スイッチを押すとき | ミステリー系が大好き高校生のブログです!

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読んだ本の紹介をします。1日1冊読むのを目指しています。
小説ばかりです。

日本に住む中から無差別で

10歳になると、

急に国の人間に拉致される。

 

自分の命を止めるスイッチを渡され、

何もない部屋で過ごさせられる。

 

一人で閉じ込められるのではなく。

十何人かで個別に

閉じ込められる。

 

1日に何時間か、

一緒に過ごす時間が設けられている。

こんな状況にいるくらいなら、

「死んだほうがマシ…

家族にも会えないし…」

と考え、スイッチを押すメンバーが増える。

 

そんな中でも諦めずに、

7年間耐えて、

生きている4人がいる。

 

 

主人公は、

それを監視する仕事をしている。

 

仕事場の移動を命じられ、

横浜に行くことになった。

 

そこに行くと、

もともと現場にいた人が、

「ここの子供は特別だぞ。」

と言う。

 

何が特別なのだろう?

その謎はすぐに解けた。

 

そこにいる子供4人が、

17歳なのだ。

 

なぜ特別なのか?

それは普通、

10歳に閉じ込められて、

12、3歳までには

みんなスイッチを押しているからだ。

 

つまり死んでいるからだ。

 

しかも4人の目には、

光が灯っているビックリマーク

 

その4人に心を動かされ、

主人公は子供達を、

脱出させて、

助けることを考える。

 

 

 

本の最後にわかる、

主人公とこの残酷な命令の関係性、

生き残っている人との関係、

全て明らかになると、

思わず愕然とするビックリマーク

 

 

 

 

 

10歳になって、

訳も分からないまま拉致され、

家族と会えず、

そんな状況に

私が陥ったらどうするだろう…

 

陥ったことがないから、

『絶対スイッチなんて押さないで、

何かを信じて毎日を過ごす!!

と思う、

なんて言えるけど、

実際になったらどうか分からない。

 

 

小説だから描ける、

感動ストーリー