自作小説 「機械」 起その7 | どうも、ドクロ家DEATH!

どうも、ドクロ家DEATH!

きゃっきゃうふふな日々をご紹介、かーちゃん達にはナイショだぞー(゚Д゚)ノ

「だいたいですね、研究の手伝いっていうのに、全然関係ない素人が行って、なにになるんすか!?」

「逆に迷惑かけるだけでしょ?」

「ねえ?なんさ・・・・」


なんさんに助け船をだしてもらおうと目を向けるが


ヤロウ!!


いつのまにかカウンターからはじっこの席にうつって

ミコシさんとこちらを見ながらヒソヒソ話をしている


「ヒソヒソヒソ・・・ぼよよん岬で・・・」

「コソコソコソ・・・女子高生がとびこんだら・・・」

「ぼよよんと?・・・うふふふふ」

なにかとてもボクチンが興味をひかれそうな話をしている


しかも、あてつけのように「ヒソヒソ」だの「コソコソ」だの、声にだして言っている


ちくしょう!面白がってやがる

なんだよ?ぼよよん岬って


なぜか満面の笑みを浮かべながら、部長

「大丈夫!たぶん、お手伝いって言っても機械を運んだり、装置を設置したりとかの補助とかだろうから

ハイハイ!ってゆうこときいてたらいいと思う」


「でも、さっきは脳科学とかなんとかいってたじゃないすか」


「いやいや、だから完成が近付いていると思うから・・・」

「最終的な調整とかだろうと思うよ」


「だったら、業者さんとか、どっかの便利屋さんとかに頼めばいいじゃないですか?」


「そこはほら、大事な研究なんだし、信頼のおける人でないと・・・」

「で、僕に頼んできたんだと思うんだけど、ほら、僕、明日手術がはいちゃってるしさ」

「ぼくだって信用でできて、頼めるのドクロさんしかいないんだよ~」

「・・・ね?」


またうまいこといって・・・


「急に言われても僕だって用事が・・・」


目を輝かせてなんさんが

「なにがあるのかしら?」


「・・・・・・・」


「・・・・・・・ドラゴンと闘ったり」


なんさん「ゲームでしょ」


「・・・・・・・かたまりを転がしたり」


ミコシさん「ゲームだね」


「たのむよ~ドクロさん、頼めるのドクロさんしかいないよ~」

「けっこうな額の謝礼が出ると思うし」


けっこうな!?


「おまけをつけるよ!前に家に来た時、ドクロさん気に入ってたよね」

「『ジョジョの奇妙な冒険 1分の1 吸血鬼の石仮面フィギア』・・・あれ、つけるからさ」


こうして


ぼくちんは翌朝、天使を呼ぶ機械を運びに?出発することになったのだった。



つづく