修業が終わった次の日は、箱根湯本の温泉に1泊した。
5年前に勤続25年のお祝いとして、職員互助会から旅行券3万円分もらったのだが、なかなか行く機会がなく、そのままになっていた。退職をしたので、どこかに旅行をと思い、修行先から近い箱根で一泊して帰ることにした。
箱根は、噴火の警戒レベルが上がり、テレビ等でも連日報道されているのだが、ホテルを予約をしたのは、報道される前だったのと、箱根湯本は、立ち入り禁止区域からはかなり離れているので、予定どおり行くことにした。
ホテルに行く前に、箱根駅伝のコースを車で行ってみた。過酷なコースとは思っていたが、実際に車で走ってみると、こんなところを20k以上も走るのかと想像以上の過酷なコースだった。往路のゴール地点に行ってみたが、観衆がいないのでイメージしていたところと全然違い、こんな狭い道だったのかという感じがした。
宿泊したホテルは、箱根湯本の「ホテル南風荘」。平日とはいえ、あきらかにお客さんの数は少ないという印象だった。従業員さんによると、風評被害で宿泊客が大きく減っているということだった。
夕食は、部屋食でおいしくいいただけた。お風呂も広く、利用者も少なかったので、ゆっくりとできた。