こんにちはー同居鬼嫁鬼です♪

 

前編はこちら右矢印お義父さんの入院物語~前編

(この記事)中編はこちら右矢印お義父さんの入院物語~中編

後編①はこちら右矢印お義父さんの入院物語~後編①

後編②はこちら右矢印お義父さんの入院物語~後編②(終わりですw)

 

 

【登場人物】

鬼嫁…主人公。アラフィフの関西人。再婚にて同居を選んだ張本人。声と態度と体形がデカい。

旦那さん…鬼嫁を扱える唯一の人(猛獣使い)。サラリーマンでマイペースなメガネ男子。

お義父さん…上から目線の88歳。天然で素直さが長所。欲望最優先が短所。重度の糖尿病歴40年のベテラン。

お義母さん…融通が利かない79歳。人当たりがよく世話好き。感情のまま行動に気づいていない。

実父…鬼嫁の実父。80歳。会社経営をしていたので、人生経験は豊富。無類のゴルフ好き。

実母…鬼嫁の実母。同居にて3人の介護経験者。69歳の時に急死。

 

前回の お義父さんの入院物語~前編 を投稿前に旦那さんチェックを受けたとき、

 

ココで終わりか!?
引き延ばしてるねー(´∇`) 

 

と言われw

 

実は。。。眠くて断念しました。。。m(_ _)m

 

お待たせしました 中編 です。

 

 

お義母さんに叫ばれて、

ソッコーで1階のお義父さんのところへ行った鬼嫁。

 

 

血まみれのはずのお義父さんが

笑顔(*'∀'*)で鬼嫁をお出迎え。

 

 

なぜ笑顔っ!!(゚д゚)

そして血はっ!!

出血はっ!!(゚д゚)

 

 

お義父さんは重度の糖尿病の上、

血液をサラサラにするお薬も飲んでいる。

ということは、出血がとっても止まりにくいw

 

 

笑顔(*'∀'*)のお義父さんを無視して近づくと

左腕を抑えていたので

 

 

ココですかっ!

ケガしたのはっ!!

(`д´)キッ

 

 

と抑えていた布をはがしてみたら。。。

 

 

5センチ以上あるざっくり切込みが入って

骨見えるんちゃうんか!!

というほど深かったw

 

 

お、お義父さんっ!!

抑えて押さえてっ!!

(`д´)キッ

 

 

そう言ったら

 

 

ん?ここか?

ちっとも痛くねぇんだよ

おかあさんが抑えろってくれたけど

よく分かんねぇんだ

俺には(ケガが)見えねえからわかんね

(`ε´)

 

 

ええええええええ(゚д゚)

痛みが 

わからない と。。。

 

 

と驚きながら、ふと周りを見渡すと、

お義母さんが叫んでいた

血だらけっぽい雰囲気がない。

 

板間の床も、

どこにも血痕がない。

 

 

あれ?

 

 

そこへお義母さんがやって来たので、

鬼嫁思わず

 

 

あのーお義母さん、

血痕拭きました?

 

 

と聞いてみた。

 

 

拭いてなんかないわよ!

ヽ(`д´)ノ

 

 

さっきお父さんの

助けてくれー

っていう声が聞こえたから

慌ててきたら

ひっくり返ってて

 

起そうと腕を触ったら

ぬるっとしたの!

ヽ(`д´)ノ

血が!

血が付いたのよっ!!

注:お義母さんの発言のママだと、

何を言っているか全然分からないので、

何度も聞き返した上で、

内容を判り易く書きました

 

 

たしかに。。。

それは怖い。

が 

血だらけではないな。。。

 

 

ちょっとホッとした鬼嫁。

 

 

お父さん、

お医者さんに行きなさいよ!

今から電話するから、

鬼嫁さん車出してもらえる?

 

 

あ、はいはい、

もちろん。

 

 

と言うや否や、

お義母さんは電話をかけに移動。

 

 

医者なんて

行かなくても大丈夫なんだよ

(`ε´)

 

 

笑顔が消え、

ムッとしているお義父さん。

 

 

いやいや

その切込み傷は

たぶん縫わなきゃダメなので、

お医者さんに行かねばなりませんよ!

(`д´)キッ

 

 

それでも、

痛かねぇし、

何もねぇんだよ!

ヽ(`д´)ノ

 

ずっと座り込んだまま

ブツブツ言っている。

 

 

。。。お義父さん、

そんなに言うなら

立ってみてください。

 

 

ああいいよ!

平気だ(`д´)

 

 

よっこら。。。。

 

 

 

ぎゃーーーーー

 

いってぇーーーーー

 

いでぇーーーーーーーー

 

 

断末魔の叫び。

 

 

痛すぎて

立ち上がることが出来ない様子。

 

 

じじぃもばばぁも

きちんと状況を把握してから

行動しろよw
(鬼嫁心の声)

 

 

そこへ

電話を終えたお義母さん。

どうやら断末魔にビックリして

飛んできた。

 

 

お義母さん。

申し訳ないんですが、

お電話していただいた病院には行けません。

救急車呼びましょう。

鬼嫁冷静。

 

 

なんでっ??(゚д゚)

 

 

お義父さんが立つことが出来ないからです。

最悪、骨折してます。

 

今はまだ腫れていませんから

わかりませんが。

さすがに、

お義父さんを担いでいくのは無理です。

鬼嫁冷静。

 

 

いでぇよぉおおお(TДT)

 

 

と嗚咽しているお義父さんに

ようやく気付いたお義母さんを横目に

携帯から119番をした鬼嫁。

 

 

すぐに

3名の救急隊員さんが来てくれました。

 

 

玄関から鬼嫁が現場へ誘導すると、

隊員さんの一人が

 

 

出入口はここだけですか?

 

 

と確認される。

 

 

道路に面している鬼嫁宅は

昭和の香り漂う和風建築の家。

 

お義父さんこだわりの庭。

お義父さんこだわりの玄関。

お義父さんこだわりの門。

お義父さんこだわりの階段。

お義父さんこだわりの庭木。

お義父さんこだわりの。。。

 

これらがすべて

高齢のお義父さんには

アスレチック的

になってしまっているのだ。

 

 

このため、

タンカが使えず、

一人乗りリフトのように

3人に抱えられて運ばれることに。

 

 

救急車に

どなたが同乗されますか?

 

 

と聞かれ、

鬼嫁は

 

お義母さんが同乗し、

私は後から搬送先へ車で追いかけま。。。

と言い終わる前に、

お義母さんがかぶせる。

 

 

不安だわっ

何かあったら困るし

一緒に来てよっ!

ヽ(`д´)ノ

 

 

 

えええええええ

 

 

お義父さんは

足は激痛だが首から上はしっかりしていて

会話も出来てるし

目線も異常が無いので正常です、

って救急隊員さんに言われてたよね?

ばばぁだけで行けるだろ?

(鬼嫁心の声)

 

 

とムッとしていたら

救急隊員さんが

 

 

帰りが大変でしょうから

お嫁さんは

後から来られた方がいいと思いますよ

 

 

と!神よ!!

 

 

そうですよねっ!

私は後から追いかけます!!

 

 

お義母さんは

黙り込んで反論せず。

 


神様!!

救急隊員様!!

ありがとうございますっ!!!

 

 

そして救急搬送されたのち、

鬼嫁が追いかけて

搬送先に到着。

 

 

診察室にすでに入っていたところに

後から入らせてもらい

説明を聞く。

 

 

腕のけがは縫いました。

後日抜糸。

 

痛みのある足は

レントゲンを撮ったが骨折の形跡はない。

 

腫れもないし、

たぶん筋を痛めたか?という見解。

緊急性は極めて低いと。

 

その日の先生は脳神経外科のDrだったので

整形外科は専門外。

 

なので、

今日は痛み止め(食後)を処方し、

詳しく調べるために

明日、整形外科を受診するように、

とのことで帰宅することに。

 

 

夕方5時ごろ搬送され、

その時7時過ぎ。

 

 

お義母さんが

薬局へお薬を取りに行き、

私は車を回し、

お義父さんを乗せて待機。

 

 

。。。するはずだった。

 

 

お義父さんは

搬送先でずっと車椅子だったので、

看護師さんが車の傍まで車椅子を押してくれ、

そこから車の後部座席に乗り込む。。。

 

 

 

 

 

 

乗り込む。。。

 

 

ぎゃぁぁあああああああ

o(>Д<)o

 

 

断末魔アゲイン

 

 

立ち上がろうとすると

激痛が走る。。。らしいw

 

 

うーーーむむむむむ

 

これは。。。

大変まずい。

とってもまずい。

 

 

 

そう思いながら、

困惑している鬼嫁をほぼ無視して

看護師さん2名と守衛さん1名で

お義父さんを引っ張り上げ

車に押し込んだw

 

 

しかたなく

鬼嫁はお礼を言いながら

お義母さんを拾い、

帰路に。

 

 

車中では

 

お義父さんが

お義母さんに車に乗り込む時痛かった話を一生懸命しているw

 

お義母さんは

脚立に乗ったことへのダメだしをかぶせているw

 

 

鬼嫁は

それよりもなによりも

ものすごーーーく不安が高まっていたw

 

 

それは。

 

 

あのお義父さんこだわりの

アスレチック我が家

である。

 

 

もう救急隊員さんはいない。

もちろん看護師さんだって、

守衛さんだっていない。

 

 

いるのは、

80歳目前の

口ばっかりの高齢婦人と、

態度と体がデカい鬼嫁であるw

 

 

この不安はやっぱり想定どおりになるのでありますw

 

 

続きは後編で!!

 

 

みなさまもよい一日を^^

 

 

同居鬼嫁鬼 拝