蕎麦の次はやはりタンメン。
雨で仕事が早くはけた日、遠回りしながらどこかないかな~と御成橋から北へ。
しばらくいくとお蕎麦屋さん。
う~ん。蕎麦の気分ではないな。
雨だし、あったかいの食べたい!
もうちょっと行くと、どけんやマンセンサーが、[オイトマレトマレ]と信号を発し、トラックが急停車。
お!これは
風になびく真っ赤な幟。
お店はどこよとあたりを見回すと、反対側に古びた食堂を発見。
ことぶき食堂さん
まぁ、一般の方は軽くするーでしょうが^^;
だが、この幟は
ラ・ー・メ・ン・や・っ・て・ま・す・!のサイン
私はスルーできません^^
引き戸をガラガラっと開け店内へ。
予想通りの渋い空間が広がってます。
不釣り合いな大型最新地デジと、真新しいペーパータオルに違和感を感じます^^;
手前のテーブルに陣取ると、年配のおかあさんがお出迎え。
先客が2名。
でもあとからあとからお客さんがやってくる。
え??人気店なのか!?
なんてことない店構えだが、実は凄いお店なのかも。
とりあえずメニューを。
おっと、タンメンあるじゃyない
550円か~。
を?餃子は250円だね~。
注文は決まった!
タンメンと餃子お願いします~^^
かしこまりましたと厨房に戻って行ったおかあさんが引き返してきました。
今日は餃子ないそうです^^;
ということでう~ん。
お!これはもしかしてもしかする?
あの日本そばの焼きそばをここでも?
んじゃそれーとお願いすると、
またしても今日はないの声^^;
w
『普通の焼きそばじゃだめですか?』
う~ん。いらない普通のは^^;
仕方がないのでタンメンだけで我慢。
出ばなをくじかれかなり不安になってきました。
まぁ、こういうアクシデントも開拓の面白さがあるわけで。
私、一応開拓課に在籍しておりますので
最近、名刺も作りました(爆)
裏はプライベートな情報もあるのでモザイク入りですw
まわりのお客さんはなにやら日替わり弁当を注文してます。
めにゅーにはないんだけど^^;
もしかして仕出しもやってるのかな?
皆さんそれ目当ての感じです。
おそらく安くて内容がいいんでしょうね。
だいぶかかってタンメン登場。
お~。
みるからに食堂王道系のタンメンですね。
野菜の彩も良く、野菜の切り方も私好みで実においしそうです^^
先ほどまでの不安はどこえやら。
スープをぐびり。
うん!これこれ!
まさしく食堂のタンメンスープ。
野菜の甘みメインでさっぱりとした口当たりで、やさしいタッチがたまりませんよ^^
良くある、ラーメン=味が強いの図式が成り立たないのが食堂のタンメンなのです。
私、なぜいつもタンメンなのかと言えば、塩辛いラーメンがあまり得意ではないのです。
一般的なラーメン処では、醤油味は塩気が強い傾向にあるように思います。
タンメンが好きなのもありますが、比較的塩梅が優しい塩味をどうしても選んでしまうのです。
こちらのタンメンスープも例にもれず優しい塩梅ですが、野菜由来の旨味がしっかりとのっていて美味しいですね。
派手さはないけど、しみじみうまいタンメンスープ。
私は大好き^^
麺は中庸な中華細麺ですが、相性は悪くないように思います。
茹で加減も柔らかめで、ラーメン通の方には不評でしょうね。
まさに飾りっ気なし^^;
でも私はこれでいいと思います。
ラーメン通じゃなくて、一般の方が食事をとるお店なので^^
お肉が思い他たっぷり入っていて具材の不足感もありませんでした。
日本そばのやきそばと、餃子も食べれなかったけど、ここらでラーメン難民化したらまた寄りたいですね。
お会計を済まそうと厨房を覗くと、やはり高齢のおかあさんがちょうりされてました。
年配のおかあさん二人で営む食堂。
どおりで地元の方が多いわけだ^^
日常のお昼をとるお店です。
正直、味にこだわる方や、お店の姿勢にシビアな方にはお勧めできません。
おおらかな気持ちで、ここで過ごす味を楽しみたいという方のみ是非訪れてほしいです。
※日本蕎麦の焼きそばは早い時間はあるようです^^
いろいろなお店があってしかり。
存続してるという事は、そこを愛するお客さんがいる証。
あなたも扉を開けて覗いてみたくはなりませんか?
店舗情報 ことぶき食堂
住所 栃木県鹿沼市見野306
営業時間 11:30~14:00/17:00~20:00
定休日 日曜日、祝日
TEL 0289-62-1729
駐車場 あり