1月にこういうブログ書いてました。
結論から言って、ここに書いてた中でも「時間がなくて削らなきゃ」となり、いくつか削ったものがあります。仕方ない。
その中での簡単な感想。前回のブログを引用して一言付け足しの形にします。
あくまで個人的な感想です。
【月】
・財閥復讐 (テレ東)
渡邊圭祐、瀧本美織、渡辺いっけい、高岡早紀他
母親がいなくなったあと、巨大な財閥に一家に引き取られて育ってきた主人公。ただし「この家に相応しくない奴」として、全員から虐げられてきた。
全員に復讐をして幸せを手に入れようとした直前、妻の裏切りにあい計画は失敗。
更なる絶望に陥ったが野心は尽きず、1人ずつ復讐をしていく。
チーフプロデューサーは祖父江さんです。
人間関係の作品は上手いイメージがあるけど、恐ろしいのもいけるんだなと..。さすがです。
裏切った妻、復讐の最後かキーパーソンになるだろう瀧本美織がえげつない。こういうの上手すぎるんだよね。
という感じでした。
これは最後まで見ました。最後までどう展開していくかわからずハラハラしてました。
ところが最終話の持っていき方で崩れた。
納得してない人多いんじゃない？と思ってしまったほど。こんな終わり方でいいの？と。
あまり多くは語らないが「いや、やりきれよ」です。あの形で進んでいくのがわからなくもないし、闇の過去という共通点があるところからは現実的かもしれないがやはり..という感じ。
【火】
・まどか26歳、研修医やってます！(TBS)
芳根京子、鈴木伸之、木村多江、佐藤隆太、奥田瑛二、渡邊圭祐他
お医者さんは、医師免許を取得したあと病院勤務になると、まず研修医という立場で2年かけて様々な科を回って、どこに行きたいかの志望を決めていく。そんな新人のお医者さんのストーリー。
医療系のドラマはよくあるけど、研修医って視線は独特だから見てる。
コードブルーの新人たちみたいなことかなってタイトル見て思ったけど、ぐるぐるいろんな科を回るから少し違う。
これも見ました。他の1話完結で進んでいくドラマと比較して残した。それぞれの恋愛の関係はあまり興味なかった (ごめん) けど、いろんな科を回ることで、人生を考えさせられた部分はあった。
病院だから、当然人が○くなる場面も出てくる。
生死と向き合うって大事で、絶対目を逸らしちゃダメなんだよね。
・地獄の果てまで連れていく (TBS)
佐々木希、渋谷凪咲他
主人公の佐々木希は、人殺しの娘と言われていたが、高校生のときに渋谷凪咲が寄り添ってくれて仲良しになる。ところが、その渋谷凪咲こそが狂気の人物で、再び闇に堕ちてしまう。そんな渋谷凪咲に佐々木希が整形をして復讐していくストーリー。
渋谷凪咲、別のドラマにも出てるけど、マジで恐ろしい。お笑いのセンス抜群の元NMBでバラエティも出て..って感じで女優的視点はなかったんだけど、完全にそのイメージついた。
財閥復讐と同じで、怖いけど先が気になる展開。
これは最後までわかりそうな展開ではあったけど、ドキドキしてた。ひたすらに渋谷凪咲の怖い部分を見たドラマだった。こんなの現実に起きたらマジで怖いよ。幼馴染がどうとか、昔仲良いがどうとか、そんなレベルの話じゃない。
【木】
・私の知らない私 (日テレ)
小野花梨、馬場ふみか、渋谷凪咲、小池徹平他
目を覚ましたとき、主人公は1年分の記憶を失ってしまっていた。その1年間で交際相手ができ、仕事も理想の場所になっていた。しかし、同時に「人を◯した」と言ってくる人がいるうえに、亡くなったと思っていた友人に奇跡的な再会をしたのに、その友人は主人公のことを恨んでいて..。真実は何かを追求していくストーリー。
これは主人公 (小野花梨) の友人の馬場ふみかが恐ろしい。あらゆる手を使って復讐をしてくる姿が怖すぎる。ただし、真実が何かがわからなくて、いろんな人が何かを目論んだり疑ったりして情報が錯綜している可能性が十分あり、展開が気になる。
空白の時間がだんだん埋まっていったときに、それぞれがどんな行動に出るのか、本当は何が起こっていたのか..。
最終話ではなく、その数話前から「本当に悪いのは誰」がわかってくるけど、それでも一気に情報を出さずに、主人公に少しずつ思い出させることでストーリーが難しくなる。その構成が上手い。
最終的な過去も踏まえての良い悪いは置いといて、馬場ふみかと小池徹平の怖さがやっぱ際立ってた。
【金】
クジャクのダンス、誰が見た？(TBS)
広瀬すず、松山ケンイチ、リリーフランキー他
リリーフランキー(父)が残した遺書を信じて、娘の広瀬すずが弁護士の松山ケンイチとタッグを組んで父を◯した本当の犯人を探していくわけだが..。
まずどう考えても犯人って人の冤罪を証明しないといけないし、そのために「じゃあ誰が？」が必要だし、どうするんだろうね。
広瀬すずの雰囲気、自分が昔見た『anone』に似てるかなと思ったけど、少し違ったかな。
これはじまりが遅かったから終わりも遅かったけど、見ていて面白かった。1つ前に書いた『私の知らない私』にも似てるけど、どんどん点と線が繋がって過去が明らかになる。
最終話は事実がほぼ明らかになったうえで、それをまとめていく感じだったけど、それもそれぞれの立場の隠してきたもの、明らかになったものを踏まえての感情があって見どころがありました。
何者かわからなくなるところ、それが明らかになっていくところ、その感情を揺さぶられる表現の部分で、広瀬すずは上手いなと思いました。
【日】
・御上先生 (TBS)
松坂桃李、吉岡里帆、岡田将生他
やはり日9のTBSは間違いない。どう考えても自分の好みって感じの作品。学校が舞台のものは結構好きです。
ただ『3年A組』とか『高校入試』みたいに、事件が起きたのを解決していくのではなく、現代の問題に立ち向かっていくってのが2話見てわかった。
結構深いところツッコんでるなって気はするけど、1話のインパクトが大きかっただけに、萎んでいかないかが少し心配 (そうなる可能性はある)。
それを裏切ってほしいのが1番の願望。逆にそうなれば、このクールでは圧倒的1番の作品になる。
まだ生徒が報道×神崎君ぐらいだから、他の生徒と現代の問題がどうマッチしてそれをひっくり返していくか。注目ですね。松坂桃李が上手すぎる。
と書いていた。
生徒それぞれが毎回ピックアップされてというわけではやはりなかったけど、何人かの家庭事情や問題がピックアップされる中で、社会側の構図が晒されていく。でもそれが大事。生徒が御上先生とのやりとりを通じて自分のことを考えて解決しようと努力する。上手くいかないこともあるけど、みんなで考える。
ちょっと今よりも未来型すぎる感じはしたし、実際にこういう形で社会の問題を解決できるかというと難しい気がする。
提起されたようなのは氷山の一角で、現代にもこれ以上の闇が潜んでいてもおかしくないとは思うけど、ドラマだからこそできた解決策だろうな。
でも、ドラマだからこそ表現できるし、見ている側としては面白い。松坂桃李と岡田将生の関係性も面白かった。神崎くんもよかった。
・フォレスト (テレ朝)
比嘉愛未、岩田剛典、松田美由紀他
復讐の物語。母がトップのブランフォレスト (大きなホテルグループ)の闇を見てきた娘の比嘉愛未は、付き合っている岩田と共に幸せになってそこから離れたかった。しかし、岩田の嘘が徐々に明らかになり、比嘉に近づいたのも..。さらに離れさせない母の力は強く..。
構成というか世界観としては財閥復讐に似てます。ただし、財閥復讐は家族から「出て行け」→復讐だけど、フォレストは権力を振りかざして後継者に勝手に指名して止まらせようとしてくる母。恨みや復讐としては同じだけど、主人公に向けられる構図は逆。母と娘の気持ちはわかりやすいので、岩田の動きが重要かな。でも母もまだ少し読めていない。先が気になるパターンです。
これも...最終回まで立場が入れ替わって怒涛の展開になったけど、終わるの早かったのが気になる。
3月1週目、8話で終了。元からその予定だったのか短くなったのかわからない。展開はいくつも伏線回収とかあって面白かったけど、それにしてはあっさりしすぎてた感もあった。
途中から母の展開ではなくなったね。
・ホットスポット (日テレ)
市川実日子、鈴木杏、平岩紙、角田晃広他
日テレ日曜22:30〜バカリズム脚本のドラマが再び誕生。「実は宇宙人なんです。内緒だからね？」。市川実日子と同僚のホテルで働く角田が衝撃の発言。実際あり得ない能力も持っていて..。HPによると、地元系エイリアン・ヒューマン・コメディーだそうです笑
本当にドラマを見ているというより、バカリズムが作った角田主演のロングコントを見ているという気持ちに毎回なってます笑
今回自分が他に見ているのが復讐系のが多い分、ここはのんびり笑って見てられます笑
会話のテンポ感とか雰囲気とか、この時間帯のドラマだなって感じするし、バカリズム感出てます笑
まさにこのまんまでした。最初から最後まで笑
しかも途中から宇宙人以外の珍キャラも出てきたし、面白さありつつ楽しみつつで異質な存在のドラマでした。
このクール、自分的には御上先生、クジャク、私の知らない私 (orフォレスト)だったかな。
4月クール、1月クールほど見る余裕なさそうだけどどうなるかなぁ。実際昨年は仕事場のチェンジがあったことも影響して4月クール0本だった気がするし。
まぁ色々見つつ楽しみたいと思います！
ちなみにこのブログ、300本目でした！
ライブに行ってないから更新頻度減ってるけど、自分のペースで頑張ります！
2年ちょっとで300本。