このブログの内容は加筆修正の上暗記不要の簿記独学講座へと移行しました。よろしければ暗記不要の簿記独学講座へお越しください。
簿記革命メルマガ「簿記革命通信~簿記1級にラクラク合格する方法~
」の登録はリンクをクリックしてください。
メルマガ登録フォーム
簿記革命メルマガ「簿記革命通信~簿記1級にラクラク合格する方法~
」の登録はリンクをクリックしてください。
この記事には改訂版がございます。改訂版は商品販売の取引を三分法で行う理由 をご覧下さい。
商品売買の記帳法である三分法についてより深くお伝えします。
三分法では商品を仕入れたら借方に仕入を記入し、商品を売上げたら貸方に売上を記入します。
仕入は費用
の勘定、売上は収益
の勘定です(詳しくは三分法で使用される勘定科目
をご覧下さい)。
しかし、この記帳法は勉強を始めたばかりの段階では取引のイメージと一致しない方が多いです。
仕入というのは商品を仕入れているはずです。
通常の場合は何かモノを仕入れているはずです。
商品を仕入れた場合、手元にその商品というモノがあります。
手元に商品というモノ(資産
)があるのに費用の勘定科目である『仕入』で借方に記入します。
商品というモノ(資産)があるのに費用と考えるところがイメージと一致しないのです。
何かモノを仕入れているのであれば、資産が増加しています。
『商品』という資産勘定を使って、これを資産の増加である借方に記入した方がよいと考えるのが普通です。
例えば、『当社はA商店から商品50,000円分を現金で仕入れた』という例の場合、
(借)商品 50,000/(貸)現金 50,000
というように商品という資産の勘定を使って記帳した方が納得できるのではないでしょうか。
借方を費用の勘定科目にするか資産の勘定科目にするかを考えるには、費用という勘定科目が何かについても考えなければなりません。
なぜ三分法?(2)
に続きます。
関連記事