お肉は体に悪いんですか?何がどう悪いって言うの? | つれづれ養生訓 ~ 神戸から中医学の健康の知恵のお届け ~

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健康であるためには、自然であることが一番です。
そのためにいろいろ試されたりしていると思います。
そのひとつに中国医学の智慧をお届けします。
中国医学は、素晴らしい医学です。その中の生活に密接した部分の智慧をお届けします。

お肉は体に悪いんですか?何がどう悪いって言うの?

フーフーです。
よくお肉は体によくないとか、魚の方が良いとか言いますよね。
ふと思ったんですが、なんで?

世の中に良いも悪いもないです。
ただその中で、体にどんな影響を与えるか考えたら良いかと思います。今回は栄養学とは違う角度で少し自然と脂のお話しをしようと思います。大まかな話なのはご容赦ください。

体には気血津液が巡っています。
人が健康であるためには気血が1日に50回体内を巡らなくてはなりません。
これは中国医学の原則。
それを津液、体の水分ですね。これが栄養もするし、時には浮腫や脂肪となって流れを邪魔します。

ここがポイント!

動物性脂も、お魚の油も、植物性油もみな体に入ると、気血津液になります。今すぐつかうなら気血に。すぐ使わないと津液になります。
この津液。あつくなると汗となります。体温で溶けて、溶けすぎると浮腫となります。そして冷えるとラードのように固くなります。

これです。食べると体に吸収され、血中に脂肪分が多く入り、さらに冷えると血が流れにくくなったり、血管内にラードのようにへばりついたり。血管以外の組織でも、冷えてくると固まりやすくなります。
これが大問題です。動脈硬化を引き起こしたり、リウマチの結節をうんだり。腫瘍のもとになったり。皮下脂肪が冷え固まりになってくると、代謝も落ちます。体内に熱がこもり老廃物を吐き出せなくなります。

そしてなぜ、動物性と植物性では動物性が嫌われるか。動物性の融点が高いからです。
植物油は、0℃近くでも固まりません。しかし、動物性脂は冷え固まります。
だから、動物性脂のとり過ぎと平温環境があわさると血液の流れを阻害したり、脂肪の多い部分が冷え固まって次の疾患を生みます。

ちなみにお魚の油の融点も植物性なみに低いです。

これが油の問題です。あ、ちなみに融点が高い油を脂というらしいです。

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