【R354 豊水橋から見えるもう一つの信号】人生 | タンメンで溺れる男

タンメンで溺れる男

タンメン大好きどけんや@マン

茨城県常総市
国道354号線。常総市方面から鬼怒川を渡ると左岸にに見える青信号。




この信号は、夜のみ一部の方だけのために灯る信号である。

昨年、この信号を確認しに向かったときは灯っていなかった。

そう。その青信号は営業されてることを常連さんにお知らせするシグナルだった。

お店に到着し閉店と今までのご愛顧の感謝をお知らせする張り紙を目にしたとき、愕然としたどけんや@マン。



しかし数が月後、再びその信号が灯った。

人生





あの張り紙を見てから約半年、再び私はここへ。
そして煌々と灯る明かりを見て、何とも言えない気持ちがこみあがってくる。

暖簾をくぐり店内へ。

夢にまで見た人生
さんの中はこういう感じのか~。


レトロ感漂う店内。とっても味があります。
だるまストーブの温もりで店内は思いのほか暖かい。
ピッカピカに磨き上げられてるカウンターに陣取りメニューを。

ラーメン居酒屋という感じでしょうか。
こちらで一杯やりたい衝動に駆られますが、我慢しましょう。
だって入口に戒めがあったよね?



あれもこれもは通らないんだ。



人生ラーメン、手羽餃子、砂肝のからあげを注文。

帰宅してから砂肝のから揚げをつまみに一杯やろうと企んでたどけんや@マンどけんやマン しっかりタッパー持参しましたw

店主はいかにもこだわりのラーメン職人という感じの親父さん。ラーメンを作る事以外は一切手を出さず、それだけに集中されてる感じです。

丼を温め、麺を茹でしきりに茹で加減を確認。
丼にスープをたっぷり注ぎ、麺を丹念に並べます。

みてください!この見事なまでに整列した麺を。

なんか親父さんのこだわりがそのまま見た目にも表れてる感じです。

 
スープはオールドスタイルの支那そば。
濁りのないすっきりとしたガラの旨味。醤油の風味。
目の覚めるような派手さはないけど、じんわりとどこまでもしみていくような美味しさ。
もっちりしこしこ茹で加減どんぴたの細い麺は、しっかり湯切りされてるためぬめりなんかは全くなく、すっきりスープをしっかり受け止め落ち着く味わいをかもし出してます。

どけんやマン 『美味しい!』と思わず声に出してしまったどけんや@マン

無我夢中で食べちゃいました。



すると丼の底には



[偉くなるだけが人生じゃないよ]

勉強になりますどけんやマン


しばらくして、息子さんらしき方が調理担当の手羽餃子。
 

照り具合がたまらん。

 
中にはみっちり餃子っぽい具が。

パクリ。

何?なんなの??この美味しさは。恐ろしく美味しいんですが。

そこらの鶏料理店の手羽餃子は何?と思ってしまうくらい美味しい。

手羽の焼き加減が素晴らしいですね。
じっくりと手間をかけて、一番いい温度で焼いてる。
表面の皮はカリッとこんがりいい風味だが、けっして焼き過ぎず、油のジューシーさも残す。
肉の部分はしっとり柔らかく。
餃子餡も過ぎる味ではなく一体感を。
あの親父さんだから、息子さんもこんな丁寧な仕事なのか?
この手羽にもそうとうなこだわりを感じます。

続いて砂肝のから揚げもちょっとだけ味見。

これも美味しいですね。下処理がしっかりとなされ、食感がとてもいいです。
やばい。今夜のおつまみに残しておかないとw



カウンター正面に(有志一同より)と添え書きされた大きな額縁が。


あの青いシグナルは≪ヤ・ッ・テ・ル・ヨのサイン ~♪

こちらを愛してやまない常連さんに向けた、店主の気遣いそのものなんでしょうね~。




色々な人生あってしかり。

次回は、ドライバーを捕獲して、アルコールを片手にこの手羽餃子たらふく食べたいと思いますw

ごちそう様でした~ どけんやマン





店舗情報    人生
住所       茨城県常総市豊岡町乙1485-1
  

営業時間    18:00~25:00
定休日     月曜日