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堂島猛虎会のブログ

タイガースファンの3人が綴る、猛虎愛ゆえの強く厳しい評論を発信していくブログです。

35試合を消化してタイガースは20勝14敗で2位ジャイアンツに1.5ゲーム差をつけての単独位首位。

 

コーチ経験のない藤川球児監督を危惧する記事を挙げたが

 

 

いまのところ、心配はいらないように見えるし、ブレずに信念を持って舵をとっているのがうかがえる。

 

そしてこの順位を引っ張っているのが「虎の問題児」=佐藤輝明の覚醒であることもまた疑いようがない。

 

佐藤輝明は覚醒したのか?

Fuii count

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この・・・ン10年に一度の逸材については拙ブログでたびたびたびたび取り上げた。

 

うちの部長は輝明の野球に取り組む姿勢や考え方が気に入らないようで、よく苦言を言っているが、私は「海を渡った元祖・問題児」同様にあまりにももったいないフィジカル・ポテンシャルを活かしきれないのがもどかしく、はがゆい思いで何度もブログを書いた。

 

それがついに覚醒の兆しを見せているのだからこんなに嬉しいことはない。

 

関西人であるからには

 

「な?いうたやろ?」

 

と会う人ごとに言いたいし、なんなら

「俺が育てた」くらいのことを言いたいところであるが。。

 

そこはぐっとコラえて・・

 

 

冷静に数字で、データで検証してみよう。

 

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まずここまでの成績

 

昨年24本に終わったホームランがすでに11本。

このペースなら30本は十分に届きそうであるし、

残念なことではあるが、岡本和真も村上宗隆も故障でおそらくは大きく数字を落とすことが考えられるとすればタイガースではR ・バース以来となるホームラン王も射程圏内である。

 

 

では

 

 

今年のサトテルは「どう違うのか」?

 

SNSなどをのぞいていると

 

「今年はいらんボール球を振らなくなった」

 

「逆方向に打っているのが好結果に」

 

 

という・・

 

いかにも・・というと失礼だが・・・

 

「浅い見方」ではないだろうかと思う。

 

実際に検証してみる。

 

 

 

 

「ボールをよく見ている」

→四球率はわずかながらも昨年より低い。

平均値(8.7%)から見てもかなり低い。

 

「三振も少ない」

→昨年より増えているし平均の24%から見ても多い。

 

当然、BB/K(四球と三振の比率)も昨年より低い。

 

 

 

 

 

・・・あれ? 

 

じゃやないだろうか。

 

コンタクト率を見てみる。

 

 

 

「よく見ているからボール球を振らない」

→表の「B」がボール球。

ストライクは横這いであるが、ボール球のコンタクト率は昨年より下がっている。

ボールゾーンに来たボールはバットに当てれていない。

 

 

「空振り率」でみると昨年より10%も上がっている。

 

ついでにPut Away%=2ストライクと追い込まれてからの三振率は1年目に迫る勢い。

2ストライクとられると10打席に3打席は三振するという数字だ。

 

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「いやいや、そうじゃなくてボール球をよく見逃してるんだよ」

 

本当か?

 

 

 

こちらは逆に「スイング率」

数字的にはほぼ横這いといっていい。

 

ボール球を振る率は確かに昨年よりはわずかながら減っているが、そのコンタクト率も減っている。

 

逆にストライクゾーンの見逃しは増えているから俗にいう「いってこい」である。

 

まあ

 

全体としてのスイング率は減っているから

「球をよく見ている」と言えなくもないが

ストライクボールもよく見ているのだから簡単には喜べない。

 

 

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「いやでも逆方向によく打っているから・・・」

 

 

 

 

・・・残念だがそれも違う。

 

 

 

逆方向への打球はむしろ減っている。

 

いや、むしろというか「かなり減っている」

 

5年で過去最高にPull=引っ張っている

 

 

 

 

 

 

ここまででいかがだろうか。

 

印象だけで見ていると「ヒットを打ったときだけ」の残像だけに引っ張られる。

 

 

では答え合わせに入ります。

 

 

 

Attack Zone Discipline=アタックゾーンごとの選球眼

スイング率から測ってみる。

 

■Heart(甘い球)

甘いところに来た球も簡単には振っていない。

 

■Shadow(際どい球)

際どいところにこられると振ってしまう。

アウトローの逃げ球や落ち球であろうと思われる。

 

■Chase(誘い球)

いわゆる「釣り球」

これを今年は振っていない。具体的には「高めの球」であろう。

 

■Waste(ウエストボール=あきらかなボール球)

これも今年はよく我慢している。

(我慢というのもおかしいか・・・)

 

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平たく言えば・・

 

 

全体のスイング率が減っているのだから

「なんでもかんでも振ってはいない」とも言える。

 

ちなみに

■Shadow(際どい球)

■Chase(誘い球)

のコンタクト率もそれぞれ

80.0%→69.9%

35,0%→29.2%

 

に落ちている。

 

「振っても当たらない」ところは「見逃せている」

という事になる。

 

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今年の輝明の何がいいか

 

 

 

 

これは昨年の写真だがこういう風に「前に出されて」崩されて

空振り、または凡打、というのをよく見させられたかと思う。

 

それが今季は「頭が動かない」のだ。

 

結果として空振りしても頭はそのまま残っているからフォームが崩されることはない。

 

スイングした軌道の中にボールが来なかっただけのことなのだ。

 

そしてその軌道の中にボールがくるとどうなるのか。

 

もう一度最初の表を再掲出する。

 

打率もそう大して上がっているわけでもなく、四球率も三振率も悪くなっている。

 

ただただSLG=長打率だけが異常に爆上がりしているのだ。

 

それに引っ張られて当然OPSも上がっている。

四球率を思えばこれはすごい上がり方である。

 

今年のサトテルは

「あまり振らないし、振ってもあまり当たらない」が

「当たればでかい」のだ。

 

 

 

これは・・

ついに「虎のラルフ開眼」

となるか!

 

 

 

 

 

 

 

 

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