松高白鶴来 | 「ビタミン愛」をゲット!

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私なりの「ビタミン愛」を毎日コツコツ摂取しています。
ごゆっくりお立ち寄りくださいね。

今月は、
茶道の世界では「お正月」。
炉開きや、口切り、などと
おめでたいことが重なるからだそう。

今日は、今月の初稽古。
 
玄関では
「天高一笛清」の短冊がお出迎え。
広間の床には、
 
「松高白鶴来」まつたかく はっかくきたる
元は、李白の「尋雍尊師隠居」 (唐詩選)
の歌にある、「松高白鶴眠」。
という詩の一部の
「眠」を「来」に変えたものです。
松鶴どちらも長寿の象徴で、
とてもおめでたい軸でした。 
 
半月ぶりの先生のご自宅での稽古
掛物を見て、
ふと思い浮かんだことがあります。

松と言う字を分解してみました。
左は、「木=ぼく」。
右は、「公=おおやけ、みなさん」 になります。

白鶴が飛来してくるような立派な松というのは、
「木と公」つまり「自分」と「皆さん」が隣合い
木は公のために、公は木のために手を取り合うからこそ
育つんだ、と、そんなことを感じました

 
お道具は、高麗卓と、江岑お好みの四方棚で、
私は、高麗卓で、お稽古させていただきました。

棗は、それぞれ、六瓢(無病)の輪島塗り蒔絵と、
菊桐蒔絵。とても綺麗です。

水指は、祥瑞?あ、伺うのを忘れました。
描かれているのは「十牛図」。
もう一つの水指は黄瀬戸です。

 
めでタイお菓子も頂き、笑顔になったひとときでした。