こんにちは。読解力向上委員会の二宮です。
小学生・中学生に読解を教えているときに、
ちょっと悩むことがあります。
それは・・・
どのレベルの要約を求められているのかの
判断の基準を、まだ私が伝えられていない
こと。
私が考えるところでは、要約には3つのレベル
があります。
その1)なるべく文章にある言葉を選んで要約する。
その2)少し文章から離れて要約する。
○○をしても、△△をしても、□□でも
どうすることもできませんでした。
この文を
さまざまな実験をしたら、できないことがわかった。
その3)かなり文章から離れて、本質をつく要約。
僕があいつ(親友)に連絡をしないのは、あいつが
連絡をする、と言ったから。だってなんか理由が
あるのかもしれないし、あいつだってプライドが
あるだろう。だからさ・・・
この文を
僕はさびしい。
さすがに、国語の読解で、3のようなウルトラ技は出て
来ませんが、1と2のどちらがいいかは、微妙なところ。
実際には、設問の字数制限や、設問の意図の読み取り
となるのかもしれませんが、これがなかなか。
ただ、小学生の中学年にも、こう伝えているのです。
「1の要約をしたら、長くなってしまうときは、
2のような要約をしてもいいですよ。」
なんとなく子どもたちは、うれしそうでした。
通信講座の最初の問題をやってみた、というメールが
届きました。
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二宮先生
第一回をやってみました。
シートを埋めるのに1時間半かかりました(楽しかった、
と言っていましたが、○○ということがいまひとつよくわからず、
見つけるのがむずかしかったようです)。
お昼をはさんで設問に取り組んだところ、やはり1時間半
近くかかりました。
時間を置かずに、すぐ解いた方がよかったのかもしれません。
友だちと遊ぶ約束をしていたので、遊びから帰ったら答え
合わせをすることになっています。
じっくり型で何事も時間をかけたい子なのですが、
まだ5月ですので、いずれ速くなっていくことを期待して
よいですよね。
明日には投函いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
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1時間半、国語の勉強をした後で、
「楽しかった。」
と言えるお子さんは、絶対伸びますね。
Mさん、期待しています。
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のです。
お子さんの勉強のこと以外でも、何か困っていることが
ありましたら、ぜひご相談ください。
「読解力をつけるには読書をさせてください。」
こんな指導をされていると、子どもがかわいそうです。
塾の講師として、同業者に嫌われたり憎まれたりするかも
しれませんが、あえて、生徒の読解力を伸ばすことができない
国語の先生に対して宣戦布告をしていきます。
応援メール、またはもしそれは違っているとお考えなら
反対メールもお待ちしております。
tomo ★ dokkai.jp (★を@に変更してください。)
よろしくお願いします。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
二宮 智宏
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