喘息の方の体質改善は? | つれづれ養生訓 ~ 神戸から中医学の健康の知恵のお届け ~

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喘息の方の体質改善は?

フーフーです。
喘息の体質を改善したいとのこと、どうしたらいいですか?

まず、慢性的な喘息の場合、むくみと大きな関係があります。水分過多や糖質過剰により気管支炎周辺が浮腫みやすい状態になっていること。これが一番の問題です。何らかのウイルスによってそれが発生する場合もありますが、多くは甘いものや水分の多飲食が考えられます。

この状態で、肺に熱が多くなる状態の時に喘息は起こります。
例えば、食後などに胃熱が多くなった時。
足が浮腫んで、ひえのぼせ状態が肺に昇った時。
皮膚が浮腫んだり、冷えたりして皮膚呼吸が低下した時。
精神的ストレスにより動悸などが起きそうな状態な時。

ただでさえ、浮腫んで通りにくい気管を大量の気が通ろうとすると喘鳴がします。

体質改善は、むくみをとることなんですが、いきなり気管のむくみをとるのは大変です。まずは、皮膚や下肢のむくみをとり、肺に熱が上がってきそうな状況でも、気管以外に気を分散するようにしていきます。
お風呂や運動で汗をかける体に変えていくことです。

その後、気管のむくみも減らしていきます。もちろん食べ物も重要です。

漢方での治療も、喉のむくみをとる処方や胃熱を抑える漢方などの藿香正気散や二陳湯などいろいろありますので、薬剤師さんやドクターにも相談してみてもいいですね。

 

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