今回もAREにむけての考察を続ける。
ご存知のとおり昨年タイガースは3位でシーズンを終えたわけだが、こと「貯金」でみるとマイナスでであった。
勝率5割を切ったチームがCSに進出するのは・・・とか、
まさか日本シリーズ進出になったら恥ずかしいなどと話していたがそんな心配は無用であった。
ただ昨シーズンは2位のベイスターズが貯金5で3位以下はすべて借金。
すなわちスワローズ1強を許してしまった形となった。
で、あらためて順位表、勝敗表を見ていて気づいた事があったので掘り下げてみた。
「得失点差」である。
言うまでもなくすべての球技は試合で点を多くとったチームが勝つ。
ただ1-0でも1勝であるし、0-10でも1敗だ。
サッカーのように勝利数(勝利ポイント)が同数でならんだ場合に用いられる事はない。
だが上の表を見ると2位のベイスターズはその差がマイナス、
しかも-37だ。
この数字はなかなかではないか。
対してタイガースはその差が+61。
トップの数字だ。
これをどう読むか。
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スワローズの得失点差は53だが、タイガースより多く点を取って多く失点している。
投手陣を弱さを打線で補っている形と言えるだろうか。
たいしてタイガースは得点はベイスターズより少ないものの投手陣の頑張りで失点を抑えた。
ベイスターズの「貯金5」と
タイガースの「借金3」
この差はどこからうまれるのか。
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この表は上位3チームの大差勝ち、と僅差負けの比較。
5点差以上の勝利数と2点差以内の負けの数。
スワローズはほぼ同数。
対してベイスターズとタイガースは僅差負けが大差勝ちを大きく上回る。
比較するベイスターズの方が効率が良さそうだ。
単純に考えると「僅差勝ち」というのは救援投手陣に強みがありそうで、少ない得点をJFKのような盤石のリレーで逃げ切る・・・と考えがちだ。
反対に言えば「僅差に弱い」となれば救援陣に脆さがある、とみて取れるが
昨年のタイガース救援陣が弱体だとは言い難い。
2位ベイスターズとの救援陣の比較。
30試合以上登板投手の防御率。
平均値を見れば明らかである。
で、あるなら「その理由」は
「稚拙なベンチワーク」にあり、となる。
大差勝ちはベンチで左うちわでよい。
僅差の勝負にこそベンチの采配が活きてくるのではないだろうか。
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そもそもが得失点差がマイナスのチームも多くない(およそ1割程度)と思うがそれででAクラスに入る事自体が珍しい。
過去20年のセ・リーグの表。
得失点差がマイナスでかつAクラスに入ったチーム。
20年で15チーム。
のべ120チームだからやはり1割強というところ。
さすがに優勝したチームはない。
この表を見るとベイスターズとスワローズはチームカラーとしてその傾向にありそうだ。
そしてこの表で複数回、名前があがる監督がラミレス、和田豊、小川淳司の3名。
特にスワローズの小川監督は代行を含め4度記録している。
これを「名監督」として認定すればよいか。
2004年の若松監督の「-73」が貯金もちの数字としてはトップだ。
だが借金「-1」ながら「-85」の得失点差をマークしつつ3位に滑り込んだ2015年の和田豊監督もなかなかである。
2015年といえば和田豊政権の最終年。
前年2014年にはCSを初めて勝ち抜き、日本シリーズに進出したが
クリーンアップは西岡ーゴメスーマートン。
ほぼゴメスしかホームランのない打線。
やりくりした和田豊は名監督と言って良さそうだが世間の評判は低い。
3年続けてAクラス入りを果たしたにもかかわらずこの年で解雇となる。
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2007年には岡田“どんでん”彰布の名前もある。
岡田監督はオリックス監督時代の2011年にも
得失点差「-43」ながら貯金を作り(69勝68敗=+1)
4位になっている。
何を言いたいかもうおわかり頂けた事かと思う。
得失点差がマイナスでもAクラスまでチームを押し上げる
「名監督」が一軍と二軍にいるのだ。
これはもう。。。。。。
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