村上でかい・・・・・・・。
最近、よく当会の部長が大山の得点圏打率を嘆いている。
2割を切っているのだから4番打者としてはおおいに不満であろう。
しかしこう言う時私はいつもこう言う
「あるものしかない」
・・・・と。
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マルテが4番で調子を落とし3番で回復したことから鑑みればマルテはやはり3番が適所なのだろうかと思うし、それが本人のリズムでもあるのだろう。
・・・と、なれば大山以外には4番を任せられる打者はいない。
なにか「大山4番」を推すデータはないか?
探してみた。
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昔あった「勝利打点」というのはわずかな期間で廃止されているが、
実は表彰部門ではないがそれに近いものがある。
VDUCP(勝敗更新機会点)打率というものがそれだ。
(データで見るプロ野球より)
打席に立った時点での得点差から、
ホームランが出れば同点、勝ち越し、逆転
となる場面ならVDUCP(UC)打数としてその打率を計算したものだ。
要は得点圏よりも1ランクギアの上がる
「ここ一番の勝負所」でどうか?という率。
まずは表をご覧いただく。
表の上、10傑はVDUCP(勝敗更新機会点)打率の上位10選手。
それを
「VDUC-得点圏」
で、並べ直した。
簡単に言えば得得点圏打率よりも勝敗更新機会点打率の方が高い順番だ。
ここで嫌なDATAがでた。
なんとTOPは中村 悠平(S )だ。
つまり中村は得点圏打率はさほどではないものの勝敗に直結する場面での活躍が大きいということになる。
得点圏打率TOPはオースティン(DB)の.303だがこの表では最下位に沈む。
「無駄撃ち」とまでは言わないが大差での本塁打など勝負に直結しない場面での打点が多いことになる。
塩見=.298:2位
村上=.305:7位も同様にマイナス点の下位だ。
鈴木 誠也(C)、小園 海斗(C)、のカープ勢、
そして近本 光司は得点圏打率よりVDUC機会で数値があがる。
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他の阪神勢でClutchの数値の高い3選手。
マルテ、糸原、大山悠輔を表に追加してみた。
マルテは意外にマイナス-4.4。
もう少し数値は高いイメージだが少し意外に思う。
糸原健斗は
得点圏打率リーグ28位(.239)だがVDUCP率が同18位(.270)
ツンデレ数値は3.1となりこれは近本の上にランクインする。
そしてそして
この数値をさらに上回るのが
そう。
大山悠輔の4.5。
第3位にランクインする。
なかなか打たないが、「大事な場面は打つ」のだ。
これこそが4番の魅力といっていいのではないか。
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前々回の記事で中野拓夢の球場別成績においてハマスタの打率が頭抜けて高いことを書いたが、実は大山悠輔もハマスタが.360、続く神宮も.333と得意にしている。
相性のいい球場で大山悠輔が勝負を決めてくれるか?
4番のツンデレ度に期待しよう。
・・・・と、
中村 悠平に注意
だ。
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