借りは即返す(+貸しはたくさん作る) | 五反田ではたらく取締役のアメブロ

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ナイル株式会社という会社の取締役です。Webに関わる仕事と経営に関わる仕事をしています。

タイトル見てスラムダンク(29巻)山王戦の流川vs.沢北(+花道)のシーンを思い浮かべた人は少なくないだろう。



さて、何がいいたいかというと、バスケの話とかお金の話とかじゃなくて仕事のマインドセットの話。

  • 仕事では貸しをたくさんつくろう
  • 仕事で借りを作ったらすぐ返そう


という意気込みで仕事をしていると最終的には得するよ、この逆だとそのうちあなたが困ったときに助けてくれる人とか信用して何かを任せてくれる人が減ってくよという話。

[言いたいこと終わり]


で、ここでいう貸しを作るとはそんな大げさなものではなく「誰かが困ってたら手助けする」「相談されたら時間を惜しまず話を聞く」みたいな感じとして。

借りをつくるとは「助けてもらう」「相談のってもらう」みたいなこととして。

借りを返すってのは、「この前助けてもらったからこんど昼飯おごらせてください」でもいいし、「たくさん相談のってもらったから自分(たち)にできることあったら何でも協力しますよ」でも「次の依頼は最優先で対応しますね」でもなんでもいいとして。

どれも大したことというより、ちょっとした言葉や気持ちや物事や時間のやり取りみたいな感じのことだとする。



で、


誰かに貸したものは必ずしもすぐ返ってはこない、ひょっとしたらその人からは一生返ってこないかもしれなかったりする。

なぜなら「借りを作っても返さない人」「借りたことを忘れてしまう人」が世の中にいるから。場合によっては「借りを作った自覚もない」ということもあるだろうし、「合理的な理由があるから返さなくていい」と思ってる人もいるかもしれない。悪意の有無もまちまち。


こういう人に何かを貸して、最終的に返ってこなかったときに人が考えることは大きく2パターンあって、

 

  1. こんなんなら自分が損するだけだからもうやめよ
  2. まぁそういうこともあるけどそれはそれで仕方ないね

 

こんな感じ。

で、1のほうはまぁ合理的だしなにも間違ってないし、たぶん2の人とかって場合によっては搾取されたりするタイプの人かもしれない。少なくともその時点の損得でいえば1は得するし2は損してる。繰り返し起こったら2みたいな人だって「報われないな」とか思うかもしれない。


だけど、それでも貸しは作っといたほうがいいし、借りたらすぐ返したほうがいい。


もっというと、返ってくることを期待しないで貸しは作ったほうがいい。相手がすぐ返すことを求めてなくてもすぐ返したほうがいい。いつも完璧にできるかどうかはおいといて絶対そうしようとしといたほうがいい。


なんでかというと、まず個々の話でいうと、

  • そうしてると日々の自分の精神状態がよくなる
  • そうしてることを絶対誰かが見てるし、知ってる
  • そういうのはめぐりまわっていつか何かしらの形で自分に返ってくる

が、なぜかは説明しづらいけど間違いなくそうだから。

うちの社長が昔よく「陰徳を積むこと(誰も見てないところで善い行いをする)は大事」みたいなことを言ってたけど、それについてはとても同意している

※周りからどう見えてるか知らないけど、うちの社長は電車で高齢の方がいたら自分から率先して席譲ったりとか捨てられてる犬猫とかいたら拾って死ぬまでちゃんと面倒みたりするような側面があったり、根は良い人だったりする


これはなんか偽善みたいな文脈でもスピリチュアルなことを言いたいわけでもなくて、自分の中にうしろめたいことがあるとだいたい嫌なことがおこるし、体調崩したりする。何故か知らないがそういうことがおこる。

そういうのが立て続けにおこると実際に因果があるなしに関わらずバイオリズムを悪化させるし何においても集中力が下がる。これはほんとにそう。自分が大学生んときとかフリーターのときは特にそんなまともな人生送っておらず、まぁそういうのがひどかったので、なんというか痛感してる。

自分でも何言ってるかよくわかんないのだけど、とにかくまぁよくある。

まぁ逆もしかりということで、とにかく利己的であろうとすればするほど自分から利が遠のいていく、利他的になればなるほど利が自分に近づいてくる、みたいな作用がなんかしら世の中には働いているってことにしておく。

※全然違うかもしれないけどそういうことにしておけばいい。


個じゃなくて全体的な話でいうと、

  • 自分以外の誰かの利になることを当然のようにできる人が集まってる集団
  • 自分の都合だけ考えて自分の利ばかり優先しようとする人が集まってる集団

の2つの集団があったとして、どっちが自分が属したい集団かというとまぁ大体の人は前者だろうし、仕事をするうえでも後者みたいな集団のなかで仕事したいかと言われてこういうの大好き!っていう人なかなかいないだろう。


実際には、誰かのために行動できる人と、基本的には自分の都合でしか行動したくない人、が混在しているケースがほとんどだから、「それでも自分は貸すし、返す」を貫くのか、「だったら自分も貸さないし、返さない」みたいになっていくのか、の違いが大きい。

みんなが前者のスタンスを地でいけば全体的には結束強く協働性の高い強い組織になっていくし、みんなが後者のスタンスになっていけば組織というよりも利己的な個の集合体、になっていく。この辺はルールの話じゃなくて個人として、そして組織としてのマインドセットの話だと思う。


ここでも重要なのは「相手はどうであれ自分は」の精神を持ってる人がどれだけいるか。相手がそうしなくても自分はそうしようと思えるかどうか。


いや、思えるかどうか、じゃなくて思えたほうが仕事でも得するよ、QOLも上がるよ、と言いたい。


ちなみに新卒の人とか若い人みたいにこれから経験積んで成長していこう、みたいなとこにいる人はQOLとか関係なくこういう利他的?なマインドで仕事してると仕事力も経験値も人脈も社内外の評価もお金もいつかは全部よくなるよ、ただしそれがいつになるかは分かんないしなんか自分損してるなーって思うかもしらんけど絶対めげずにそのスタンス続けたほうがいいよ、(これが真逆になるとそれはもうひどいもんで目も当てられない感じになるよ)、というのは確実だと思ってるからそうしたほうがいい。


おまけ 

対顧客、対お客さまみたいな感じであれば、普通にやるべき仕事を提供するで貸し1。期待を超えるいい仕事をしてで貸し5。みたいな感じでだとして、例えば進捗確認されたら借り1、催促されたら借り5、1回納期遅れたら借り10、無断納期遅れで借り30、みたいな感じ。借りはすぐ作られるし貸しをつくるのはとても大変。借りがたまってくと信用負債みたいなのが利子付きでたまってって複利がすごくて利息返すので精一杯みたいな感じになるともう対等なコミュニケーションなんて無理、こっちの言い分は全部言い訳としてとられる。だから負債がたまらないように借りはすぐ返す。信用積むのは時間かかるし大変だけど崩すのはいつでもできる。書いてて思ったけどこれは身内でも同じか。

終わり