大半が平和で、ビジュアル的にも退屈な作品。
「トラウマ・ゲーム 恐怖体験アトラクション」をDVDで鑑賞。
究極の恐怖を体験できるアトラクションを舞台とした2018年のサスペンス。
父親からの虐待によるトラウマを抱えていたアリソンは、究極の恐怖を体験できるアトラクション「パーディション」でトラウマを克服できるのではないかと考え、アトラクションに参加するが、、、という話。
何故か西村喜廣監督が冨手麻妙と共に、日本人の現場レポートのカメラマン役で出演している。この二人の役、本当に意味が無くて、完全なカメオ出演だ。
劇中のほとんどが少し暴力的なアトラクションのシーンで、そこには狂気も死の予感も何もない。特にアトラクションの人たちが(目的を含め)案外良い人たちなので、平和な雰囲気がずっと続き、これ、ホラーなのかな?と思ってしまう。クライマックスでやっと展開するが、ナナメ向こうに行ってしまい、着地点には全く共感出来ない。
大半が平和で、ビジュアル的にも退屈な作品。
35点