イシククル州からカザフスタンへ行くには2つルートがあって、
一つはチョルポン・アタからのルートですが、こちらはタクシーをチャーターしなければいけません。
(チョルポン・アタからカザフ行の車が出ていますが、こちらはチュイからのルートです)
そしてもう一つはイシククルのチュップ県からのルートがあります。
このチュップからのルートは道がすごく悪いのであまりお勧めできませんが、
景色がすごくいいんです。
その景色の写真は明日にでも載せるとして、
今日はそのカザフへの道沿いにあるサン・タシュという場所を紹介します。
カザフへの道を進んでいると道路のわきに記念碑が見えてきます。
これが目印です。
この記念碑は1916年にロシアとの戦争で、キルギスの兵士がこの場所まで追われてきたというものだとのことです。
この記念碑のところから右へ道があるので、そこを1キロばかり進むとサン・タシュが左手に見えてきます。
地球の歩き方にも載っていますが、
草原の中に丸い石のたくさん積まれた小山があります。
これは戦争に向かうときに戦争に行く兵士の数と帰って来た兵士の数を数えるために置いたと言われれています。
ちなみに写真の石の山の左にも小さなものがあるのですが、
こちらが帰って来た人たちの石の山です。
が、小さすぎて草におおわれてしまっています。
つまり、行くときの石はたくさんで、帰って来た人の石は少ししかありません。
それだけ戦争から帰って来た人が少ないという事らしいです。
ちなみに、ここはシルクロードのキャラバンサライの跡でもあるようです。
こちらはソ連の頃に考古学調査が入っているので本当だと思われます。
車をチャーターしなければ行くことが難しいアクセスの悪い所ですが、
(一応バスがあるが1日に1本しかないしかもいつ来るかわからないバスなのでお勧めしません)
興味がある方は是非行ってみてください。
それではまた明日。
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