出版した本は発禁となり、起訴されお上に捕まっている? | 読書のすすめ 清水克衛の日々是好日

出版した本は発禁となり、起訴されお上に捕まっている?

津田左右吉(そうきち)という人物をご存知だろうか。

明治6年生まれ。ぼくが産まれた昭和36年に亡くなっている。

日本史学者であったが、あまりにも本当のことを言っちゃうので、

出版した本は発禁となり、起訴されお上に捕まっている。

昔の学者は骨がある。まったく逆のものさしを持って恥じない。

 

そんな気骨の男が「皇室と日本」について、大いに語っている

貴重な本があった。

【皇室と日本--- 敗戦後皇室論議の要諦 】

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1946年1月に書いたという本文の一部を下記にご紹介しよう。

 

「国民みずから国家のすべてを主宰すべに現代においては、
皇室は国民の皇室であり、天皇は「われらの天皇」であられる。
「われらの天皇」を美しくするのも、しないのも、国民であり、
そこに皇室が国民の皇室であられる所以がある。
「われらの天皇」はわれらが愛さねばならぬ。国民の皇室は国民が
その懐にそれを抱くべきである。二千年の歴史を国民と共にせられた皇室を、
現代の国家、現代の国民生活に適応する地位に置き、それを美しくし、
それを安泰にし、そうしてその永久性を確実にするのは、
国民みずからの愛の力である。国民は皇室を愛する。
愛するところにこそ民主主義の徹底したすがたがある。
国民がすべてのことをなし得る能力を具え、またそれをなし遂げるところに、
民主政治の本質があるからである。皇室を愛することができないような
国民は、少なくともその点において、民主政治を実現する能力に
欠けたところのあることを示すものである。そうしてまたかくのごとく皇室を
愛することは、おのずから世界に通ずる人道的精神のなる発露でもある。」

かつて西郷隆盛や吉田松陰など、命を掛けでもやり通した
「尊王攘夷」はなぜ彼らを熱くさせたのだろう。
そこにはやはり皇室という仰ぎ見る頭があったゆえだろう。
しかし、現代日本人は、皇室という重みをまったく知らなくなって
しまっている。幕末の志士や、大東亜戦争で亡くなった戦士たちの
魂の重さは、この本を読むことによってさらにあなたの心に響くことだろう。
少なくともぼくにはずしんと響いた。
田中清玄がバリバリの左翼思想から天皇崇拝に変わったように、
皇室がこの日本を如何に守ってきたのか、ぼくらはもっと自覚する
べきではないのか。

今日、国会中継を見た。私たち庶民は、あんな茶番に踊らされず、
しっかりと根本に目を向けて日々をしっかりと生きていこう。
みねこ!がんばれ!!!
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ドクスメライブみなさんふるって
ご参加ください!

 
◆7月26日
山形逆のものさし講
2017年5月24日、山形市では初の清水店長講演会が行われました。
懇親会を終え夜更けのタクシーの中で
「やっぱさ、2ヶ月に一回山形に来なきゃなんねぇな〜」
と言われ、その瞬間そのまま【逆のものさし講】が山形で開催して行くことになりました。正しくこれはアドリブ感覚というもので、瞬間にお互いが決めるというものです。予定調和というものはそこにはありませんでした(笑)

  【日時】 7月26日(水曜日)18:30~20:30ぐらい
     当日は本の販売と清水店長のサイン会も予定しています。
 【定員】 30名
     
 【場所】 山形県生涯学習センター 遊学館
     3階第2研修室
    〒990-0041 山形県山形市緑町1丁目2-36
    Tel.023(625)6411 Fax.023(625)6415
    当日連絡先 090-1063-5192 高木
      
 【参加費】 3000円
尚、懇親会も予定しています。(懇親会参加費4500円です。)
こちらは定員10名となりますので早めにお申込みください。
(高木までFBメッセージかメールください)
 
 【申し込み方法】 
FBでのお申し込み 参加ボタンを押してください
Mail でのお申し込み yutakuragakko@gmail.com 高木まで


◆7月26日
第44回読書のすすめの落語のすすめ
 
◆7月29日
 
◆8月20日
 
◆8月26日
静岡逆のものさし講
8月26日「土」14時~16時
JR清水駅 みなと口 徒歩3分から5分
テルサにて 
第1回 逆ものさし講座 静岡教室 

◆9月2日
北海道逆のものさし講

◆9月3日
広島逆のものさし講