること」

「独自であること」を自分に許可しないと

いう設定に繋がったのです。

 

さらに「失敗すると罰を受ける」とか

「失敗すると怒られる」といったスキーマが

加わり、失敗したり批判されることに対する

恐れが植え付けられます

 

しかし、そうなることのメリットもあり

ました。

 

新しいことをやるときに、よく教わったり、

よく調べてからやるという習慣が身についた

ことです。それは子供時代の成長の役に

立った面もあります。

 

また学校のテストというものは、あらかじめ

成果が極まった問題に対していかに正解を

出すかということの繰り返しでした。

 

そういう環境への適応という側面もあった

でしょう。

 

しかし、それは子供時代の話です。成長する

に従って、正解が決まっていないテーマに

自分なりの答えを出すことや、新しいことに

チャレンジすること、アイデアを育てて形に

することなどより高度な成長課題に直面

します。

 

しかし、子供時代の潜在意識のプログラムが

更新されないまま大人になっている人が

実際には多いのです。

 

それでより高度な成長課題を回避して、

マニュアルや指示に従ってできることしか

しようとしない場合があります。

 

すると、経験の幅自体が狭まり、能力開発の

機会も失うことになります。

 

しかし、人間は何歳になってもこうした

制限を外して新しいチャレンジを始める

ことは可能です。

 

まずは、自分にどういう制限があるのかに

気づくことから始めましょう。

 

そのために、サバイバル・マインドセット

無料診断とフォローのためのメール講座を

準備中です。

 

なお、自分にどんな制限があるのかを調べて

解消するということにすぐ取り組みたい方は

個人セッションでサポートができます。

 

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今回の記事は、唐突ですが、コロナ・

ワクチンに関する話題です。

 

9月20日からコロナワクチン7回目の

接種が始まろうとしています。

 

これについて、全国の医師や免疫学者など

から反対、危惧の声が上がっていますが、

メディアではほとんど知らされていません。

 

日本以外の多くの国では、副反応の問題と

追加接種の有効性を疑問視する声が高まり

追加接種を取りやめています。

 

特に、これから始まろうとしている7回目

接種に関して、日本の医師や免疫学者など

の意見だけはなく、英語による検索で海外

で発表された論文、医学誌の記事などを

確認しました。

 

すると、コロナワクチンの追加接種の

有効性を否定し、危険性を指摘する論文

が数多く存在することがわかりました。

 

以下主な論点です。

 

1・繰り返し接種すると役に立たない

抗体ばかり作られるようになる。

IgG4というタイプの抗体ですが、

役に立たないばかりか、役にたつ抗体

の邪魔をする

 

2・追加摂取しても、最初に接触した

抗原に対する抗体ばかり作る。

専門家の間で抗原原罪と呼ばれる現象

です。ですから、XBB対応のワクチン

と言っても実際にはXBB株に対する

抗体はほとんど作られない

 

3・XBBはすでに無症状も含めて感染

が広がり、今からXBB対策をしても

すぐに次の変異株に移行する

 

4・すでに、ワクチンが誘発する

スパイクタンパク質には強い毒性が

あることがわかっています。

特にXBB対応ワクチンの場合は、

抗体によって中和をされず、しかも

細胞の受容体との親和性が数十倍に

なっているので、副反応や後遺症が

強く出る可能性があります。

 

要するに、効果は期待できず、害は

強く出る可能性が高いということ

です。

 

スパイクタンパク質の害の中の

一つは、オートファジーという

細胞の機能を破壊することです。

 

オートファジーというのは、

細胞内のリサイクルと解毒の

システムのことです。

 

特にミトコンドリアという

細胞内のエネルギー工場は、

古くなり機能が劣化すると

エネルギー効率が下がり、

活性酸素が漏れ出しやすく

なります。

 

こうしたものをスクラップに

して、新品に置き換えるのも

オートファジーの働きです。

 

オートファジーが妨害されると

細胞内のミトコンドリアの

機能が劣化し、毒素が蓄積する

ことになります。

 

その結果、その人が元々持って

いた持病が悪化したり、細胞が

ガン化するといったことが起こり

ます。

 

最終的に接種を受けるかどうかは、

個人が判断する問題ですが、

巷にはあまりに政府やメディアが

流す偏った情報ばかりで、判断に

あたり重要な情報が遮断されて

います。

 

政府やメディかからの情報を

鵜呑みにするのではなく、自ら

情報を求めてご検討の上、

納得のゆく判断をされることを

お勧めします。

 

参考情報のリンクです。

 

北海道有志医師の会

 

全国の融資医師会からの共同声明

 

なお、コロナ後遺症、ワクチン後遺症

には、ファスティングにより、

解毒機能を高めることが有効であると

わかっています。

 

その他にも、さまざまな情報を収集して

います。

 

悩んでいる方はご相談ください。

 

なお現場では、遺伝子の働きに悪影響

を与えている可能性のあるスキーマを

特定し、書き換えとともに、遺伝子の

働きにヒーリングで働きかける

エピジェネティック・ヒーリングを

導入しました。

 

無料のエピゲノム予備診断は、

こちらのページに一番下にあります。

 

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これは、私のパートナーでHBI代表の竹下登美子の44歳、52歳、65歳の写真です。見た目で若返っているように見えるだけでなく、肩こりや疲労感もなくなり、全体的に気分も良くなっています。

私たちは、20年以上も老化のメカニズムと、それを逆転させる方法を研究し、それをエイジレス・ダイエットとして実践してきました。

もっと短期間でもこのような変化がありました。

 

ファスティングは、デイビッド・A・シンクレア博士の著書「ライフスパン」が世界中でヒットし、日本でも10万部以上売れたことがきっかけとなり、老化を防ぎ、若返りさえ可能にする健康法として広く知られるようになりました。

 

 

それでも、ファスティングがさらに脳や心に大きな改善をもたらす事例が多いことやその理由についてはまだそれほど知られてはいません。ファスティングによって、サーチュイン遺伝子が活性化し、エピゲノムの修復、特にメチレートと言ってDNAの遺伝子がオフになって、いわば眠りこけているのを再び活性化(アクティベーション)する効果については、同書を読まれた方は理解されていることでしょう。

 

そして、同書の中でも言及されていないのは、脳や心の働きに密接に関係している遺伝子がメチレートされているケースが多いことや、特に、いわゆるアダルトチルドレン(機能不全家庭で子供時代を過ごした人)や、胎児期、出生時、嬰児期のトラウマやアクシデント、いわゆるアーリー・トラウマによってそれが起こっているケースが多く、それらがファスティングによって改善できる可能性についてです。該当する人のほとんどが、「生まれつきの問題」と捉え、また人によっては自分を「発達障害」と認識しているケースもあります。

 

脳や心の働きに密接に関係しているが、遺伝子のコードにメチレートが起こり得るケースにはBDNF ・脳由来神経栄養因子も含めて次のようなものがあります。これを読まれているあなたに該当することはないでしょうか?

 

オキシトシン・オキシトシン受容体

 

「愛情ホルモン」とか「信頼ホルモン」とも呼ばれるオキシトシン、またはオキシトシン受容体のコーがメチレートされるケースがあります。愛着型の問題でいえば、不安型ではオキシトシンが減少し、回避型ではオキシトシン受容体が減少することがわかっています。そして、その療法の特徴を持つ無秩序型、未解決囚われ型(私は混合型と呼んでいますが)では、オキシトシンが減少する上にその受容体も減少してしまう、うつや不安障害などを発症するハイリスク群といわれます。人とのつながりが作れなくなる、安心感や幸福感が得られない傾向があります。

 

コルチゾール受容体

 

ストレスホルモンのコルチゾールが分泌されてもそれを受け取る受容体が発現しにくくなるケースです。コルチゾールは、ストレスに対してカンフル剤のような働きをし、炎症や痛みを抑制する働きがあります。そのホルモンが分泌されてもそれを受け取れなくなるということで、元気が出ない、ストレスに打たれ弱い、頑張りが効かない、朝起きられない、代謝が上がらない、痛み、苦痛に弱くなる、太りやすい、副腎皮質刺激ホルモンが過多になることで、体毛が増える、男性型脱毛が起こる場合もあります。

 

セロトニン・トランスポーター

 

脳細胞がセロトニンを放出したのちにそれを回収してリサイクルするシステムです。この遺伝子がメチレートすると、セロトンにを回収して再利用することができなくなり、セロトニンの枯渇を引き起こしやすくなります。躁鬱病になったり、うつ病になったり、病気まではいかなくても、気分のコントロールができなくなる傾向があります。また、砂糖などへの依存症になりやすくなります。

 

BDNF・脳由来神経栄養因子

 

BDNF ・脳由来神経栄養因子の説明はすでにしました。この遺伝子コードがメチレートすると脳の健全な発達が妨げられ、自閉症や学習障害、記憶障害、認知障害などが起こり得ます。そこまでの問題でなくとも、加齢に伴って、新しいことが習得しにくくなるとか、物忘れが多くなる場合は、このBDNFの遺伝子にメチレートが起きている可能性が高いのです。、

 

チロシンヒドロキシラーゼ(中脳皮質系)

 

チロシンヒドロキシラーゼは、ドーパミンを合成するのに必要な酵素なので、このDNAコードがメチレートするとドーパミンが合成できません。ドーパミンは、意欲と喜びの感覚や意思決定を司る神経伝達物質です。それが作られにくくなるということは、喜び感覚が湧かない、意識決定できない、意欲がわかない、ストレスに弱くなるとこを意味し、依存症にもなりやすくなります。

 

MAOA(モノアミン酸化酵素A)

 

ドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリンの分解に関与し、情緒の調整に影響を与えます。その遺伝子コードのメチレートは、感情のコントロールや切り替えを難しくさせ、攻撃性や衝動性、抑うつ症状などを作り出す可能性があります。行動障害やA DHDにも関係するといわれます。

 

これらも同じ考え方ができます。もとはスキーマが原因なのかもしれませんが、二時的に生じたこれらの問題があることで、深層心理療法での改善が難しいか、限界が生じる可能性があります。

 

スキーマの書き換えとファスティングを繰り返すことによって解消できる可能性があります。それが可能だとなると、ファスティングと深層心理療法の組み合わせによってスキーマとメチレートの2重構造が解消されると、脳自体の機能が大幅に改善したようになることでしょう。実際にそういうことが起きていると思われる事例はすでに多数存在します。その具体事例はこれからまとめて順次シェアしたいと思います。

 

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この連載はひとまず、これで区切りになりました。ここまでの内容をほぼひとまとめにした内容はこちらのページで、脳や心の機能に関係した遺伝子のメチレートの兆候を予備的に検出する「エピゲノム予備診断」が無料で受けられますが、「インナーチャイルド無料診断」とセットで受けられることをお勧めします。

 

本当にそんなことがあるのだろうか? と思われるかもしれませんが、あなたの人生の可能性を大きく広げるきっかけになる可能性があるのです。

 

 

これは、私のパートナーでHBI代表の竹下登美子の44歳、45歳、46歳の写真です。これまでは、65歳になるまでの20年以上の変化をお見せしていましたが、酵素ファスティングを始めてから短期的に見てもこのような変化がありました。見た目で若返っているように見えるだけでなく、肩こりや疲労感もなくなり、全体的に気分も良くなっています。

 

私たちは、20年以上も老化のメカニズムと、それを逆転させる方法を研究し、それをエイジレス・ダイエットとして実践してきました。

 

私たちは、ファスティングと平素の食事の栄養学的な質を向上させること、そして深層心理療法によって養育過程で形成されたスキーマを解消することについては、自分たちの中ではすでに長く取り組んできました。また数年前からは、これた三つをパッケージにしたプログラムの提供も行ってきました。そして、それは心身の両面にわたって非常に良い効果を生むことを目の当たりにしてきました。

 

そして、体重を減らしたり、健康状態を改善したり、若返る他、能力やさまざまな可能性を開花させる可能性を見ることができました。

 

私は、人間は胎児期や先祖からの伝搬に始まり、生い立ち過程で形成されたスキーマ、ビリーフ、禁止令などにより人生、思考、能力にさまざまな制限が設けられており、それらを解消することで、可能性を拡大することができると考えてきました。そして事実その通りだった事例をたくさん作り出してきました。

 

しかしその一方で、脳自体の発達や機能がすでに妨げられていると推測されるような事例もまた少なくありませんでした。例えば、聴覚認知障害という問題があります。これは聴覚そのものには問題がないのに人の言葉を聞き取れないという問題です。人間は、雑音の中でも人の言葉を聞き取れる機能を持っていますが、この機能を獲得するのは6〜7歳くらいと言われます。この時期に、暴言などを繰り返し聞くことでこの機能の発達が障害されて生じる場合があると言われています。このように、脳のある機能が発達するべき時に妨げられた事例では、大人になってから取り戻すのは困難で、多少改善するとしても時間がかかるように思います。

 

このように発達自体が妨げられた事例とは別に、脳、神経系の機能自体に何か問題があると感じる事例があります。一定数のクライアントが、深層心理療法の成果が出にくい、時間がかかる傾向があります。また書き換えても再生が起こりやすいケースがあります。そういうクライアントに共通しているのが、ある考え方への固執が強くて思考に柔軟性が欠けていることです。さまざまな文献をあたると、脳、神経系の機能に関するDNAコードにメチレートが起きているケースがあるということで、ちょうどBDNF、脳由来神経栄養因子の遺伝子にメチレートが起きている事例の特徴に重なるケースが一定数存在することに気がつきました。

 

BDNF、脳由来神経栄養因子とは、神経細胞の成長やシナプス形成に重要で、学習や記憶に関与します。BDNFの遺伝子コードにメチレートが起こることで、神経細胞の健康が影響を受け、認知機能障害、学習障害、うつ病や認知症のリスクが高まる可能性があります。

 

潜在意識の書き換えを行うということは、新しいニューロンネットワークを育てるということでもあります。この時に、このBDNF、能由来神経栄養因子は重要な働きをしていると考えられますので、それを作り出す遺伝子がメチレートを起こしていると、その妨げになるわけです。

 

それ自体がもとは、何らかのスキーマが原因で生じたのかもしれませんが、その問題があるから書き換えがスムーズにゆかないというケースがあり得ます。ファスティングは、それ自体、BDNF、脳由来神経栄養因子を増加させることが分かっていますし、サーチュイン遺伝子を起動させてメチレートが解消される機会にもなり得ます。

 

ですから、スキーマと遺伝子のメチレートが重なっている場合、従来は改善がむずかしかったはずです。スキーマと呼ばれる思考の元データのようなレベルまで働きかける心理療法とファスティング(断食)を組み合わせることは、その限界を超えて相乗効果以上の効果を生む可能性があるのです。

 

世界的に見ても、このような研究事例は論文化されておらず、そういう視点での研究を提案レビュー論文が最近出てきた段階です。しかし、私たちの現場では、このような組み合わせで目覚ましい改善を示した事例がすでに蓄積されつつあります。

 

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前回まで、連載で、老化の真のメカニズム、エピジェネティクスという近年特に注目が集められている研究分野、最新の研究で分かった老化の促進要因、老化の抑制、さらには若返りの要因についてお伝えしてきました。

 

そもそもファスティング(断食)は、精神医学の分野でも有効性が認識され、ファスティング(断食)によって、うつや不安障害、認知症での改善事例があります。それがなぜなのかということについてもある程度解明が進んでいます。その効果の理由としては次のようなことがわかっています。

 

神経成長因子の増加

 

ファスティング(断食)は神経成長因子(BDNF)の増加を促進します。BDNFは神経細胞の生存と成長に重要な役割を果たし、新しいシナプスの形成や学習能力、記憶形成に関与します。

 

オートファジーの活性化

 

ファスティング(断食)はオートファジーと呼ばれる自己消化メカニズムを刺激します。これにより、老化した細胞や不要な細胞成分が分解・排出され、脳細胞の健康状態が改善され、認知機能の向上に寄与します。このことは、アミロイドベータの分解も促進することを意味し、アルツハイマー型痴呆を予防し、またはその進行を抑制することも意味します。

 

ミトコンドリアの効率化

 

ファスティング(断食)はミトコンドリアの機能を向上させることが示唆されています。ミトコンドリアはエネルギー生産の中心であり、その効率化によって脳のエネルギー供給が改善され、認知機能が向上する可能性があります。

 

神経炎症の軽減

 

ファスティング(断食)は、神経炎症を抑制する効果があり、神経疾患や精神疾患のリスクを軽減する可能性があります。

 

ホルモンバランスの改善

 

ファスティング(断食)によってインスリン感受性が向上し、血糖コントロールが改善されることがあります。これによって脳への適切なエネルギー供給が保たれ、精神的な安定感が増します。

 

ストレス耐性の向上

 

ファスティング(断食)はストレス応答を調整し、ストレス耐性を向上させることが示唆されています。これによって、心理的なストレスに対する抵抗力が高まり、精神的な健康に良い影響を与える可能性があります。

 

脳血流の増加

 

ファスティング(断食)は脳血流の増加をもたらし、脳への酸素や栄養供給が向上します。これによって脳の機能が最適化され、認知機能や気分に良い影響を与える可能性があります。

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腸内フローラの影響

 

ファスティング(断食)は、腸内フローラを劇的に改善しますが、腸内フローラは近年の研究では、それ以前よりも脳の働きに直接大きな影響を及ぼすことがわかってきています。一つは自律神経系を通じての影響です。もう一つは、腸内フローラが、アミノ酸の一種、トリプトファンを5HTPに変換することで、より直接的なセロトニンの原料を供給します。

 

このように、ファスティング(断食)は、脳の機能そのものを向上させる働きがあるのですが、心理的なケアとファスティングを組み合わせることは、相乗効果が予測できるのですが、一般的な意味での相乗効果以上のものが期待できるのです。そのことについて次回、お伝えします。

 

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私たちは、20年以上も老化のメカニズムと、それを逆転させる方法を研究し、それをエイジレス・ダイエットとして実践してきました。

 これまでに2回に渡り、老化のメカニズムと、エピジェネティクスという今ホットな研究分野について、そして老化を促進する要因についてお伝えしてきました。それでは、逆にエピゲノムの変化を逆行させることで、老化を抑制し、若返る要因としてはどんなことがあるでしょうか?

 

カロリー制限とファスティング

 

カロリー制限と定期的なファスティングが、サーチュイン遺伝子を活性化することで、エピゲノムを修復することに関しては、数多くの証拠が蓄積されています。近年では、実際に人間を使ったプログラムで、カロリー制限やファスティングを一定期間続けたのちにエピゲノムを調べて生物学的年齢が若返っていることを確認した実験例も増えています。ただし、栄養素の不足のないことが条件で、バランスの良い、野菜や果物が豊富な食事や適切なサプリメントなどとセットで実施されています。いわゆる若返りのための最も確実な方法と考えられています。私たちは、野菜や果物を発行させてゆくる酵素飲料で栄養を補給しながら月に2回、20年以上続けてきました。

 

瞑想、呼吸法、適度な運動

 

瞑想、呼吸法、適度な運動もまた、エピゲノムを良好に保つのに効果的であることがわかってい

ます。それぞれ単体での証拠もありますが、カロリー制限、ファスティングと組み合わせることで大きな効果がみられた事例があります。例えば、2023年に行われた研究では、呼吸法、運動、食事とサプリメント、断続的なファスティングを組み合わせた8週間のプログラムが行われ、参加者の生物学的年齢が平均で4.6歳減少したという事例があります。

 

心理的なケア

 

子供時代のトラウマやストレスが、エピゲノムに影響を与えて老化や病気を引き起こすことは数多くの研究事例が示しています。子供時代の虐待やネグレクトがエピゲノムに痕跡を残していることは確実です。また、子供時代の心の傷跡は、脳に記憶痕跡となった残っていることもわかっています。ただ既存の心理学、心理療法自体が、トラウマの記憶痕跡を消去できるかどうかを検証する段階に遠く至っていないという限界がありました。

 

しかし、私が独自に研究開発した心理プログラムでは、トラウマの記憶痕跡が消去されたと強く推測される事例が多数蓄積されています。一般的な心理療法と区別するために深層心理療法と称することにします。また、トラウマの記憶痕跡を持つニューロンからは、それを持たないニューロンとは異なる細胞外小胞を放出しているという研究ジレがあり、これが全身の細胞のエピゲノムに影響を与えていると強く推測されます。理論上は、トラウマの痕跡を消去することで、全身の細胞のエングラムに変化が起こる可能性があります。

 

ただし、原因であった記憶痕跡が消去されても、そこから引き起こされたメチレートが自然に解消されるという保証はありません。そこで、深層心理療法とファスティングを組み合わせることで相乗効果を生むことが期待されます。

 

さまざまな栄養素

 

栄養素や食品成分などがエピゲノムにどう影響するかという研究はまだ始まったばかりです。今

現在、ポリフェノールやカロテノイド、ケルセチン、クルクミン、レスベラトロール、ゲニスティンなどのいわゆるファイトケミカルが、メチレートを抑制したり、解消したり、サーチュイン遺伝子を活性化したりする働きが知られています。この分野も、これからの研究が待たれるところです。

 

エピジェネティクスの観点から、老化や病気を防いだり、若返る方法としては、やはりファスティング(断食)が基本になりますが、ファスティング(断食)には、脳自体の機能を高める素晴らしい効果があることがわかってきているので、次回はその内容を紹介します。

 

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連載の途中で、生い立ち家庭での心の傷の痕跡が、成人して以降、病気や老化を引き起こすというショッキングな内容が紹介されます。この生い立ち家庭での心の傷の痕跡を検出できるインナーチャイルド無料診断を実施しています。どうぞご利用ください。

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これは、私のパートナーでHBI代表の竹下登美子の44歳、52歳、65歳の写真です。見た目で若返っているように見えるだけでなく、肩こりや疲労感もなくなり、全体的に気分も良くなっています。

私たちは、20年以上も老化のメカニズムと、それを逆転させる方法を研究し、それをエイジレス・ダイエットとして実践してきました。

 

タイトルに、「最新科学に基づく」とありますが、実は20年前には今日ほどに科学研究が進んではいなかったので、「最新科学によって裏付けられた」というのが正確な表現です。

 

前回は、ディヴィッド・A・シンクレア博士らの著書「ライフスパン・老いなき世界」を紹介しながら、老化のメカニズムをざっくりと説明しました。それでは、何が老化の促進要因になるのでしょうか? これが今回のテーマです。

 

動画セミナー「老いと若さを分ける心の秘密」3分間ダイジェストをどうぞ

 

老化を促進する要因とは何か?

 

血糖値スパイクと糖化

急激な血糖値の上昇により、唐とタンパク質が結合して糖化がおき、その結果生じた最終糖化物・AGE’sが増えるとメチレートを引き起こします。また、過剰なインスリンが老化遺伝子をオンにした結果、連鎖反応によってメチレートを引き起こすともいわれています。さらに、血糖が急激に細胞に押し込まれる際に起こる細胞膜の損傷もメチレートを引き起こすといわれています。つまり糖分や、精製した炭水化物の多食は、老化の促進要因になるのです。

 

過食とカロリーの過剰

過食とカロリーの過剰も代謝異常や炎症反応、脂肪組織の増加などを通じてメチレートを引き起こします。最初にあげた糖分や精製した炭水化物の多食の結果、過食とカロリーの過剰に結びついているケースが多いので、これらを合わせると、何重もの経路を通じてメチレートを引き起こし、老化の促進要因になるということです。また、脂肪の過剰も、タンパク質の

過剰もそれぞれ単独でもメチル化を引き起こし、老化を促進する要因になります。砂糖と脂肪の両方を多く含むという組み合わせは、ケーキやその他のお菓子に多く見られる組み合わせです。

 

喫煙、飲酒、化学物質

喫煙も飲酒も、化学物質も、糖化や酸化などさまざまな側面からメチル化を引き起こし、老化の促進要因になります。血糖とタンパク質が結びついて体内で糖化物が生じる他に、食物から糖化物を取り込んでいる場合があります。特に、揚げ物や長時間オーブンで加熱したもの、肉加工食品、燻製品には多くの糖化物が含まれます。特に肉加工品を強く加熱した場合、例えばカリカリに焼いたベーコンのようなものは特に多くの糖化物が含まれます。また、ジャガイモを強く加熱したもの、例えばポテトチップスやフライドポテトには、アクリルアミドという発がん性も強い糖化物が含まれます。

 

精神的ストレスの影響

ストレスや悩み事を抱えた人が急に老け込む場合がることを多くの人は経験的に知っています。精神ストレスによる、アドレナリンやコルチゾールの放出もまた、エピゲノムに大きな影響を与えます。コルチゾールは、カンフル剤のような働きをして、炎症や痛みを抑制する働きをします。また脳に対しては苦痛を麻痺させる働きもします。

 

長い時間ストレスに耐えて頑張らなければならない状況では重宝するホルモンです。しかし、このホルモンに頼って頑張り続けることは問題を引き起こします。

 

ホルモンというのは、細胞に受容体というそれを受け取る仕組みがあることで作用できるのですが、あまりに長く多くのホルモンに晒され続けると、その数や感度が低下してゆきます。このような現象をダウンレギュレーションと言います。つまりコルチゾールが効きにくい体になってゆくということです。

 

するとさらに多くのコルチゾールを副腎皮質は作らざるを得なくなり、さらにダウンレギュレーションが進行するという悪循環に陥ります。コルチゾールには「死のホルモン」という別名があるように、長期にわたって高いレベルが続くと老化やビュ機の原因になります。

 

子供時代のトラウマの影響

アメリカ疾病予防センターなどの研究調査の結果ですが、子供時代に心に傷を負った人が成人して以降、心血管疾患、脳卒中、がん(皮膚がんを除く)、喘息、慢性閉塞性肺疾患、腎臓病、糖尿病、過体重または肥満、うつ病などの疾患のリスクが高まることがわかりました。研究調査の指標として、子供時代に心に傷を負った度合いを表すのに、ACE,、逆境的小児期体験指数という基準が作られました。そして例えばこの指数がが6の場合、平均寿命が20年も短縮されることがわかりました。また、この数値が4でも癌の発症リスクは約2倍に、そしてこの指数が大きいほど、タバコやアルコール、薬物への依存になりやすいこともわかっています。

 

逆境的小児期体験指数というのは、次のようなことで当てはまることを数えたものです。


1. 身体的虐待 2. 性的虐待 3. 精神的虐待 4. 身体的無視  5. 感情的無視
6. 親の精神疾患 7. 投獄された親族 8. 暴力を受けた母親 9. 親の薬物の使用
10. 両親の離婚

 

子供時代に虐待を体験した人とそうでない人を多数応募して、口腔や血液の細胞から、エピゲノムの状態を調べるという大規模調査の結果、虐待を受けた人とそうでない人ではっきりした違いが見られたというのです。こうしたエピゲノムの変化もまた、逆境的小児期体験があることが、様々な病気の発症リスクを増加させることや寿命が短縮される原因の一つであることがわかったのです。また、トラウマの影響は世代間でも伝播することがわかっています。

 

トラウマの痕跡が、記憶痕跡(エングラム)として脳のニューロンに保存されていることはわかっています。しかし、それがなぜ、全身の細胞、さらには生殖細胞まで影響を与えるのでしょうか? そのことに関して、カナダ・モントリオールのマギル大学医学部の研究チームが、脳のニューロンが放出する細胞外小胞に注目した研究を行いました。すると、トラウマの痕跡を保持するニューロンとそうでないニューロンでは、放出する細胞外小胞の内容に違いがあることを突き止めました。こうした細胞外小胞を通じてトラウマの情報が全身の細胞に共有され、エピゲノムの変化を引き起こしていることが示唆されました。

 

私は、心理療法の技法を進化させて、トラウマの痕跡、エングラムを消去する方法を開発しました。その結果、エピゲノムの変化までが起こるのかどうかまで確認はできていません。しかし、例えば扁桃体過活動が起きていると思われる不安障害などが劇的に改善したというような事例が蓄積されています。扁桃体過活動が起きている場合には、おそらくオキシトシンのDNAコードのメチレートが起きていると推測できますが、これが解消されている可能性があります.

 

では、次回は、エピジェネティクスの観点から、老化や病気を防いだり、若返る要因、方法について紹介します。

 

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これは、私のパートナーでHBI代表の竹下登美子の44歳、52歳、65歳の写真です。見た目で若返っているように見えるだけでなく、肩こりや疲労感もなくなり、全体的に気分も良くなっています。

私たちは、20年以上も老化のメカニズムと、それを逆転させる方法を研究し、それをエイジレス・ダイエットとして実践してきました。

 

タイトルに、「最新科学に基づく」とありますが、実は20年前には今日ほどに科学研究が進んではいなかったので、「最新科学によって裏付けられた」というのが正確な表現です。

 

近年日本でもディヴィッド ・A・シンクレア博士らの著書「ライフスパン・老いなき世界」が10万部を超えるベストセラーになるなど、このテーマへの関心の高まりを見せています。

 

最新科学が明らかにした老化のメカニズムを簡単にまとめます。

 

そもそも人間はなぜ老化するのか?

 

人間がなぜ老化するのか? というのは古くからのテーマでした。少し前まで有力視されていた理論は、二つありました。

一つは、フリーラジカル仮説。これは、DNAが酸化反応によって少しづつダメージを受けて、ダメージが蓄積することで老化が進行するというもの。

 

しかし、一般的にはDNAが直接的なダメージを受けることは強力な放射線や化学物質の影響を受けない限り稀と考えられています。DNAは細胞内で保護され、修復メカニズムが働くことによって、多くの場合は損傷を受けることなく機能します。例え損傷を受けたとしても細胞はDNA損傷を修復し、異常な変異が蓄積するのを防ぐために専門的なメカニズムを持っています。

 

二つ目は、テロメア仮説。テロメアDNAの端っこにあるテロメアという部位が、細胞分裂の度に短くなり、これがついになくなるとそれ以上の細胞分裂は停止するので、自ずと寿命が決まっており、新しい細胞が作られなくなるにつれて老化が進行するというものです。

しかし、細胞の元になる幹細胞は、テロメアを修復する働きをするテロメラーゼという酵素を作り、テロメアを修復する能力を持っています。確かに、老化に伴って、このテロメラーゼを作る能力自体が低下するのですが、そうなる原因があるはずです。だからこのことは究極の原因ではないと考えられるのです。

 

鍵を握るエピゲノムとは何か?

 

それらに代わり、脚光を浴びるようになったのがエピゲノム説です。このエピゲノムを研究する分野をエピジェネティクスと言いますが、この概念が最初に提唱されたのは1960年代です。そして研究は次第に加速し、1990年から2000年ごろには、エピゲノムの変化が多くの疾患の原因とする研究がかず多く行われるようになりました。今日では、エピゲノムの変化が老化の真のメカニズムを説明するものとして、多くの科学的裏付けが得られています。

 

ここでそもそもエピゲノム、エピジェネティクスとは何なのか、簡単に説明します。まず、人間の体は平均で約60兆個の細胞でできているといわれます。その細胞の一つ一つに、その人固有のDNAが保存されており、そのDNAの中でいわばタンパク質の設計図が記された箇所を遺伝子と言います。

 

そして、全身の細胞には同じDNAが保存されているにもかかわらず、体の部位や器官によって全く異なる形や機能の細胞が存在します。それはそれぞれの細胞の機能や形態にとって必要な遺伝情報だけが必要なタイミングで読み出される仕組みがあるからです。この仕組みのことをエピゲノムと言います。遺伝子のことをゲノムと言い、エピとは、「〜の上の」という意味なので、エピゲノムとは、日本語に訳するとしたら、遺伝子の指揮系統というような意味になります。

 

そして、その仕組みを解明したり応用したりする学問をエピジェネティクスと言います。DNAの遺伝情報自体は非常に安定しており、ほとんど変化しないのに対して、エピゲノムは柔軟に変化するもので、だから環境の変化に対して柔軟に対応できると言えます。

 

しかし、一方で、エピゲノムは、損傷したり劣化したりしやすいということも言えるのです。DNAの遺伝子の読み出しは、オフ、オン、ハイの3段階に切り替わるようにできています。

 

 

図は、下がオンの状態、上がオフの状態です。DNAというのはこのように二重螺旋の紐のような

ものが、ヒストンという糸巻きのようなタンパク質に巻き付いたような状態で存在しますが、上のようにきつく巻き付いて密集した状態になるとDNAの遺伝情報は読み出されなくなるのです。このような状態と、メチル基が結合した結果起こるという意味で、メチル化、メチレート、メチル化ドリフトと言いますが、DNAの遺伝情報が読み出されなくなることを沈黙するという意味でサイレンシングと言います。

 

そして、研究が進むにつれて、例えばがんが発生するとき、がん抑制遺伝子がサイレンシングしていることがわかりました。その後、さまざまな病気で、特定の遺伝情報がサイレンシングすることが関係していることがわかりました。このように、エピゲノムは最初は、病気が発生するメカニズムを説明するものとして注目されるようになりました。

 

その後の研究により、このDNAの遺伝情報がサイレンシングしてゆくことが老化そのものの原因であることがわかってきました。つまり、老化とはDNAの遺伝情報が働かなくなる箇所がだんだん増えることだったのです。今日では、エピゲノムの状態を調べることで、生物学的な年齢を図る方法も開発されています。それにより、何が老化の促進要因で、何が老化の抑制要因になるのかを詳しく解明することができるようになりました。

 

このブログでは、このような最新の科学に基づいて、老化のメカニズムと、その促進要因、老化を防ぎ、若返りさえ可能になる方法などについてこれから連載でお届けします。

 

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私はつい先日、還暦を迎えました。

 

左に写っているのは私のパートナーの 

竹下登美子で、エイジレスダイエット・ 

コーチ、ビューティーセラピストです。 

ちなみに65歳です。 

 

私たちに定年はありませんし、人生の 

ピークはまだこれからだと思って 

います。 

 

メタボとも生活習慣病とも無縁です。 

 

若い頃のようにウインドサーフィンを 

しようとは思いませんが、頭に関しては 

若い頃とは比較にならないくらい発達し 

続けていると感じます。 

 

世界中の科学論文を読んで、そこから 

新しいアイデアや着想を得るなんていう 

ことは逆に若い頃には考えもしなかった 

ことです。 

 

でも、人間は歳を重ねるほど肉体的にも 

能力的にも大きな差ができてくることも 

事実です。 

 

そして、人間はなぜ老化してゆくのか、 

それを止めたり逆転したりはできない 

のか?  

 

という古くからの問いに対する答えが 

最新の科学によって明かされつつあり 

ます。 

 

人間のDNAの遺伝情報というのは、 

オフ、オン、ハイと3段階くらいに 

スイッチが切り替わる仕組みがあり 

ますが、それを司る仕組みのことを 

エピゲノムといい、世界中で注目を 

集めている研究分野です。 

 

なにしろ、このエピゲノムが劣化すること 

もう少し具体的にいえばDNAの遺伝情報 

がオフになりっぱなしの箇所が増えてゆく 

ことが、老化そのものや多くの病気の原因 

ということがわかってきているからです。 

 

 

デビッド・A・シンクレア博士らの著書 

「ライフスパン・老いなき世界」が日本 

でも10万部を超えるベストセラーになる 

など日本でも関心が高まっています。 

 

この本の影響で、16時間断食を体験した 

人も増えているようです。私たちは、少し 

やり方が異なりますが、酵素飲料で脳・ 

神経系が必要な栄養素は摂りながらの 

いわゆる酵素ファスティングを定期的に 

もう20年続けています。 

 

長寿遺伝子とも言われるサーチュイン 

遺伝子が活性化し、エピゲノムを修復 

することと、オートファジーという解毒 

とリサイクルのシステムが活性化する 

ことなどから若返り効果があると考え 

られています。 

 

他にもファスティングには脳機能を高める 

働きや、腸内フローラを劇的に改善する 

働きもあります。 

 

近年の研究では、子供時代の心の傷の痕跡 

スキーマもまた、エピゲノムに影響を与え、 

成人以降に老化や病気を引き起こすことが 

わかりました。 

 

子供時代のトラウマの大きさを測る指標と 

して逆境的小児期体験指数、略称でACEと 

いうのがありますが、その指数が6では 

平均20年寿命が短縮されるという 

ショッキングですが確かなデータもあり 

ます。 

 

動画「老いと若さを 分ける心の秘密」

3分間ダイジェスト版 

 

 

また、脳や心の働きに影響を与えるDNA 

がオフになってしまっているケースも 

少なくないことがわかりました。 

 

人間関係がうまく作れない、打たれ弱い、 

新しい知識が頭に入らない、柔軟い考え 

られない、気分が切り替えられない、 

自分がどうしたいのかわからない、 

感情がコントロールできない、 

こうしたことが当てはまる場合、 

該当する可能性があります。 

 

今回は、「心のケアとファスティング 

で能力開花」3分間ダイジェスト版を 

紹介します。 こちらからどうぞ 

 

 

こうしたことから、深層心理療法と 

ファスティングを併用することは、 

相乗効果をうみ、生きづらさを改善 

したり、メタボを解消したりする 

だけではなく、脳自体の機能を高め、 

老化の過程を逆転させる可能性すら 

秘めていることがわかりました。 

 

それで、私の仕事も精神的な悩みを 

解決する以上に、エイジレス(不老) 

と脳力開花に拡張することにしました。 

 

このメルマガ読者の大部分は、40代 

か50代です。あなたも該当 

しますか?  

 

60歳を迎えたとき、頭も冴えて体は 

健康で、自分の人生はまだこれからだ 

と未来に希望を持ちながら迎えたい 

ですか?  

 

それとも人生にも身体にも多くの問題を 

抱え、人生が萎んでゆくのを感じながら 

迎えたいですか?  

 

それは今から選ぶことができます。 

 

また あなたが60歳を超えていても 

それは同様です。 

 

65歳をどう迎えるか、70歳をどう 

迎えるか、まだ選択が可能です。 

 

あなたががもしダイエット、若返り、 

能力開花に興味がありましたら、 

こちらの記事をどうぞ、また

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また、子供時代にできた心の傷の痕跡

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