和風タンメン(大盛)780円
タンメンってお店の個性が大きく出るメニューだと思います
過去に何百杯も食べてますが
どれ一つそっくりなのはない
具材だったり
炒め具合だったり
味付けだったり
三者三様
でも、このタンメンだけは
唯一無二と言えるだろう
皆様こんばんみ~
今朝は冷え込みもゆるく温かいなと思っていたら
昼ごろから冷たい空気に急に入れ替わって
強い北寄りの風もあって
さみ~((+_+))
タンメンくいてえ
あ、そういえば
いつもお世話になりますこの方の記事で
凄く気になるメニューがあった
少し遠回りすれば行けるな
大盛さん
トラックでピットイン
出前のカブがしっくりくる昭和な佇まい
この【大盛】って書いてある丼が超ほしいwww
店内に入ると昭和乙女がお一人でランチ
ラーメンを召し上がられてますね
中華は隠れた人気メニューなのかも
献立はお蕎麦屋さんらしいもの
中華類が充実してるのが街の食堂という感じ
気になったメニューは
和風タンメン
出前から戻ってきたご主人が、何にされますかと
和風タンメンかな~。スープは醤油味?と問うと
『中華スープです。蕎麦でもうどんでも。醤油味でも塩味でも大丈夫です』
お客様のニーズが第一
好みに応じて作ってくれる
これぞ食堂の柔軟さであり、魅力の一つ
じゃあ、醤油味で蕎麦
大盛りでね(笑)
『醤油味大盛りね!はいよ~』と厨房へ
すると奥から、女将さんが
『醤油味ですよね?ですよね?』と何度も確認がw
ほのぼのだな(^・^)
蕎麦には醤油味でしょ
醤油の香りがあってこそ、蕎麦は生きると個人的には思う
蕎麦に塩味は弱い
風味の強い小麦の全粒粉麺でも同じだと思う
はいきた~
でっかい丼にモリモリ
注文通りの大盛りだ
さっそくスープをぐびり
これでもかと煽った感じで、熱々うんめ~
すっきりとした出汁感に野菜由来の甘みが加味され
まぎれもなく、タンメンの旨味がこれにある
お次に麺を
熱々なタンメンスープでも負けてませんよ
流石、信州そば
一般的な細切りそばじゃこうはいかない
麺量は大盛の大盛りだけあって食べごたえ満点(笑)
具材はくたくたの野菜たち
葉物は白菜だけかと思ったらキャベツも入ってます
芯の部分もしっかり火が通り
スープにもたらす+αは計り知れない感じ
とても愛しく感じます
これなら肉なしでも全然いい
蕎麦がスープに馴染んでくると
だんだんけんちん蕎麦みたいな旨さが見え隠れ
これは七味だろ
ああ、合うな!
かなりのボリュームで腹いっぱいになりながら
あきらかに自家製の漬物で箸休め
しゃきしゃきウンマイ
そして終盤のスープは
今までに食べたことないとても個性的な旨さ
まさに、唯一無二なのである
満足感ににやにやしながらフィニッシュ
個人的に、タンメンは
蕎麦なら醤油味
うどん、中華麺ならどちらでも
もともとこのメニューは存在しなかったと思う
タンメンを食べた常連さんが
『うまいから、蕎麦やうどんを入れてもうまいんじゃね?』
そういうニーズがあったから生まれたメニューではないだろうか
帰り際、ご主人が出てきて
後方を慎重に確認しながらバックで出庫するトラックを
誘導して見送ってくれました
こういう、ちょっとした気遣いもあって
とても温まった今日のランチだった
これだから食堂めぐりはやめられない