ちょいちょい「文句いってるだけとかダメだよ」「言いたいことは直接言おうや」みたいな話が出るやつで、職場でも話題にでることおおいし毎日のようにそんなこと言ってる記事も流れてくるし、特にそれに異論はないのだけど、しかし、いや、要はどこでどうやって文句いうかの違いでしかなくない?結局文句は言ってるじゃんとか思ったりすることもある。
だいたい何かするにつけ毎回毎回「いやです納得いきません納得いくまでやりません」とか言われれば個人的にはかなり面倒くさいし「気持ちはわかったから黙って仕事して」って言うだろうし、なんでもかんでも言いたいことあったら率直に言ってくれとも正直思ってなかったりする。要するに提案や意見はぜひ聞きたいし感想は個人の感想として聞くけど個々人のわがままを個別に聞いて仕事のやりかたに反映させる気はない、ということなのかもしれない。このへんはなかなか上手いこと説明できない。
組織ではたらく以上、「全てにおいて満たされていて不満ナシ」ってのは理想だろうけどそんなことはまぁ滅多にあるもんではなく、だいたいの人はなんかしら気に入らないこととか納得いかないことみたいなのがある。それは別に事業に将来性が見えないーとかもっと給料くれよみたいなよくありそうな話から、もっと言えば「あいつと仕事で関わるたびになんか無性にイライラする」とか「隣にすわってるやつの独り言がうるさい」みたいな表に出てこなさそうなとこまで様々だろう。
で、なんかしらそういう都合悪かったりムカついたりすることが続いたとき、影でコソコソ愚痴るのはよくないとか言いたいことは率直に対面で言おうとかというのは精神とか行動の話で、最終的にはその総和が組織の習慣とか文化とかにつながることだからとても大事なんだけど、個々人について言えばそういう態度とか言動とかよりも「で、なんか状況は変わったの?」「状況変えるために何したの?」ということのほうがはるかに重要視すべきことだと思う。
特に状況変えるつもりがないのに愚痴ってるだけとかは言ってしまえばムカつく対象をdisって楽しみながら溜飲下げつつ、(自分に同調してくれそうな人として選抜した)愚痴の相手から「大変だねー」「そんななか我慢して頑張ってるのえらいねー」「周りは全然わかってないよねー」「そういう視点で考えて仕事してるのって○○くんだけだよねー」「そだねー」みたいな反応もらって自己肯定感しっぽり味わって喜んでる以上のことはないので個人的にはそんなに良さそうな趣味とは思えないし、
同じく、なにか「具体的に」状況かえることを考えてないのにその場その場で好き勝手言いたい放題言ってるだけとかは言ってしまえば仕事においてはロクに感情の制御もできず自己中・自分本位な面倒な人、場合によっては「お前その年で第一次性徴期かよ」などと評価される他ないしそういう評価された人がアレコレわーわー言ったことでなんかが好転するってことはまぁこの世の中においてはまずないだろう。
とはいえムカつくことがあったら何にしたってムカつくのが人の性。
そこで、仕事ができる人とか仕事を頑張ってる人は、ムカついてるだけではなく「気に入らないからこうやって変えていこう」っていうマインドに変えて具体的になんかすればだいたいはなんか変えられる。
更に付け加えると「他人がそんな都合よく変わってくれるとかまずありえないからまず自分から」「それで他人もなんかちょっとでも変わってくれるならラッキー」っていう前提で具体的になんかするといい、逆の順序で気に入らない状況が変わるってのはまず起こらない話と思ってていい。とくに他人に対して「こう変わってほしいと何度も伝えてるのに変わってくれない」には「そりゃそうでしょ」でしかなく、あくまで自分を変えられるのは自分だけ、他人が変わるとしたらその人が「自分で」変わろうとした場合だけ。
「自分の周りで自分が解決できない問題は起こらない」とか言われてるのちょいちょい見るけど、経験上これは仕事においては9割以上正しいと思っている。だから自分の周りで気に入らないことがあるなら解決させようと考えて行動するのが基本的には良い場合がほとんど。
ぶっちゃけ何をどうやったって他人はそうそう変わらないけど、周りにいる他人がなにひとつ変わらなくても解決に向かえる問題なんていくらでも身の回りにある、本当にいくらでもある。
参考:上司は、期待する対象ではなく利用する対象として扱う
よくよく考えてみれば「気に入らないことを気に入らないと言い、それ以上のことをしようとせず、誰かが状況を変えてくれることを期待する」という振る舞いはイヤイヤ期の2歳児ですら既にできていることで、僕らのようにいい年した人間は「何かしら解決策を自分で考え実行することができる」「自分ひとりでできないことは誰かと協力してやる」のような基礎能力を備えているはずなので、あえて2歳児の彼らと同じようなふるまいを選択するメリットは大きくないと思う。
もちろん、「自分の周りで自分が解決できない問題は起こらない」というのは、「原理的には」解決可能な問題がほとんど、と言ってるだけであって当然ながら「いかなる問題も簡単に解決できる」わけではない。個々人にとってその問題が「解決可能だが極めて困難」な場合も多いだろう。
しかし「何度かやろうとしたけど状況変わんなかったからもう諦めた」ってのは「ちょっとがんばったけど結果でなかったからもうがんばらない」って言ってるのと同様で、たぶんなんか解決へのアプローチが悪いか純粋に下手くそなだけって考えたほうがいい、下手くそなら練習すればうまくなるしアプローチが悪いだけなら違うアプローチをすればいい。
これはマインドだの何だのという抽象的な話とか組織的などうこうみたいなルール秩序の話ではなく単なる仕事における方法論の問題としていい。
営業に例えるなら「がんばったけど売れませんでした」とか「商品悪いから売れません」とかで終わる営業マンがいる一方で、「この商品はこういう理由でこういう顧客に対してこそ販売していくべきと思うんです」とか「これまでこうやって売れなかったからこれからこうやります」みたいな姿勢の人もいる。同じ環境で同じ条件でもこういう姿勢と行動の違いで出てくる結果は変わってくるし、これは営業以外でも全く同じことが言えるだろう。
間違いないのは、「行動せず状況かわらず、しかし愚痴も文句も言わない」「行動せず状況かわらず、愚痴や文句はしっかり言う」「行動したが結果は状況変わらず、しかし愚痴も文句も言わない」「行動したが結果は状況変わらず、愚痴や文句はしっかり言う」はどれも結果としては「何もできてない」であって全く同じであり、「なんか行動してなんか状況かわった」場合のみ、何かしらの「仕事」ができたということ。社会人たるものやはり結果にこだわって行動するべきだろう。
実際には抽象的な「色々ムカつくわーないわー」みたいなのを何がムカつくのかもしっかり言語化できてない状態で全部まとめてなんとかできるかどうかみたいに考えるからとてもじゃないがなにも変えられなそうなだけで、コントロール可能なことと不可能なこと分けて、コントロール可能なとこを分類してさらに細切れにすれば一つ一つはまじでそこそこのタスク程度のレベルのことだったりすることも少なくない。誰かと10分話せば解決するような要素だって中にはあるだろう。
で、そういうことをしようとしてもうまくできないのが普通、それを上手にできる人はすごくデキる人、何をする気もないのにいつも文句言ってるとかそういうのはまぁ個人の趣味嗜好まで止めやしないしそういう自分が好きならどうぞ的な感じでしかないので、仕事においては普通以上すごい人をみんなが目指してもらえるといいと思う
で、そういう「気に入らないことがある」→「ムカつく」じゃなくて「気に入らないことがある」→「さてこれをどうやって変えていこうかね」って思考になるだけで、自然と「気に入らないこと、納得いかないこと」みたいなことが身の回りで発生してもまぁまずイライラしないし余計な負な感情が湧いてこなくなる、そうすると集中力があがるし仕事のパフォーマンスも上がるし総合的なQOLも上がるので、なんかムカつくことが多くてしばらくなにも変わってないなーってひとはぜひそうしてみてください
おまけ:本当に何一つ記事と関係ないけど最近自分とこで出したサービス まだ改良中だったり今後も品数増やしていきますがちゃんと安心して使える状態なので、暇なときとか漫画好きなひととかぜひどうぞ
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