今月で、風炉のお茶は終わって、来月からは、炉になる。
お茶って本当に、季節がよくわかる。
この日、玄関には、「主人公」の短冊。
おお!今日は、私が主人公。
そこでは、「山又山」の色紙がお出迎え。
と、ここで私は、今日は、自分を
振り返るための稽古かな、と感じて
いきなり反省モードに。
んー、山を越えてもまた新しい山がある、
人生、山あり山あり・・・当然、
山と山の間には谷があるわけで、
上っても下りても険しいのが人生か・・・・と思いながら、
稽古場へ。そこで、目に飛び込んできた軸は、
「刻苦 光明 必盛大也」
こっくこうみょう、かならず盛大なり。
つまり、苦しいことでも、コツコツと続けていけば、
いずれ光がさし、必ず大成する、ということだそう。
「刻苦」が大切なんだな、きっと。
そのコック、大切とはわかってもなかなか続けることができないから大変。
ああ、まさに、私のことを言われてしまったようで、
でも、美味しいお菓子「もみじ」を頂き、
大桶のお茶碗で薄茶を頂いたら、
暗い気持ちはすっ飛び、
コックしなきゃ、という気持ちに!
やっぱりお茶はやめられない。