「快投」は「解答」か? 藤浪晋太郎3者連続三振(会長記) | 堂島猛虎会のブログ

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タイガースファンの3人が綴る、猛虎愛ゆえの強く厳しい評論を発信していくブログです。

 

昨夜(7月12日)は劇的な5連打、

3連続タイムリーで9回2アウトからの大逆転サヨナラゲーム。

 

まさに「動かざること矢野の如し」の名言のまま

「選手の力」でもぎ取った1勝。

 

そしてそのお膳立てとなったのはまぎれもなく、

8、9回を連続三者凡退で抑えた藤浪・及川の好投であった。

 

今回の記事では、我が猛虎会も心を痛める

風雲問題児・藤浪晋太郎の「快投」について解説する。

 

「快投」がそのまま「解答」となり得るのか?

 

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先発青柳が7回3失点。

QSとはいえ我がチームは無得点の6安打。

 

前日までの読売戦の悪い流れそのままにズルズルと敗戦ムード濃厚であった8回。

良くも悪くも空気を変える男が8回のマウンドに立つ。

 

藤浪晋太郎、今日は

 

ジキルか?ハイドか?

 

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対 オースティン

 

1)スライダー  ● 140km/h

2)ストレート ○

3)スライダー  空振 141km/h

4)スプリット  空振 141km/h

 

対 宮崎

1)ストレート ○ 158km/h

2)ストレート ファール 158km/h

3)スライダー  空振 142km/h

 

対 牧

1)ストレート ○ 158km/h

2)スライダー  ● 144km/h

3)スライダー  ● 142km/h

4)ストレート  空振 157km/h

5)スプリット  ファール 141km/h

6)スプリット  空振 142km/h

 

この日最速は158km/h。

160には届かなかった。

いや、届かせなかったが正解だろう。

 

それくらいテンポ良く脱力もうまくいったように見えた。

 

何が違ったのか。

 

拙ブログの大いなる命題でもある「藤浪問題」

以前の記事で3回に渡って書かせていただいた。

 

 

 

風雲問題児・藤浪の問題点。

メンタル面は割愛し、簡単にあげると・・・

 

(1)「荒れ球」ではなく「抜け球」にある。

(2)「上半身と下半身の乖離」

 

この2点です。

 

この(2)がリリースを狂わせる大きな原因であり最大の障害なのです。

結果、「荒れる」し、「抜ける」「引っ掛ける」という安定しないリリースになる。

 

しかし昨夜はまさしく快投であった。

 

コントロールはまあまあ?であった。あくまで藤浪レベルのまあまあだが。

 

宮崎への初球、梅野のミットは外角低目だが藤浪の直球は対角の内角高めにいった。

 

2球目も同じ。梅野は外角低目に構えるが直球は内角高めへ。

こんどはボールゾーンだが宮崎がバットをだしてしまいファールボール。

 

最後は梅野のミットどおりにスライダーがキレて三球三振。

だが宮崎にしてみれば梅野が全球外角低めに構えているのは知らない。

 

内角の高めのストレートで2球押し込まれて最後逃げるスライダーを追いかけて空振りする。

 

こういうのを「荒れ球が持ち味」だと言う。

 

まぁ・・狙い通りにまずいかないストレート。

それがプロの投手か?という話だがとにかくゾーンに来ればOKであろう。

 

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昨夜のフォーム とオープン戦を比較してみる。

 

すぐに気がつくのが右手首のコック(手首を曲げて固めること)。

 

そしてボールを挟んでいる。(このあと投げるのはストレート)

足の上げ方も非常にゆったりと高く上げている。

 

 

OP戦

 

この頃は投げる前に三塁側に顔を向けていたがいまはやめている。

 

当たり前だ・・・。

コントロール悪いのに捕手から目を切るな・・。

 

足の上げ方も低いし、手首のコックもない。

 

この比較でわかるだろうか・・。

踏み出す足の方向が昨夜の方が捕手に向いている。

 

インステップをスクエアに修正している。

それは左足を高くあげることによって生まれる動きであり、どちらがどちらの産物なのかは判断できないが、結果、左の腰が「横」ではなく「縦(向き)」に回転しやすくなる。

 

背中越しに捕手を見ていた視線は昨夜では左肩越しに見える。

 

添え物のように太ももに置かれていたグラブは

昨夜の写真では力感を持って右腕をリードする「船頭」になっている。

 

倒れ込むようなフォロー(OP戦)から踏み出した左足でしっかり踏ん張って押し込めている。

顔の位置もご覧いただきたい。

最後までまっすぐ捕手を見れています。

 

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スライダーの時は挟んでいない。

グラブから握りが出るのもストレート・スプリットにくらべて遅いのでそのあたり癖となればわかるかもしれない。

 

しかし最初スプリッットの握りで(挟んで)

途中で握りを変える。

そんな器用な事が・・いや・・藤浪は器用な選手だった。

 

宮崎への2球目。158km/hのストレートを投げる場面。

手首をコックして指は開いている。

 

 

 

映像のキャプチャでブレて見にくいが・・

ここで指は揃っている。

 

事情に詳しい読者の方は気づかれると思うのだが・・・。

 

1)最初にボールを挟んで握り、途中で握り変える。

2)足をまっすぐ捕手方向にステップする。

3)最後まで両目で捕手を見ている。

 

この動きを実践していた投手といえば・・

 

 

 

 

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答えあわせには気が早すぎるかもしれない。

 

しかし、これが藤浪晋太郎の「快投」の理由だとすればあまりにも簡単すぎる答えではあり、しかしそれはとても嬉しい復活ロードへの第一歩だと思うのだ。

 

一番の遠回りは一番の近道であった。

そんなことに藤浪が気づいたのなら前途は明るい。

 

ウル虎ユニのおかげという噂もあるが・・・。

 

あと2試合。

とりあえずは7回、8回を投げるだろうからしっかり見届けたい。

 

「快投」の「解答」を。

 

 

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