工業簿記の特徴
この記事には改訂版がございます。改訂版は工業簿記の特徴をご覧下さい。
工業簿記の特徴についてお伝えします。
工業簿記の特徴
これまでは商業簿記の学習を進めてきました。
商業簿記は「商品を仕入れて売る」という商品販売業を行っている企業を対象とした簿記です。
スーパーマーケットやコンビニエンスストア、家電量販店などが対象となります。
これらの企業の活動を図で表すと下のようになります。
これに対して工業簿記は、「材料などを仕入れて自分で作って売る」という製造業を行っている企業を対象とした簿記です。
このような企業の活動を図で表すと下のようになります。
工業簿記はこのような企業の活動をきちんと帳簿に記入するための技術です。
工業簿記では、商業簿記にはない「加工(製造)」に関する記録・計算が加わります。
ちなみに、工業簿記も複式簿記です。
工業簿記の勉強が進んでくるとこのことを忘れがちになるので時々意識してください。
商品と製品の違い
商業簿記では販売するモノを「商品」と言ってきました。
工業簿記では販売するモノは「製品」と一般的に言います。
- 商品…外部から仕入れたもの
- 製品…内部で作ったもの
という使い分けをします。
一般的に「商業簿記=商品」「工業簿記=製品」と考えて構いません。
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工業簿記を学習する上でのポイントについてお伝えします。
工業簿記を学習する上での4つのポイント
今まではずっと商業簿記を学習してきました。
ここからは工業簿記を学習していきます。
工業簿記は簿記2級から学習する新しい分野なので最初はとまどう方もいらっしゃるかと思います。
そこで、学習していく上でのポイントについてお伝えします。
商業簿記との共通点を意識する
工業簿記も商業簿記と同じ簿記ですから、当然共通点も多くあります。
商業簿記と同じところは「商業簿記と同じ」と意識することで楽に理解する事ができます。
商業簿記と違う点を意識する
工業簿記も商業簿記も同じ簿記ですが、全く同じならば分ける必要はありません。
当然違う点もあります。
商業簿記と違うところは「商業簿記と違う」と意識することが大切です。
具体的にイメージする
工業簿記は、企業の中で製品を製造します。
製造をイメージすることで理解が深まります。
料理やプラモデルの作成など、具体的に何かを作っているところをイメージするといいと思います。
工業簿記のどの段階を学習しているのかを意識する
工業簿記は製品を製造します。
製造にはいろいろな過程があります。
製造過程のどの段階を学習しているのかを意識すること理解が深まります。
この4つをを意識することで理解が進みます。
また、学習も楽しくなります。
これから工業簿記に入っていきますが、これらのことを意識しながら学習していきましょう。
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伝票から補助元帳への個別転記についてお伝えします。
伝票から補助元帳への個別転記
売掛金元帳や買掛金元帳などの補助元帳があるときは、伝票を記入するたびに個別転記します。
転記のときに売掛金元帳や買掛金元帳の摘要欄には伝票の種類、仕丁欄には伝票番号を記入します。
それ以外は今までの補助元帳への転記と同じになります。