抗がん剤治療1日目と2日目 | 2022年10月膀胱小細胞がん再発、2024年1月肝臓・肺・リンパ転移ステージ4

2022年10月膀胱小細胞がん再発、2024年1月肝臓・肺・リンパ転移ステージ4

2016年3月 膀胱小細胞がん罹患。2年後上皮内がん。2022年10月に6年経て膀胱小細胞がん再発。2023年4月まで抗癌剤治療するも2024年1月肝臓・肺・リンパ転移。余命宣告される。
残された人生本音で綴ります。


 
正月 早々入院です。
盆も正月もがんは待ってくれません、どんどん先に行きます。
5日から抗がん剤治療です。


1日目はカルボプラチンと
エトポシドを血管からぶち込まれます。
まず、カルボプラチンを120分エトポシドを90分。
その前に吐き気止めや生理食塩水を5分点滴、 終わってからも5分生理食塩水で抗がん剤を血管に完全に流し込み、ポート内の管を綺麗にします。サーフローと言うらしいけど、わかりやすいからポートでいきます。


午前11時から始まり
午後3時30分には終わりますその間、昼食もありますが点滴打ちながら食べたりトイレも行きます。

副作用の代表的なものは
吐き気ですね 
最近の薬はよく出来ていて
私には合ってます
若干のゲップとたまに
しゃっくり位です
でもこれ明らかに薬で
押さえてるよなっていう
感じはします。

前回のポートはいや血管は
沈没しました。
3日後に抜いた後暫くして
血管が痛いのに気づき
触ると針入れた皮膚が
少し色が濃くなっている
血管も入れたとこれから
触ると痛い、段々 血管が
肘方向に痛みだした。
なんだこれ?
痛みが増えてきたので
看護師さんに見て貰うと
それ抗がん剤の影響です
主治医に言って薬出しますね
え? これ抗がん剤の影響
なのかい、へ~
血管内が荒れてるんだと
あらあら、こんなこと初めて
やっぱ上手くないよここ
ステロイド塗ったら
あれよ、あれよと良くなり
効果絶大に嬉しいけど
ちょっと恐いよね
効き過ぎる薬は怖い
でも早く良くなって
よかったです。
でもしばらく使いません、数年後に使うかも。

2クール目は、ちゃんと血管内に上手く入りました
抜くまで油断できません
入れる時、慎重に血管探し
たし、入れる時も寝させ
られてリラックス状態で、
針いれるし・・・
こっちが緊張しますわ!
で、なんとか上手く入りました。


1日目が
カルボプラチン・エトポシド。2日目が今日おわりました
2~3回目はエトポシドだけです
明日終わって躰の状態と血液検査次第で8日には退院です。
白血球を上げる
ジーラスタという外来でしか接種出来ない保険適用の高い薬があります保険外では11万円くらいだそうです。限度額認定証で高額医療費内で収まりますが、高いです。ただし、白血球や血小板など抗がん剤の影響で落ちた数値がこの薬1回で上がるそうで持続時間は2週間程らしいので退院しても数値が落ちないし感染症など予防になるようです。勧められたが1回目の血液検査でジーラスタを打つほど下がってないので2回目は打たないで様子見ましょうでした。
ネットで調べましたが、副作用が強く出た、骨がきしむようで背中から腰が痛いが1番多い、骨髄から白血球を無理矢理作ります、痛いほど体感するなんて凄い薬ですね。
効果がある方もおられるが副作用強い割になんも効果ない方も
おられました。
やってみないとわからないなんて、ン~ン、怖い!

今の体調は、抗がん剤が体内に入っているので普段よりはよくはないです。
少し味覚がおかしい、目の前の景色がなんか視野狭い感じです。急に老眼が悪くなったか左右の視力が 片寄って違うのが酷くなったかです、これは老化現象ですかね😵
毎日散歩を2~3回、ダラダラ寝ながらネット検索、 皆さんのブログ見る、ブログねた探す、テレビ少し見る、躰も頭も見た目元気だから人間病気忘れます。

ここにいる患者さんはほとんどは重症患者ではないので健常者なのか病人なのか 見た目わかりません。
年齢層は高いです。
爺達の長屋にいるようです。
元気だから跳ね返りもいます、がん患者なんだから自分の病気だけ考えて入院養生、治療に専念すれば良い物を、色々周りが気になるのですかね、病室仕切りたがる爺もいれば、周りを気にせずに平気で電話かけまくる爺、夜中にトイレ行くときカーテンをガァーと音させて開ける。KY ですね。
気に入らない患者さんを虐めにかける爺もいて、 なんやこいつ
ジジイの頭は中学校で止まってるよ。
昼間 も夜もカーテンで仕切っているのに顔もろくに見たことない患者さんに色々言うって病気ですね、がん以外に頭が変です。
こういう爺は鈍感なんですね、自分は何も悪いことはしてないと思っています。 ある方が看護師さんに携帯は場所来まっとるからそこでするよう言ってとお願いするも、注意しても改めない。言われるが聞いたふりで止めないそうです。ジジイに付ける薬はありませんね。

また、病室で知り合った方は胃がんですが、 ステージ4 の末期癌。緩和病棟を勧められたそうです。胃に穴が空いてのたうち回り 緊急搬送され手術したそうですが全身に癌細胞が散らばっておりどうしようもなくこのガン専門病院を紹介されたそうです。
抗がん剤治療の2回目で年末退院して1月4日にまた入院と聞いていたので私も同じ日に入院 するはずですからまた会いましょう、とわかれましたが、探してもおられません。
容態が悪くなったか緩和ケア病棟に入院されたのでしょうか。
わかりませんが、お元気ならいいのですが。
余命宣告されてショックを受けた。母ちゃんに財産を残してやりたいから不動産を売却した、 断捨離もした。
抗がん剤でがんが無くなれば いいが 望みは薄い。
この方も見た目は 普通で会話もできるし歩行も出来る。
私の考えを僭越ながらいいました。抗がん剤で辛い治療を続けながら躰はぼろぼろになり意識もあまりない状態で延命するのは私だったら選ばないです。
医者はこの抗がん剤がだめなら次はこの抗がん剤と次々に治療効果があるまでやり続けます。
効果が無ければ 後は緩和だとお払い箱です。
その間躰はぼろぼろになり寿命が 来るのを待ちます。意識もなく家族みんな心配します。
ただ、最後に意識がない場合でも家族が 声かけると本人には通じているようです。

抗がん剤を減量しながら治療する方法もあります。余命宣告されていなくても手の打ちようがない場合では抗がん剤を減量しながら生活 する。
たとえば一年半の余命宣告なら
頑張って抗がん剤やり躰も心もぼろぼろになりながら生きるか
ある程度治療 をするが たとえ半年で寿命が尽きてもそれまでは辛くない治療を選ぶかなら後者を選びます。 
という話などをしました。
緩和ケア病院を予約されたと聞いてましたから入院されたのかもしれません。

私の同級生は緩和ケア病院に入院し寿命を全うしました。
個室でとてもよい環境だったようです
最後は落ち葉がポトリと落ちるように逝きましたと奥様からききました。
彼も、辛い抗がん剤治療をしたようです。

私も明日は我が身
魔法はないので 
あるなら 精神力
それを上げる祈り
後は医者にまかせる

祈りは馬鹿にできません
一所懸命に祈れば
躰は反応し 精神的にも
よいと最近研究もされてます
以前がん研究病院に
漢方科におられた先生が
祈りについて効果がある
と病院でも取り入れて
ました。 

またまた長くなりました。
ここまでおつき合い有難うごさいます。

さあ明日は晴れるか
天気ならまた写真伸せます。

いつもの景色になりますが
明日は例の写真載せます。
あの現場です。