●今年は雪が降って寒い日もあったが、とんでもなく快晴で暖かい日もあった。2月だったと思うが、そんな日の夜、外気を取り入れようと窓を開けると満月が煌々と輝いていた。思わず携帯でパチリ。

●大寒を過ぎた頃だった。大寒気団が北九州まで南下し、雪が降り平地でも積もるだろうと予報されていたが、我が家付近ではちょっとだけで、すぐに融けてしまった。異常なドカ雪で苦労されている北国の皆さんに悪いような気がする。
我が家の玄関先に積もった雪 サザンカにわずか程度

山の雑木林の積雪状況。雪は空振りでした。


●ハネムーン期も終わったのか、薬が効き具合が悪くなって持病が進行しているようだ。このため身体が固くなり、手足の自由度不良、歩行困難、アゴの堅さによる涎と言語発声の困難さ等々、色んな症状が出ている。もちろんデイケアや訪問介護でリハビリ訓練を指導して頂いているのだが、アゴに関しては上の歯を見せるくらい笑うか、食べるか話すかして動かす事だという。と言うことで、口を動かすことに。娘達が子供の頃以来だから30年ぶりだろう。平日の午後、カラオケに妻と二人で行った。タブレットで曲を選んで歌うのだが、何とか操作して昭和の歌を唄った。私は舟木一夫、井上陽水、妻は山口百恵を。選曲に手間取ったのか1時間はあっという間に過ぎた。

出来は、というとひどいもの。声はかすれるは、小さな声しか出ていない。とても聴けたものじゃない。若い頃ギターでフォークを唄っていた頃とは大違い。我ながら情けない。次回は2時間にしよう。












 最低でも月一を守って細々と活動していた我がブログ、気付けば2月はとうに去って3月になっている。正月以降、極めて忙しい毎日を過ごしていて賀状の返礼もまだ手に付かない状態なのだ。特に欧州視察旅行でお世話になったN電機のEさんを始め、私の人生を形づくって下さった先輩達、妻の長年の友人など誠に申し訳ないと思っている。もしこの拙いブログに眼を運んでいたならば、妻共々元気で過ごしていることをお知らせしたい。

 令和7年になって、もう2か月過ぎた。トランプ旋風が吹き荒れているが、現役を退いた私には直接関係ないとして、新年の出来事を紹介する。まぁ、日記だ。

●まず小四の孫、杏ちゃん。昨年は2年連続でピティナの全国大会に出場出来たが惜しくも入賞は叶わなかった。そのピティナ出場者コンサートが1月下旬に響ホールで開かれた。二曲弾いたが熱の籠もった心地よい演奏だった。更に2月中旬にはピアノ講師の長女の友人の発表会にゲストとして招かれて出演した。殆ど毎日、2時間近くも練習しており、ひいき目を引いても上手くなっていると感じる。

響ホールで演奏する杏ちゃん(ピティナ出場者コンサート)


それとは別にバレエも習っている杏ちゃん、その間にバレエの発表会もあった。バレエのテーマは「眠りの森の美女」、杏ちゃんは「妖精達の踊り」を軽やかに踊った。それにしてもバレエシューズ(テューシューズ?)を見事に履きこなし、つま先立ちをしているのには驚いた。へぇー、やるもんだ!

ひびしんホールで「妖精達の踊り」  向かって右が杏ちゃん






遅れましたが兄弟旅行の続きを。
筑後川温泉桑野屋で温泉に浸かって、カラオケで楽しんだ私たち兄弟5人(女性陣は別行動だった)は、疲れも見せず2日目に突入した。この日も3男は色々と企画を立ててくれていた。

桑野屋の前で


 8時からゆっくり朝食を食べて10時に宿を出発。
●まずは日田の味噌醤油醸造所の見学。日田は江戸時代から味噌醤油の名産地として知られているが、その伝統を引き継いでいる原次郎左衛門味噌醤油蔵の工場見学をした。ただ、見学時は工場が休止期間だったが、代わりにラムネの製造現場を見学できた。で、お土産に味噌、醤油、ラムネを3軒分購入。

●続いてサッポロビール日田工場へ。運転役の3男には悪いが、ビールの試飲が出来ると思っていた。しかし平日の見学は午後1時から試飲開始と知らされ、がっくり。時計を見ると11時過ぎだった。缶ビールと瓶ビールを詰める流れラインを見るだけで工場見学を終えた。

●琴平温泉(立寄り湯)昼食の時間は12時から1時で予約しているというので、その間に温泉に入ることになった。琴平温泉、渓流に添って湯が沸き出ている露天風呂だ。渓流に小屋が点々と建てられてそこが脱衣場となっている。もちろん男女別々だが、家族風呂も有る。あまり寒くもなかったので湯に浸かりながら緑の空気を満喫した。

●私がのんびりとしていたので昼食の時間に遅れそうになったが、何とか間に合って、昼食。弟達はウナギにするというので私もウナギに。昨夕、今朝と旅館食を食べ過ぎたのでお腹は減ってなかったので食べきれるか自信が無かったが、案の定、少し残してしまった。


●ウナギを食べてエネルギッシュになった我々は、そのうなぎ屋でゴジラを見た。この近くでゴジラの案山子が展示されていると書かれていた。次の目的地は秋月城趾だが、その道にあるというので興味津々、寄ってみた。そして驚いた。まさにゴジラ。でっかい! 威風堂々としている。これが案山子? 藁で造られているから案山子なのか!
遠くからゴジラを




●続いて秋月城趾に訪れた。城郭はなく、曲輪や掘りなどが残っている。桜の名所でも有り、春は賑わうところだ。日が傾いて影が長くなってきて幾分寒くなってきた。やはり廃墟というのは寂しく感じるものだ。曲輪を見ながら戦争というものをしばし考えた。

●最後はお土産。日田天領水の里、「元気の駅」。道の駅で柿や椎茸などのお土産を購入して、帰路についた。家に着いたのが6時半、実に味の濃い旅行だった。私だけ妻が同行しなかったのだが、その分を弟達や嫁さん達が実に細かい所まで気遣って助けてくれた。本当に有りがたかった。兄弟の有難さを身に沁みて感じた旅だった。次回は関アジ、関鯖を食べに行こうと話が出ている。いつまでも仲良く元気でおりたいものだが、さてどうなるか。