2020個展「伽椰子の医療薬学展」の作品紹介について①。 | 伽椰子 (立体造形)

伽椰子 (立体造形)

近年は、剥製を主に据えたオブジェの制作・展示や医療器具を用いたアクセサリーの製作・販売をしています。
ブランド名は、「Death’s-head Hawkmoth」。

これからコツコツと、ひとつずつの作品をのんびりと紹介していきたいと思います。

 

 

まずは、「知的好奇心」という作品から、始めます。

 

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とても素敵なレトロな額縁を入手したので、何をつくろうかなーと思って思いついたのがこの作品です。

 

 

白い画用紙を眺めて、わくわくする感じに似ていました。

 

 

「知的好奇心」というのは、噛み砕いて言うと、「女体に対する男性からの少しエロティック且つ医学的な好奇心」です。

 

 

複数の手の下には、乳房のあたりの皮下の様子がよく見てとられます。

 

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背景は、石膏です。

 

 

手は、技術的にウマイとは言えないけれど、爪の部分や手相の部分もきちんとつくりました。

 

 

この作業が、しんどいしんどい。

 

 

球体人形を制作されている方、本当に尊敬します。。

 

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心臓のあたりで指につままれているものは、眼球です。

 

 

観察眼ということ。

 

 

数字の「5」は、5本指の「5」です。

 

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角度を変えて撮ったものです。

 

 

参考までに、腕もワイヤーを通してあるので、背面でしっかり固定出来ています。

 

 

指もワイヤーが入ってますので、もし折れちゃっても補修かんたんヽ(^o^)丿

 

 

私は、小ぶりの乳房の曲線がたまらなく好きです。

 

 

全体的には、さっぱりとしたものをと思ってつくったので、その意味では成功したと思います。

 

 

ここまで、お読み頂き、ありがとうございました。

 

 

これから、どんどん作品紹介を続けます。

 

 

もし、よろしければ覗いてみてくださいね(#^^#)