今日、駿府各流大茶会 東日本大震災支援茶会が終わった。
一昨日、立礼席を持たせていただいた。
今年になってから、先生におんぶに抱っこして頂きながら、ゆっくりと準備をしてきた。
そんな中で起こった、あの大震災で、一時は、中止案も出たそうだが、なんとか支援茶会として催された。
私にとって初と言える今回の席主体験は、とんでもなく大きな試練だった。
まだ自分では気づかないけれど、友人達は、口を揃えて、「一回りもふた回りも成長したと思うよ」。
そうなのか、嬉しいことだな、と思う。でも、いつ実感するのかなぁ・・・。
大変だったことは、支えてくださるスタッフの皆さんとのコミュニケーション。
自分の茶会なら、自分の好きなお菓子、道具、テーマを見つければいいのだろうけれど、今回は、青年部の茶会。だからスタッフ全員が、納得できる形で進めることが重要だった。
銘は「光明」。「東日本大地震で被災された皆様の前途に幾筋もの光明を見出すように」との思いが詰まっている。銀箔を乗せたのは、銀色の意味が、「変革」「支える」「引き立てる」というものだから。
お茶会の結果は、お客様はどのように感じてくださったかわからないけれど、私たち青年部スタッフは、達成感と充実感にあふれ、最後は、皆笑顔だった。
この場をかりてお礼をひと言。10日は、朝から晩まで、お疲れ様でした。そして、楽しかったね。皆さんの支えがあったからこそ、席主を務め上げることができました。ありがとうございました。