「如是我聞」のうちの二文字です。
昨年の11月にもこちらの軸が掛かりました。
私にとっては、今回、この軸が掛かったタイミングは、とてもよかったです。
『如是我聞(かくのごとくわれきけり)』は『阿弥陀経』の最初の一句です。「私はこの様にお釈迦様の説法を聞きました」という意味です。
お経をいくら読んだり聞いたりしても、そこに何が説かれているか、その意味がわからなければ何にもなりませんよね。大事なことは、他ならぬ私自身のために説かれたお経なんだと思って読むことです。どのお経でもそうでしょうが、そこに何が書いてあるのか、私自身がそれをどう受けとめるのか、という問題が大切だと思うのです。
転じて、私は、お経のみならず、自分に向かって言われた言葉を、どう解釈するかを考えるようになりました。
今日のお花は、山芍薬。凛としていてきれいでした。
稽古は、茶通箱。ずっと以前に、稽古させていただいたはずなのですが、ほとんど覚えていませんでした。んー、しっかりやらねば・・・