この本の中では、
私たちがトランプの、
『ババ抜き』
で人生の今後が決まります
突然主人公のクラスに、
夏合宿が設けられた。
勉強道具はいらない。
何をするのかは、
詳しくは話されなかった。
ワクワクしながらバスに乗って
合宿所に向かう。
到着した先に待ち受けていたのは、
宿舎付きの学校のような感じだった。
合宿初日。
これから合宿中にすることを説明された。
『ババ抜き』だ。
使うカードは、トランプ２セットと、
ジョーカー１枚。
数字だけでなく、
記号まで揃って1セットだ。
また、特別ルールとして、
「契約」というものがある。
「契約」とは、
契約された人は、
契約した人のカードを全て受け取り、
ゲームを続行する。
「契約」をされた人が、
もしゲームに負けると、
契約をした人が連帯責任として、失格になる。
最初の頃は、
失格とは何かがわからず、
普通のババ抜きをしていた。
しかし、
最後までジョーカーを持っていた女子生徒が、
突如現れた白い服を着た男が、
麻酔銃を持って現れ、
それに撃たれた女子生徒が倒れた。
それにより、パニックに陥ったクラスメイト。
クラスの絆というものが、ズタズタに崩れていく。
誰がジョーカーを持っているのか。
意図せず心理戦を行うクラスメイトたち。
撃たれたくない。
本当は死んでいるかもしれない。
生きたい…
自分の未来をかけたババ抜き
この本は、
ずっと読みたいなぁ
と感じていて、
読んでいないと思っていたのですが、
いつの日か読んでいたらしく、
内容を全部知っていました
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